
この記事を読むのに必要な時間は約 15 分です。
- 【なぜ引き寄せが起きない?】現実を変えたい人がまずやるべき心の整え方を追加しました
- 叶ったつもりで引き寄せる方法|無理なく続く習慣と僕の体験談を更新しました
- もっと欲張っていいんです欲を抑えなくていい|「大我」で叶う生き方と執着を手放す具体ステップを更新しました
- 引き寄せを現実にする行動5つの方法。守破離で理想を叶えるステップを更新しました
- 守破離の正しい順番を理解することが大事だと知る
- 自分の停滞は順番の誤解が原因かもしれないと氣づく
- 基礎に戻ることを「後退」と捉えず、未来のための選択にする
- 小さな行動から再出発する勇氣を持つ
本を読んだり講座を受けたりして、知識は増えているのに現実はあまり変わらない。
そんな感覚を味わったことはありませんか。
僕自身、過去に「どうしてうまくいかないんだろう」と深く悩んだ時期がありました。
もしかしたら、あなたも「守破離の順番」を少しだけ取り違えてしまっているのかもしれません。
この記事では、守破離を引き寄せに活かす正しい順番と、基礎からやり直すことの意味についてお話しします。
スポンサードリンク
守破離とは何か?引き寄せにどう活かされるのか
「守破離」という言葉を一度は耳にしたことがあるかもしれません。
でも、その意味を深く理解し、日々の行動にどう活かせるかまで考えたことはありますか。
引き寄せの学びを続けても結果が思うように出ないとき、この順番があいまいになっている場合があります。
ここでは、守破離の本来の考え方と、現実を動かすための視点を整理していきます。
知識を集めるだけでは終わらせず、実際に小さな行動を積み重ねるきっかけになればうれしいです。
守破離の原点は武道や芸術にある
守破離は、武道や茶道などで大事にされてきた学びのプロセスを表す言葉です。
- 守…教えや型を受け取り、くり返し実践して土台をつくる段階
- 破…守で培った基礎をもとに、他の方法や視点を取り入れ応用を試みる段階
- 離…教えから離れ、自分なりのやり方や考え方を自然に形にする段階
この三つの段階は、単に技術を習得するためではなく、学びを深めるうえで欠かせない考え方といわれています。
スポンサードリンク
引き寄せに置き換えるとどうなるのか
引き寄せを実践するときも、この守破離の流れがそのまま役に立ちます。
「守」は、基本の考え方や小さな行動を丁寧に試し、積み重ねる段階。
学んだ知識を、実際に日々の選択に落とし込んでいくことがここに含まれます。
「破」は、他のやり方や考え方を柔軟に取り入れながら、自分に合う形を探る段階です。
「離」は、知識や行動が自然に自分のスタイルとして定まり、迷わず続けられる状態です。
この順番を一つずつ踏むことで、知識がただの情報ではなく、現実を変える確かな手応えへ変わっていきます。
順番を守ることの意味
守破離の学びで一番大事なのは、順番を飛ばさないことだと思います。
知識を得ると、つい早く変化を求めて「破」や「離」に進みたくなることもあるかもしれません。
でも、守の段階をしっかり積み重ねていないと、基礎が固まらず、結果が続かなくなることが多いのです。
「行動が止まる」「成果が安定しない」「自己流に偏って苦しくなる」など、さまざまな形で表れます。
順番を大事にすることで、あなたが積み上げた学びが確かな支えになり、少しずつ現実を動かす力になります。
それは遠回りに見えても、最後にはいちばん確かな近道になるはずです。
スポンサードリンク
間違った守破離が現実を止める3つのパターン
守破離の大事さを知っていても、順番が崩れてしまうことはあります。
その結果、学びを重ねても思うように現実が動かないことが起こりやすくなります。
ここでは、特に多い3つのパターンを紹介します。
どれか一つでも当てはまる部分があれば、それは新しい一歩を踏み出すヒントになるかもしれません。
スポンサードリンク
パターン① 守を飛ばす(知識だけで行動しない)
最初のパターンは、知識を集めることに集中しすぎて、行動が置き去りになってしまうケースです。
本を読んだり、講座を受けたり、SNSでたくさんの情報に触れて「わかったつもり」になってしまうことがあります。
でも、守の段階は実際に行動し、小さな積み重ねを続けることが基礎になります。
頭の中で理解しても、現実で試さなければ結果は変わりにくいものです。
学びを成果に変えるには、知識を手に入れたあと、どんな行動を選ぶかがとても大事だと感じます。
もし今、学んでも変わらないと感じているなら、守を飛ばしていないか一度振り返ってみるのも良いかもしれません。
