インフルエンサーの一部がやっぱり、自説を展開してた

衝撃を受けた安倍晋三元首相の事件。

こう言った大きな事件が起こると陰謀論が必ずと言っていいほど湧いてきます。

案の定というかSNSでいわゆるインフルエンサーと呼ばれる人たちの一部が、自説として陰謀論的な投稿を繰り返していました。

陰謀論などをいうこと自体は、言論の自由だから問題はないと思う。

ただ、あの混乱の中、懸命に救命に携わってくれた多くの人たち、故人の功績まで貶めるような投稿があまりにも多かったと僕は思いました。

中には信じられないと思えるのが、この事件を「ヤラセ」や「茶番」だと本気で思っている人がいるということ。

まず単なる検索サイトのバグをスクショして「2日前に事件が用意されていた」拡散している人。

そしてそれを信じてあたかも陰謀論であるかもと実名系のSNSでまるで陰謀論のように投稿している人が実際に私の知人にいたこと。

他にも報道が早すぎるなどやメディアのヘリが先に病院に着いていたなどが陰謀論者にとって美味しネタだったのだと思う

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所詮は素人なのでプロの仕事は理解できないのだろう

正直なところ僕も素人なのでマスメディアや警察の行動の速さなどはどれくらいかはわかりません。

しかしちょっと冷静になって考えればわかることは山ほどあります。

まず安倍元手首相が応援演説に来ているとなればそれなりの人数の記者が現場にやってくるだろうということ。

そしてその目の前で事件が起これば、プロの記者であれば、すぐに本社というか上司に連絡を入れることはできると思う。

そうなればすぐにでもいまは、ニュース速報が打てるだろうと思います。

ヘリについても大きな事件ならすぐに飛ばせるだろうし、ヘリの速度を考えれば病院の行き先がわかればすぐにでも迎えるだろうということ。

ヘリの最高時速は約290キロで、空の上には障害物もないので最短距離で向かうことができるので安倍元首相が運ばれる先の病院がわかっていればドクターヘリに乗せている間に先回りできることなど容易なことだと思います。

安倍元首相を打った山上の身元についても、その場で身分証の確認などが行われていたということなので、ある意味情報漏洩ではあるけれど、その場にいた記者たちが聞き耳を立てて事件を伝えようとするなら、すぐにでもできただろうと思います。

やっぱり出てきた影武者説

ヤラセの根拠としてよくある都市伝説も拡散されていた。

「クライシス・アクター」と呼ばれる類のものです。

異なる事故や事件の現場画像から、似た人を見つけては「同じ人物が出ている=茶番」という頭がお花畑が人間がいます。

有名な女性のM・Hさんで実在の人物です。

テレビ局の人で現場のレーポートなどでいくつかの番組に映っていて出回っていることから陰謀露運を唱えている人に誹謗中傷されているそうです。

今回の事件でも救命措置をする人たちの中にいた女性がM・Hさんとされて、「やっぱり」と揶揄されていました。

本当に頭が沸いていると思う「安倍元首相生存説」、「本物は逃げている」「亡くなったのは影武者」など妄言がありました。

ゴム製のマスクを被った偽物という話もあったそうですが、「ミッションインポッシブル」の見過ぎかと思います。

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現実とフィクション区別がつかない人たち

本当に何を言っているのかわからないのが「耳の形が」とか「服装が」と映像や画像の映り方で騒ぐ人は確かにいます。

そして政治家や芸能人などの著名児は狙われやすいと思います。

あと、このあと溢れ出てくるだろうと思うのが、安倍さんの魂を降霊したとかいうエセスピリチュアル系の人間。

僕自身は降霊現象を本当に体験したことがあるので、一概に嘘とは言い切れないのですが、本当にそうしたことができる人というのは、絶対にそのことを口外することはありません。

断片的な情報で幼稚なことを言う人間の集まりというのは確かにネット上に存在すると思います。

今回の件についても「血があまり出てないから血糊だ」と不謹慎なことを言う人間もいた。

本当に気持ちが悪い。

さらに気持ち悪く悍ましさを感じさせるのが、真実をしているのが自分達だけで一般の人たちはマスコミやネットに騙せれていると妄想し見下していることだ。