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この記事を読むのに必要な時間は約 15 分です。
- サーチコンソールを設定する目的と得られる効果を理解する
- 3つの設定方法(プラグイン・テーマ・手動)の特徴と選び方を診断できる
- 選んだ方法で失敗しないための手順を網羅する
- 設定後の確認やエラー対処まで安心して進められる
WordPressにサーチコンソールを登録したいけれど、やり方が多すぎてどれを選べばいいか迷っているあなたへ。
「設定がうまくいかなかったらどうしよう」と不安を感じるのは、とても自然なことです。
このガイドでは、サーチコンソールを設定する意味から、あなたに合った方法を診断し、確実に進められるステップを一つひとつやさしく解説します。
どの方法を選んでも大丈夫。
あなたのペースで進められるように、画像や事例も交えながら、しっかりサポートしていきます。
サーチコンソールで何ができる?導入の目的を知ろう
サーチコンソールを設定する前に、そもそも何のために必要なのかを知ることが大切です。
「聞いたことはあるけど、具体的にどんなことができるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
ここでは、サーチコンソールがどのようにあなたのホームページを助けてくれるのか、その目的と活用イメージをやさしく解説します。
どんなデータが見られて、どんな風にSEO(検索エンジン最適化)に役立つのか、安心して理解できるように一歩ずつ進めていきましょう。
サーチコンソールとは?SEOに欠かせない理由
サーチコンソールは、Googleが提供している無料の解析ツールです。
あなたのホームページが「どんなキーワードで検索されているか」「どのくらいの人が見に来ているか」を知ることができます。
たとえば、セラピーを受けたい方が「心のケア オンライン」と検索して、あなたのサイトが何回表示されているかがわかります。
また、Googleに「私はこのサイトの持ち主です」と証明する役割もあります。
この証明が済んでいないと、検索結果に正しく情報が反映されなかったり、インデックス(検索エンジンに登録されること)が遅くなることもあります。
つまり、サーチコンソールを設定することで、サイトをきちんとGoogleに届け、SEOを改善していくための土台が整うのです。
どんなデータが見られる?活用イメージ
サーチコンソールでは、以下のようなデータを確認できます。
・どのキーワードで検索されているか
・1ヶ月に何回表示されたか
・何回クリックされたか
・検索順位の推移
たとえば「オンラインカウンセリング 効果」というキーワードで月に100回表示され、10回クリックされていたとします。
これを知ることで「もっとこのテーマを深めよう」「タイトルを工夫してみよう」と改善のヒントが生まれます。
数字を見るのが苦手でも、グラフで視覚的に確認できるので安心です。
設定しない場合のデメリット
サーチコンソールを設定しないと、次のようなデメリットがあります。
・Googleにサイトの存在を認識してもらうのが遅くなる
・検索流入が増えているのか減っているのか把握できない
・エラーや問題が起きても気づけない
特にSEOを意識する場合、どんな小さなデータでも貴重なヒントになります。
また、ページがうまくインデックスされず検索に出てこないままになってしまうこともあります。
こうした不安を減らすためにも、早めに設定を進めておくのがおすすめです。
【診断】あなたに合う設定方法を選ぶ
「サーチコンソールの設定って、いくつもやり方があって迷う…」と感じていませんか?
プラグインを使ったり、テーマの機能を使ったり、HTMLタグを手動で入れたりと、方法は主に3つあります。
ここでは、それぞれの特徴を整理しながら、簡単な診断フローであなたにぴったりの方法を見つけられるようにお手伝いします。
どれを選んでも後から変更できますので、まずは一番安心できるやり方から試してみましょう。
設定方法は大きく3種類
サーチコンソールの設定方法は、以下の3つに分けられます。
方法 | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|
プラグイン設定 | 「All in One SEO」などを使い、画面で簡単に設定できる。 初心者に優しい操作感。 |
★★★★★ |
テーマ設定 | 「Cocoon」「SWELL」などのテーマに備わるSEO機能を使う。 プラグインを増やしたくない人におすすめ。 |
★★★★☆ |
手動設定 | HTMLタグを自分で貼り付ける。 やや上級者向け。 |
★★★☆☆ |
それぞれにメリットと注意点があるので、次の診断フローで一緒に確認してみましょう。
診断フローで最適な方法を確認
以下の質問に答えるだけで、どの設定方法が合っているかがわかります。
Q1. サイトの操作にどのくらい自信がありますか?
A. あまりない(初心者)→ Q2へ
B. ある程度できる(中級者)→ Q3へ
Q2. プラグインのインストールは抵抗がありますか?
A. 抵抗はない →「プラグイン設定」が最適
B. できればプラグインを増やしたくない →「テーマ設定」
Q3. テーマにSEO機能は備わっていますか?
