引き寄せ実践塾

引き寄せ実践塾は、今まで、引き寄せ関連の書籍を読んでも、セミナーに参加しても引き寄せが起きなかった方に本当に引き寄せるために何を考え、どう実践していくかをお伝えし、引き寄せが起こせる習慣を身につけていただく場です。

足るを知るが嫌いでも叶う!引き寄せ成功の秘訣とは

足るを知るが嫌いでも叶う!引き寄せ成功の秘訣とは
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この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

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足るを知るの本来の意味とは

「足るを知る」とう言葉は、あなたも聞いたことがあると思います。

しかし、実際は

老子の言葉の一説からとらたものです。

その言葉が

「知人者智、自知者明。勝人者有力、自勝者強。知足者富、強行者有志。不失其所者久。死而不亡者壽」

人を知る者は智、自ら知る者は明(めい)なり。人に勝つ者は力有り、自ら勝つ者は強し。足るを知る者は富み、強(つと)めて行なう者は志有り。その所を失わざる者は久し。死して而(しか)も亡びざる者は寿(いのちなが)し。

意味

他人を理解する事は普通の知恵のはたらきであるが、自分自身を理解する事はさらに優れた明らかな知恵のはたらきである。他人に勝つには力が必要だが、自分自身に打ち勝つには本当の強さが必要だ。満足する事を知っている人間が本当に豊かな人間で、努力を続ける人間はそれだけで既に目的を果たしている。自分本来のあり方を忘れないのが長続きをするコツである。死にとらわれず、「道」に沿ってありのままの自分を受け入れる事が本当の長生きである。

足るを知る者は富み=満足する事を知っている人間が本当に豊かな人間

の一節だけを切り取り「足るを知る」だけが今よく使われるようになってます。

ところで・・・

この言葉ってどんな人に向けられた言葉だと思います?

この言葉だけに限ったものではないのですが、老子の言葉(思想)というのは、弱者を擁護し、敗北者を慰める趣旨ではなく、当時の権力者や富裕層などの強者や強者になろうとする人たちへの訓戒だったと言われています。



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足るを知るの落とし穴

「足るを知る」という言葉は、一見すると少し考え方を変えるだけで幸福感を得られる、素晴らしい教えのように思えます。

しかし、この考え方には注意が必要です。

間違った使い方をすると、あなた自身の可能性を狭めてしまうかもしれません。

「足るを知る」が持つ二つの危険性

まず、いま手にしているものだけで無理に満足しようとすると、それを使い尽くして終わってしまう可能性があります。

例えば、これ以上の努力をしないと決めてしまうと、成長の機会を自ら手放してしまうことになるかもしれません。

これは、心の中で「もっと進みたい」という氣持ちを無視することになりかねません。

さらに、この考え方を弱い立場の人が取り入れた場合、結果として強い立場の人ばかりが利益を得ることになる恐れもあります。

なぜなら、「足るを知る」が庶民の向上心や嫉妬心を和らげる役割を果たすと言われているからです。

その結果、「持てる者」の立場がより安泰になり、不公平が拡大する可能性もあるのです。

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古典『老子』の解釈が示す教訓

『老子』は、こうした効果を狙うには都合の良い古典であると言われています。

楠山春樹氏の著書「老子入門」では、《老子の思想は、弱者を慰めるものではなく、むしろ強者への訓戒である》とされています。

つまり、『老子』の教えは、強者やその地位を目指す人に向けられたものだという解釈があるのです。

このような背景を考えると、「足るを知る」の教えを取り入れる際には、慎重であることが大事だと感じます。

それが本来の目的と外れた使われ方をしているかもしれないからです。

スピリチュアルと「足るを知る」の関係

最近では、スピリチュアル関連のブログや引き寄せを教える場面でも、中国古典が引用されることが増えています。

これ自体は良いことですが、言葉の意味を深く考えずに受け入れてしまうと、引き寄せがうまくいかない理由を自分の責任だと感じる人が増えてしまう可能性もあります。

その結果、セミナーを主催する人が利益を得る構図になりかねません。

「足るを知る」を取り入れる際には、あなた自身の氣持ちや目的を大事にしてください。

本当に必要なものとそうでないものを見極めることが、引き寄せを成功させる秘訣かもしれません。

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足るを知るだけでは不十分

「足るを知る」という教えには重要な学びがあります。

しかし、それだけで歩みを止めてしまうと、あなたの成長の機会を逃してしまうかもしれません。

本当に大事なことは、自分の心と向き合い、他者を理解する知恵と自分自身を知る明を身につけることです。

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努力を続ける意味を見失わない

「足るを知る」を誤解して歩みを止めるのは、もったいないことです。

あなたが目指している目標があるならば、達成されるまで満足する必要はありません。

途中で満足してしまうと、目標への道を歩むエネルギーが失われてしまうかもしれません。

引き寄せを実践する上でも、努力を怠らず、進み続ける心構えが求められます。

これは自分の感情をコントロールし、より高い意識を保つことにもつながります。

目標を見失わずに努力を続けることが、あなたの未来を形作る力となるのです。

心理テクニックに惑わされない

自分の現状に満足するために、他者と比較する方法を使う人もいます。

たとえば、途上国の人々を引き合いに出し、「自分はまだ恵まれている」と感じさせる手法です。

このような比較は、一時的な安心感を与えるかもしれません。

しかし、それは根本的な解決にはならず、心理的な限界を生み出す原因になりかねません。

あなたの人生において、本当に必要なのは「自分がどうありたいのか」という視点です。

他者との比較ではなく、あなた自身の心の中で感じる充実感こそが、引き寄せを成功させる鍵だといわれています。

本当の満足と引き寄せの成功

「足るを知る」という考え方は、時に成長を阻害することがあります。

しかし、それは目標を達成した時に初めて意味を持つのです。

もし目標が達成されていないのに歩みを止めてしまえば、同じところをループし続ける可能性があります。

そのため、僕がおすすめする誰でもできるエネルギーワークや誰でもできるメンタルセラピーを取り入れてみてください。

これらの方法を活用すれば、心を穏やかに保ち、輝く未来への扉を選べるようになります。

満足するのは、あなたの夢が現実になった時で良いのです。

願望実現体質になりたいなら、足るを知るレベルまで駆け上がりましょう

次のページでは引き寄せにおいての足るを知るの意味を解説していきます。

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