パターン② 守に閉じこもる(盲信し変化を拒む)
逆に、守の段階にとどまり続けてしまうパターンもあります。
これは、学びを深めるつもりが、いつの間にか「これだけが正しい」という思い込みになり、他の考えを受け入れられなくなる状態です。
確かな土台をつくることは大事ですが、変化を拒んで視野が狭くなると、学びは止まってしまいます。
引き寄せも同じで、やり方や考え方を一つに決めつけすぎると、柔軟さを失って苦しくなることがあります。
大事なのは、基礎を守りながらも新しい可能性を閉ざさない姿勢です。
守だけに安心を求め続けていないか、時々立ち止まって確認してみることが、次の成長につながると思います。
パターン③ 順番を入れ替えている(破・離を演じる)
最後のパターンは、守をしっかり築く前に「破」や「離」を先にやろうとしてしまうケースです。
これは、一見すると自己流を確立しているように見えますが、実際は基礎が固まっていないため、結果が安定しにくくなります。
例えば、知識を集めてすぐに「私はもう自由にやれる」と思い込むと、迷いが生まれたときに支えがなくなってしまいます。
僕も、守をある程度学んだだけで離れようとしたとき、思うように結果が出ず、もう一度基本に戻ることを選んだ経験があります。
順番を入れ替えると、学びが表面的になりやすいのです。
守をきちんと築いてから、自然に破や離へ進む。このシンプルな流れを大事にすることで、迷いが少なくなり、少しずつ現実に変化が表れます。
守を徹底することは失敗ではなく土台を築くこと
守破離の順番を考えると、「守に戻ることは負けなんじゃないか」と感じる方もいるかもしれません。
でも実際は、守を徹底することは遠回りでも後退でもなく、土台を確かに築くために欠かせない選択です。
僕自身の経験や、身近にいた人の話も交えながら、その意味を一緒に考えていきたいと思います。
「もう一度守に戻っても大丈夫」と思えるきっかけになればうれしいです。
守が結果を生む基盤になる理由
守をくり返すことは、すぐに目に見える変化がなくても確かな力を積み上げる時間です。
知識を行動に落とし込み、同じことを続けるうちに、考え方や習慣が自然に根づいていきます。
僕も、知識を集めるだけで結果を出そうとしていた時期がありました。
「これだけ学んだのに、なぜ現実が変わらないんだろう」と悩むことは何度もありました。
結局、もう一度守に戻って基礎を繰り返すしかなく、その繰り返しの中で少しずつ行動が変わっていきました。
守は恥ではなく力になる
「守を続けているのは遅れている証拠だ」と感じる方もいるかもしれません。
でも、それはむしろ大事な力を育てている時間です。
20年以上前の話ですが、僕の友人(女性)はとても優秀な営業でした。
その友人の後輩が、彼女に同行し、仕草・話し方・提案の順番を全部ノートに書いて徹底的に真似しました。
その後輩はわずか1年で同じ成果を出すようになりました。
これが守の力です。「真似る」ことは、一番早く実力をつける方法です。
守をやり切った先に見えること
僕自身、守破離のどこにいたのかは正直わからない部分もあります。
ただ、誰でもできるメンタルセラピーの元になった手法については、徹底的に真似て何度も受講し、自他ともに先生の一番弟子と言われるほど学びました。
でも、続けるうちに、先生の言っていることとやっていることにどうしても違和感を覚えるようになりました。
お金のためではないと言いながら年会費が繰り返し値上げされたり、集客に関する報酬の取り分で説明と違うことがあったり、信頼できない部分が増えていきました。
周りには、集客で目立つようになった講師が資格を取り上げられる場面もありましたし、僕自身も同じように目をつけられたと感じたことが何度もありました。
その経験がきっかけで、僕は離れることを選び、誰でもできるメンタルセラピーを作りました。
守をやり切ることは、良い面もそうでない面も含めて本質を知るための時間だったと思います。
もし今、守に戻ることをためらっているなら、それは決して後退ではなく、自分を守るための判断かもしれません。
スポンサードリンク
今の自分がどの段階にいるかを見直す
守破離を理解しても、いざ実践しようとすると「今の自分はどこにいるんだろう」と迷うことがあるかもしれません。
それは自然なことですし、迷うからこそ見えてくることもあります。
ここでは、自分の立ち位置を確認するための視点を紹介します。
どの段階にいても、それを知るだけで次の行動が選びやすくなるはずです。
知識と行動のバランスを振り返る
