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- 初詣で願いが叶わない本当の理由|氏神様・お賽銭・宣言のコツで引き寄せを強める方法を追加しました
- 引き寄せが起きない原因は“覚悟と決断”の欠落だったを追加しました
- 本気で引き寄せが起きない人が最初に見直す大事な三つのポイントを追加しました
- 【人は鏡】イラッとする相手が教えてくれる本当のサインを追加しました
- 本音のゴールより“その場で楽な方”を優先してしまう時がある。
- 失うことを避けようとして、新しい一歩を止めやすくなる。
- 決める場面で先送りし、動きたいのに流れが止まってしまう。
- 弱さが働き、責任を避ける方向に流れ、同じ場所にとどまりやすくなる。
- 願いが来ていても“受け取る瞬間だけ”理由をつけて外してしまう。
僕は「引き寄せの法則」という言葉をあまり使いません。
代わりに“引き寄せ”と呼んでいます。
偶然とは思えない体験を重ねてきたからこそ、これは人生の知恵として伝えたいと思っているんです。
本を読み、セミナーに行き、ワークも続けているのに、思ったようにつながらないことがあります。
やることは続けているのに、望んでいた結果に届かない場面が出ることがあります。
これは、努力ではなく「必要な場面で別の行動を選んでしまうこと」が重なっている場合があります。
受け取ってよい場面でも、理由をつくって断ってしまうことがあります。
行っても問題のない場面でも、「今日はやめておく」と判断してしまうことがあります。
望んでいた内容でも、「思っていた形ではない」と言って外してしまうことがあります。
こうした小さな判断が続くと、本来ほしかったものが手元に残りにくくなります。
この記事では、この「必要なものを自分で外してしまう行動」に気づくために、よく起きる部分をまとめています。
読んでいて整理しづらいところが出てきたと感じたときは、人に頼るほうが早い場面もあります。
この記事が役に立ったら投げ銭をお願いします。
この記事は 2018年 7月 12日 に公開された記事「引き寄せが起きない人 の3つの特徴」をリライトしたものです。
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こんなに頑張ってるのに・・・
- 本も読んでいる。
- セミナーにも参加している。
- ワークも続けている。
- 必要だと思うことは一通りやっている。
- それでも「このまま続けて大丈夫か」と不安になることがある。
この状態の人は、行動が足りないわけではありません。
多くの場合「何を選ぶか」の基準が、望んでいる方向と噛み合っていません。
頭ではこうなりたいと思っているのに、日常の選び方が別の前提で動いていることがあります。
行動量の問題ではなく、どの基準で選んでいるかの問題になっていることが多いです。
ここでは、そのズレが起きやすいポイントを三つに分けて整理していきます。
望むゴールがその場その場で入れ替わっている
「こうなりたい」と決めているつもりでも、その場その場で優先しているゴールが入れ替わっていることがあります。
今日は「お金を増やしたい」と思っていても、いざ選ぶときに「失敗したくない」を優先してしまうことがあります。
別の日には「人間関係を良くしたい」と思いながら、その場の空気を乱さないことだけを優先してしまうこともあります。
このように、その瞬間ごとに違うものを一番上に置いて選ぶと、長期で見たときにゴールが定まりません。
本音のゴールよりも、その場で楽なゴールを優先すると、結果が散らばりやすくなります。
頑張っていても「何に向かっているのか」が毎回変わるため、積み上がっていく感覚が持ちにくくなります。
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判断の基準が「減らさないこと」に偏っている
選ぶときの基準が「増やすかどうか」ではなく「減らさないかどうか」だけになっているケースも多いです。
時間を減らしたくない。
お金を減らしたくない。
今の人間関係を乱したくない。
