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成功と幸福のバランスを見つける方法

成功と幸福のバランスを見つける方法

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

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この記事で伝えたいこと
  1. 成功と幸福のバランスの重要性
  2. 老子の教えから学ぶ自己理解の大事さ

この記事は2017年2月11日に投稿した『「共創」の思いが、未来を創りだす』を再編集したものです。

成功を追求するあまり、私たちは時に大事なものを見失ってしまうことがあります。

この記事では、成功と幸福のバランスを見つける方法について考えてみましょう。

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成功と恐怖の関係

「売上や収入を上げるには、勝ち抜かないといけない」。

「競合他社を蹴落としてでも」。

「あの人さえいなければ一番になれるのに」。

こういった氣持ちの奥底には、恐怖や不安、怒り、そして『負の思い込み』が潜んでいます。

「負けたらどうしよう」。

「資源やお客様は有限」。

そんな恐怖心や「思い込み」にとらわれている状態です。

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成功者の悩み

ある社長さんが教えてくれました。

その方は人生の大先輩であり、事業での大成功者です。

プライベートではプロ野球チームの大御所監督達とゴルフをされたり、古くからの友達であり上場企業の社長さん、政財界の大物等々、そうそうたる方と裸の付き合いをされています。

その方のあるイベントにお誘いいただいた時、こう教えてくれました。

「僕の友人で大企業の社長がいるんだけどね、彼は毎日死に向かっているよ…」。

「彼はね、今年商2000億なんだけど、『5000億円にしたい』『5000億円にしたい』と言って、毎晩胃が痛くて眠れない、不安で仕方がない、と僕に言うんだよ」。

「5000億を達成するために、ライバル会社を蹴落としたい、とも言っているんだよ」。

老子の教えから学ぶ

この話を聞いたあと、僕は老子の言葉が浮かんできました。

『人を知る者は智、自ら知る者は明なり。人に勝つ者は力有り、自ら勝つ者は強し。足るを知る者は富み、強めて行なう者は志有り。その所を失わざる者は久し。死して而も亡びざる者は寿』。

原文は

知人者智、自知者明。勝人者有力、自勝者強。知足者富、強行者有志。不失其所者久。死而不亡者壽。

意味は

「他人を理解する事は普通の知恵のはたらきであるが、自分自身を理解する事はさらに優れた明らかな知恵のはたらきである。他人に勝つには力が必要だが、自分自身に打ち勝つには本当の強さが必要だ。満足する事を知っている人間が本当に豊かな人間で、努力を続ける人間はそれだけで既に目的を果たしている。自分本来のあり方を忘れないのが長続きをするコツである。死にとらわれず、「道」に沿ってありのままの自分を受け入れる事が本当の長生きである」。

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成功と幸福のバランスを見つける

年商2000億の大企業の社長さんは「まだ足らない、まだ足らない」という思いに心が支配されてしまっていると言えます。

そして、会社経営の目的が「利益を得ることだけ」になっているのです。

もちろん、利益を得ること自体が悪いという話ではありません。

しかし、利益を得ることだけに意識が向いてしまい、本来の目的であったはずの社会貢献という崇高な目的が失われてしまったのだと思います。

僕自身も20代、30代の頃は同じように思っていましたから。

僕の場合は「2000億」というレベルではありませんが、「足るを知り」「なんのために」仕事をしているかの想いが明確になったとき、仕事は大きな志を持った「奉仕する事」という本来の意味の仕事になるのだと思います。

※仕事を志事と書く方がいらっしゃいますが、仕の意味の中には他者への貢献といった意味があり、志に近い意味が含まれているそうです。

まとめ

成功を追求することは大事ですが、それだけにとらわれてしまうと本来の目的を見失ってしまうかもしれません。

老子の教えにあるように、自分自身を理解し、足るを知ることが本当の豊かさと長続きの秘訣です。

あなたも、成功と幸福のバランスを見つけるために、自分自身を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

 

あなたが更に幸せになるために

今回の記事がお役に立てば嬉しく思います。

なお具体的な話はあなたが何を引き寄せたいかによって変わってきます。

具体的なご相談は引き寄せセッションにて承ります。

最後までお読みいただき有り難うございます。

感謝感謝


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