まずは、知識と行動のバランスを見直してみてください。
本や講座、SNSでたくさんの情報を集めることに時間を使っているなら、それは「守」を飛ばしているサインかもしれません。
逆に、学んだことを日常の中で具体的に試している時間が増えているなら、守を積み重ねている段階にいると言えます。
「行動にどれくらい時間を使っているか」を一度だけでも確認すると、自分の立ち位置が見えやすくなります。
行動が習慣になっているか
守から破に移る一つの目安は、行動が無理なく続くようになっているかどうかです。
考えなくても自然にできることが増えているなら、それは守を十分に重ねてきた証です。
逆に、「頑張らないと続かない」「やっているつもりだけど結果が出ない」と感じるなら、まだ守の段階を深める余地があります。
習慣になるまで小さく繰り返すことが、結果を安定させる力につながります。
どこにいても間違いではない
守・破・離のどこにいるかを知ることは大事ですが、そこに正解や不正解があるわけではありません。
「まだ守にいるのは遅いのでは」と感じる必要もありません。
むしろ、基礎を何度も見直す人のほうが、後から大きな変化を生むことが多いです。
今の自分を知ることは、次の一歩を選ぶための出発点です。
焦らずに、一度立ち止まって自分を見つめる時間を持ってみてください。
守に戻るために今日からできること
「もう自分は破や離の段階だ」と感じている方もいるかもしれません。
知識をたくさん学び、挑戦してきた経験は決して無駄にはなりません。
でも、僕がこれまで見てきた多くの方が、守をもう一度深めることで想像以上の手応えを感じています。
ここでは、今日からできるシンプルな行動をお伝えします。
一度基礎に戻ることで、積み上げてきたものが確かな力に変わるはずです。
小さな習慣を一つ決める
まずは、無理なく続けられる習慣を一つだけ選んでみてください。
たとえば「一日一回、学んだことをどこかで行動に移す」「その日に選んだ行動を短く記録する」など、小さくて大丈夫です。
大事なのは結果を急がず、続けることを優先すること。
小さな行動の積み重ねが、気づいたときに大きな自信になります。
結果より「行動を積む」を意識する
基礎に戻るとき、やはり「早く変化を感じたい」と思うのは自然です。
でも、結果ばかり気にしていると、行動の手応えが薄れやすくなります。
だからこそ「今日はどれだけ行動を積めたか」を最初の基準にしてみてください。
続けるうちに、思いがけないタイミングで変化は現れます。
それを信じて、一歩ずつ続けていきましょう。
サポートを受けるのも一つの選択肢
もし「一人では続けられるか不安」「何から始めたらいいか分からない」と感じるときは、無理に抱え込まなくて大丈夫です。
僕自身がサポートする個人セッションを活用していただくこともできます。
あなたの状況に合わせて、今どこにいるのか、どんな行動から始めればいいのかを一緒に整理する時間です。
基礎に戻る勇氣を支える選択肢として、必要なときは遠慮なく使ってください。
スポンサードリンク
まとめ
引き寄せを学んでも現実が動かないと感じるとき、その理由は特別な才能や知識が足りないからではないかもしれません。
むしろ、多くの方が「守破離の順番」をほんの少しだけ取り違えてしまっていることが原因だと感じます。
守を飛ばしたり、逆に守だけにとどまったり、破や離を早く演じようとしたり。
僕自身も、同じように迷い、何度も立ち止まってきました。
だからこそ、基礎に戻る選択を「後退」ではなく「次の成長の準備」として受け止めてほしいと思います。
もし今、あなたが「どこにいるんだろう」と不安を感じるなら、一度立ち止まって、自分の行動や気持ちを振り返ってみてください。
守を徹底すること、行動を積み重ねること、それがきっと遠回りに見えて一番の近道になるはずです。
そして、どうしても一人で進むのが難しいと感じるときは、必要に応じてサポートを受けてください。
個人サポートでは、今のあなたに必要な視点や小さな行動を一緒に整理することができます。
焦らず、比べず、あなたのペースで一歩を積み重ねていってください。
守を選ぶ勇氣は、必ず未来の力になります。
あなたが更に幸せになるために
今回の記事がお役に立てば嬉しく思います。
なお具体的な話はあなたが何を引き寄せたいかによって変わってきます。
具体的なご相談は引き寄せセッションにて承ります。
最後までお読みいただき有り難うございます。
感謝感謝
引き寄せに関する疑問・質問・相談・セッション・講座の申し込みは下記フォームより気軽にメールください。