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頑張るって偉いことなの?
自己啓発や引き寄せのセミナーや書籍で「がんばらなくてもうまくいく」ということを声高らかにお伝えしてる人に違和感がある今日この頃
頑張ることってそんなにダメな事?
頑張らないことってそんなに偉いことなの?
と疑問に感じています。
しかも頑張らないを提唱してる人って結構上から目線で言ってくる方が多いようにも思います。
「まだ頑張ってるんだぁ、へぇ」
ってな感じです。
そういう言い方されたらあなたはイラってきませんか?
僕は「何やねんこいつ」って思ってしまいます。
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頑張る頑張らないはあなた次第
僕が行きついたのは、結局「頑張る頑張らないは、
自分のレベル次第」ってことだということ。
やりたい事とかがあなたのレベルにあった事というか習得が容易なことなら別に頑張らなくてもいいし、失礼な表現にはなるけれど、二流や三流のレベルでいいのであれば、がんばらなくてもだいたいはうまくいきます。
けれど一流のレベルになろうと思ったら頑張るというか努力というか訓練は必要だということ。
草野球のレベルでいいのであれば頑張らなくてもいいけれど、プロ野球やメジャーリーガーになりたいなら毎日の練習は必須です。
自転車もはじめは頑張って練習が必要ですが乗れるようになったら、頑張らなくても生活するために乗る程度であれば問題はないです。
けれどロードレースや競輪の選手になろうと思ったら頑張って練習や訓練って必要になってきます。
頑張らないは頑張るベクトルを変えただけかもしれない
がんばらなくてもうまくいく方法があるとすれば、法則性やデータにもとづく再現性を調べることで訓練や努力を減らすことにより、習熟にかかる時間を短縮することなのだと思います。
そのためには何をどれくらいやれば習熟できるかという分析が必要です。
先日「林先生が驚く初耳学」で、菊乃井の新人研修の内容が放送されていました。
これまで料理の世界というのは、先輩のやっている事を盗んで覚えるというやり方で料理を学んできたと言われています。
しかし菊乃井の新人は、先輩の料理人が手取り足取り教える事で料理を学んでいます。
料理長の村田 吉弘さんがいうには「先輩の背中見てたって料理なんか覚えられるわけがない、そんなことより先輩が手っ取り早く教えた方がすぐに覚える」とのこと。
僕自身も学生の頃、居酒屋でアルバイトをしていたのでわかるのですが、合理的にできることは分析して再現できるようにすると誰でもできます。
たとえばですが、菊乃井では大根を切るときでさえ定規で長さを測って一定の幅で切るそうです。
数値化やデータ化することでがんばらなくても誰でも同じ幅に切ることができます。
他の分野でも数値化やデータ化をすることでがんばらなくてもうまく行くことというのはたくさんあります。
一方で記憶するということも含めた体を使う事というのは、頭や体が記憶できるまで反復して定着させることは必須です。
ただこれも機械などを利用する事で頑張らなくても早く簡単にできるようになってきます。
便利になる事で今の世の中は頑張らなくてもいいことがどんどん増えてきています。
洗濯機や掃除機も自動化されるようになってきました。
けれど一方でその洗濯機や掃除機を開発するために頑張った人がいるのも事実
個人のレベルで快適に生活したいのであれば、がんばらないもいいと思います。
けれど誰かの役に立ちたいなら、頑張ることは必要なんだと思います。
そして頑張る方向を間違えないということが大事です。
多くの頑張っている方というのは、頑張る方向を間違っているように感じます。
誰かに認められたいから頑張る。頑張ってる自分って凄い。
こんな頑張りならやめてしまいましょう。
がんばらなくてもうまくいくと説いている人は、方向の間違えた頑張りをやめた方がいいと言っていることに早く氣付きましょう。
伝えようとしてる人の言葉が足りないから誤った解釈をする人が増えてしまうんでしょうね。
僕も氣を付けないと・・・
最後までお読みいただき有難うございます。
感謝感謝
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