このように「今あるものを守る」だけで判断すると、新しい選択はほとんど通らなくなります。
表向きは「前に進みたい」と思っていても、実際の場面では「失わないほう」を優先している形です。
その結果、行動は増えているのに、選んでいるラインは変わっていないため、状況も変わりにくくなります。
決める場面で結論を先送りにしている
最後の一歩を決める場面で「もう少し様子を見てから」と保留にしてしまうことがあります。
申し込むかどうか。
受け取るかどうか。
続けるかやめるか。
こういった場面で、はっきり決めずに先送りを繰り返すと、選択肢だけが増えていきます。
決めないままにしておくと、実質的には「今は動かさない」という選択になっています。
本人は動いているつもりでも、肝心なところは保留のままなので、結果だけが据え置きになりやすくなります。
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流れを変えるなら、ここで決めて動く
この記事の内容に当てはまる部分があるなら、ズレをそのままにしても状況はほとんど変わりません。
判断の基準が整うと、選ぶ行動が変わり、望んでいる方向に現実が動き始めます。
一人で続けても変化が小さいと感じているなら、ここで立て直したほうが早いです。
流れを確実に変えたい人は、僕の個人サポートを使ってください。
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自分を受け入れていない
引き寄せが起きにくい人の共通点として、行動そのものではなく「自分をどう扱っているか」の基準がずれていることがあります。
前に進みたい気持ちがあっても、内側で自分を評価する基準が低いままだと、選ぶ行動が望む方向と噛み合わなくなります。
特に自己重要感・自己肯定感・自己受容のいずれかが欠けていると、判断の基準が本人の望みよりも低く固定されます。
その結果、本来なら「進んでいい」場面でも、自分を理由に止めてしまうことが増えていきます。
基準が低く設定されたまま、選択が無意識に“安全側”へ偏る
自分を低く扱っていると、選択の基準が「望みに進むか」ではなく「今の自分に合っていそうか」にすり替わります。
このすり替えは無意識に起きるため、自分では気づきにくい特徴があります。
例えば、進めば状況が変わる場面でも「今の自分には難しい」「もう少し様子を見る」と判断して外すことがあります。
これは弱さではなく、基準が低く設定されたまま固定されているために起きる判断です。
基準の低さ=行動を止める理由を正当化しやすくなる構造になっているため、選択が“今のまま”に寄りやすくなります。
行動量を増やしても、選ぶライン自体が変わっていないので、結果が動きにくい状態になります。
価値の自己評価が“判断の根拠”として使われてしまう
「どうせ」「自分なんて」「無理かもしれない」「迷惑をかけたら嫌だ」という言葉が出てくるとき、問題は発言そのものではありません。
問題は、これらの言葉が“判断の根拠として使われている”ことです。
例えば、レベルを上げる選択肢が来たときに「自分にはまだ早い」と判断するのは、事実ではなく“自己評価”を基準に選んでいる状態です。
望んでいる方向に進みたいはずなのに、実際の行動は「自分の評価の範囲内で選ぶ」形になっていきます。
この状態が続くと、望んでいる未来よりも“自分が許容できる未来”のほうが優先されるため、現実が大きく動きにくくなります。
自己評価が低いほど、未来の選択肢は狭くなり、受け取れる量も減っていきます。
受け取る場面で“変化への抵抗”が働き、最後の一歩を止めてしまう
自己受容が弱いと、望んでいた内容が届いたとしても「扱いきれないかもしれない」「迷惑になるかもしれない」と理由をつけて止めやすくなります。
これは慎重さではなく、変化が進むことへの抵抗が強く働いている状態です。
受け取ると状況が動き始めるため、無意識の部分が「今の自分では負担が大きい」と判断してブレーキをかけます。
どれだけ行動を増やしても、最終的に受け取る場面で止めると、結果として「何も変わらない」状態になりやすくなります。
この“最後の一歩の拒否”が続くと、本人は頑張っているつもりでも、現実側は動かないまま固定されます。
自己受容が整うと、変化を受け入れるための負荷が軽くなり、選択がスムーズになっていきます。
基準を整えて流れを変えるなら、ここで動く
ここまでの内容に当てはまる部分があるなら、基準を整えないまま行動を増やしても結果は大きく変わりません。
判断の基準が整うと、選ぶ行動が変わり、結果に反映されるスピードが一気に上がります。
流れを確実に変えたい人は、先に基準を立て直したほうが早いです。
同じ行動でも、基準が変われば選択が変わり、結果が変わります。
本気で流れを変えるなら、僕の個人サポートを使ってください。
弱者でいたい
引き寄せが起きにくい人の中には、自覚がないまま弱い立場にとどまろうとする動きが出ることがあります。
行動したい気持ちはあるのに、決める場面になると理由をつけて止まってしまう。
その裏には、自分で動くよりも「弱い側でいた方が楽」という仕組みが働いています。

「被害者でいる方が楽なのだ。弱者だからこそ不平を言うのではない。
不満をこぼしたいからこそ、弱者の立場に身を置くのだ。彼らは望んで『弱者』になるのだよ」
ともう一つ
「本当の自由とは誰かに与えてもらうものではない。自分で勝ち取るものだ。
しかし民は自分以外の誰かにそれを求める。自分では何もしないくせに権利だけは主張する。
救世主の登場を今か、今かと待っているくせに、自分がその救世主になろうとはしない。それが民だッ!」
高校生の頃に読んだこの場面は、人の弱さを容赦なく突いてきました。
そして、大人になって数多くの相談を受けてきた今、この構造は現実にもそのまま当てはまると感じています。
① 弱い立場にいると「責任を持たなくていい」と感じてしまう
人は弱いときほど、自分の行動に責任を持つことが重く感じられます。
すると、「環境が悪い」「周りが理解してくれない」という理由を使いやすくなります。
責任を減らしたいから、弱い側に立つ方が楽になる。
この時点で、決断の主体が自分から離れてしまいます。
② 弱さがあると、行動ではなく“不満”に気持ちが流れる
弱いとき、人は行動より不満を選びます。
動くより文句の方が気が楽だからです。
「もっと良い方法があるはず」「誰かが正解を教えてくれるはず」という思いもここで強くなります。
その結果、やる気はあるのに一歩が出ない状態が続きます。
③ 決める場面になると、弱さが“止める理由”を探し始める
弱さが出ていると、決断の瞬間だけ判断が鈍ります。
本当は進みたいのに「もう少し様子を見よう」「まだ早いかもしれない」という理由を探してしまう。
やりたくないのではなく、弱さが決断の手前であなたを止めてしまうのです。
ここで逃げが続くと、現実が何年も同じ場所に固定されます。
弱さとどう向き合えばいいのか
まず、弱さ=悪ではありません。
誰だって弱い瞬間がありますし、時には逃げてもいい。
何でもかんでも逃げないで踏ん張っていると、僕のように心が壊れてしまうこともあります。
僕自身、昔はすぐに逃げる人間でした。
「逃げてばかりではいけない」と思って、ある時期から一切逃げないようにしました。
結果、心が限界を超えて、鬱になり、1年間ほぼ寝たきりの生活になりました。
この経験から強く感じるのは、逃げるかどうかの問題ではなく、“逃げていい時と逃げてはいけない時を見極める力”が必要だということです。
弱さは否定するものではなく、扱い方を学ぶものです。
弱さを克服したいなら
弱さは自分だけで向き合うと甘くなります。
甘くなるほど決断は後回しになり、今と同じ場所にとどまり続けます。
もしあなたが「そろそろ変わりたい」と思うなら、ここが区切りをつける最適な段階です。
弱さを一度しっかり断ち切るだけで、進む速度は大きく変わります。
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引き寄せたのに受け取らない
引き寄せが起きにくい人の中で、意外に多いのが“受け取りの段階で自分で止めてしまう”という現象です。
欲しいものを願っているのに、いざ目の前に流れてきた瞬間だけ手を出さない。
これは能力の問題でも、運の問題でもありません。
“受け取りの瞬間だけ判断が鈍る”という、ごくシンプルな構造です。
引き寄せは回転寿司のレーンのようなものです。
あなたが注文したお皿も、他の料理と同じようにレーンに乗って流れてきます。
目の前に流れてきたら、本来なら手を伸ばすだけでいい。
ところが、引き寄せや願望実現になると、注文したお皿が目の前に来ても取らない人が驚くほど多いのです。
「あれ?思ってたのと違うかも」
「まだ早い気がする」
「自分なんて受け取れない」
そんな理由をつけて、目の前を流れるお皿を何度も見送ってしまう。
受け取れない=現実が変わらない、ではなく、“自分で止めている”だけです。
① 思っていた形と少し違うだけで拒否してしまう
現実は願い通りに動くこともありますが、細かい形まですべて一致するとは限りません。
にもかかわらず、ほんの少しイメージと違うだけで「これは違う」と判断してしまう。
せっかく来たチャンスを、自分の方から切ってしまうのです。
これは判断が間違っているのではなく、受け取りの基準が狭くなっているだけです。
② 本当は受け取りたいのに「自分なんて」と止めてしまう
受け取れない理由の多くは「自分なんて」という思い込みです。
価値がないわけでも、力が足りないわけでもありません。
ただ、自分を受け入れきれず「受け取っていい」と許可を出せない状態になっているだけです。
願いは来ているのに、最後の“許可”の部分だけ自分で止めてしまう。
③ 受け取りの瞬間だけ、弱さが理由を探し始める
受け取ると現実が動きます。
変化が起きると、責任も生まれる。
それが怖くなると、弱さが「まだ早い」「違う気がする」という理由を作ります。
やりたくないのではなく、変化の直前にだけ弱さが顔を出すのです。
この“最後の一歩だけ外す”癖が続くと、チャンスは何度来ても流れていきます。
受け取りやすくなるために必要なこと
受け取れないこと自体を責める必要はありません。
ただ、受け取りの瞬間だけ判断が歪む仕組みがあることを知っておく必要があります。
この歪みを整えるだけで、流れは驚くほどスムーズになります。
受け取りやすい人は、特別な力があるのではなく、“受け取る判断が素直に出せる”だけです。
受け取りの歪みを手放したいなら
受け取れない原因は、自分では気づきにくい場所にあります。
自分で気づけない場所だからこそ、同じ判断が何年も繰り返されるのです。
ここをしっかり整えると、受け取り拒否が消え、現実の変わり方が一気に加速します。
引き寄せが“来ているのに受け取れない”状態を終わらせたいなら、今が区切りどきです。
まとめ
結果が変わらないのは“行動量”ではなく“選び方の基準”が原因
引き寄せが起きにくい人に共通しているのは、行動が足りないことではありません。
本も読んでいるし、セミナーにも参加しているし、ワークも続けている。
必要だと思うことは一通りやっている。
それでも現実が変わらないとき、原因はいつも“どの基準で選んでいるか”にあります。
- 望むゴールがその場その場で入れ替わっている
- 判断の基準が「減らさないこと」に偏っている
- 決める場面で結論を先送りにしている
- 自分の基準が低く設定されたまま固定されている
- 弱さが判断を止めてしまい、責任を避ける方向に流れる
- 受け取る段階で“最後の一歩”だけ外してしまう
どれも行動量とは関係ありません。
行動の「量」ではなく、行動を選ぶ基準のズレが結果を止めています。
この基準が整うと、選ぶ行動が変わり、その選択が現実を変えていきます。
逆に、基準が整わないままでは、どれだけ動いても「同じ場所」を回り続けます。
現実を変えたいなら、基準を整えるのが一番早い。
この記事の中で当てはまる部分があったなら、今が立て直すタイミングです。
本気で流れを変えたい人は、僕の個人サポートを使ってください。
あなたが更に幸せになるために
今回の記事がお役に立てば嬉しく思います。
なお具体的な話はあなたが何を引き寄せたいかによって変わってきます。
具体的なご相談は引き寄せセッションにて承ります。
最後までお読みいただき有り難うございます。
感謝感謝
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