A. はい →「テーマ設定」
B. いいえ →「手動設定」
※迷ったら「プラグイン設定」から始めても問題ありません。
それぞれのメリット・注意点
プラグイン設定
メリット:設定がとても簡単で、初心者でも安心です。
注意点:プラグインの数が増えると、サイトの表示が少し遅くなる場合があります。
テーマ設定
メリット:テーマ内で完結するので、管理がシンプルです。
注意点:テーマを変更すると設定を引き継げないことがあります。
手動設定
メリット:余分なプラグインを使わずに済みます。
注意点:HTMLに直接タグを貼る必要があり、操作に慣れていないと不安に感じるかもしれません。
どの方法も後から変更や修正ができるので、安心してチャレンジしてみてください。
もし「プラグインのインストール方法がよくわからない」「どこで有効化するのか心配」という場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
WordPressプラグインの始め方|初心者でも安心の使い方と注意点
画像つきで手順を確認できますので、初めての方でも安心です。
【手順】選んだ方法で確実に設定する
診断であなたに合った方法が決まったら、いよいよ設定を始めます。
まずはどの方法でも共通の「Google Search Consoleにサイトを登録する手順」から進めましょう。
この部分が終わってから、それぞれの方法でWordPressに確認用コードを設置します。
Google Search Consoleを開始する共通ステップ
※Google Search Consoleを使うにはGoogleアカウントが必要です。
まだアカウントをお持ちでない場合は、以下の記事を参考にして新規登録を進めてください。
Google アカウントの作り方|パソコンで安心・かんたんに始める方法
- Google Search Consoleを開きます。
- Googleアカウントにログインします。
- 「今すぐ開始」をクリックします。
- 「プロパティを追加」という画面が表示されます。
- 「URLプレフィックス」にあなたのサイトURLを入力し、「続行」をクリックします。
- 所有権確認の方法を選ぶ画面が表示されます。
- 「HTMLファイルをアップロード」を選ぶと、確認用のHTMLファイルをダウンロードできます。
このファイルを使って次の手順を進めてください。
ここまでが共通の準備です。
次からは選んだ方法に合わせて進めてください。
プラグイン設定の手順(例:All in One SEO)
- WordPress管理画面の左メニューから「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
- 検索窓に「All in One SEO」と入力し、「今すぐインストール」をクリックします。
- インストールが完了したら「有効化」をクリックします。
- 左メニューに「All in One SEO」が追加されるので「一般設定」を開きます。
- 「ウェブマスターツール」タブを選び、「Google Search Console認証コード」の欄に確認用タグを入力します。
※テーマやバージョンによって、metaタグを「全て貼る場合」と「content部分だけ貼る場合」があります。
画面の案内に沿って、指定された形式で入力してください。
例(contentだけの場合):xxxxxxxxxxxxxxx
例(タグ全体の場合):<meta name=”google-site-verification” content=”xxxxxxxxxxxxxxx”> - 「変更を保存」をクリックします。
- Google Search Consoleに戻り、「確認」を押します。
- 「所有権が確認されました」と表示されれば完了です。
※プラグインのインストール方法や基本操作が不安な方は、以下の記事を参考にしてください。
WordPressプラグインの始め方|初心者でも安心の使い方と注意点
テーマ設定の手順(例:Cocoon)
- WordPress管理画面から「Cocoon設定」を開きます。
- 上部タブの「アクセス解析・認証」をクリックします。
- 「Google Search Console設定」の欄に、先ほどコピーしたmetaタグのcontent部分だけを入力します。
- ページ下部の「変更をまとめて保存」をクリックします。
- Search Consoleに戻り、「確認」をクリックします。
- 「所有権が確認されました」と表示されれば完了です。
手動設定の手順(HTMLファイルをアップロードする方法)
- Google Search ConsoleでダウンロードしたHTMLファイルをパソコンに保存します。
- Xserverにログインし、「サーバーパネル」を開きます。
- 「ファイル管理(ファイルマネージャー)」をクリックします。
- 対象ドメインの「public_html」フォルダを開きます。
- 画面上部の「アップロード」ボタンを押し、先ほどのHTMLファイルをアップロードします。
- アップロードが完了したら、Google Search Consoleに戻り「確認」をクリックします。
- 「所有権が確認されました」と表示されれば完了です。
この方法は、WordPressテーマを変更しても確認が外れないため、より安心して使えます。
もし操作が不安な場合は、Xserverのマニュアルも参考にしながら進めてください。
設定後にやるべき確認とエラー対処
サーチコンソールの設定が終わったら、それで完了ではありません。
ここからは「本当に所有権が確認されたか」「サイトのデータが正しく取れているか」をチェックしておくことが大切です。
このステップを忘れずに行うことで、トラブルを未然に防ぎ、安心して活用を始められます。
所有権確認のステータスをチェック
- Google Search Consoleにログインし、左上の「プロパティ」を選びます。
- 設定したサイトのURLをクリックします。
- 画面上部に「所有権が確認されました」と表示されているか確認します。
- もし「未確認」や「保留」と表示されている場合は、もう一度設定手順を見直してください。
- 特にHTMLファイルをアップロードした場合は、ファイルが削除されていないかも確認します。
所有権が確認できると、データの収集がスタートします。
インデックス登録をリクエストする
- Google Search Consoleの左メニュー「URL検査」をクリックします。
- 確認したいページのURLを入力します。
- 「インデックス登録をリクエスト」を押すと、Googleにサイトを認識してもらう作業が進みます。
- この操作は新しいページを公開したときにも活用できます。
最初に一度リクエストしておくと、検索結果に反映されるスピードが早くなることがあります。
よくある質問とトラブルQ&A
- Q. 確認がうまくいきません。
A. 入力したタグやアップロードしたファイルが正しいか、もう一度確認してください。ファイルは削除や移動をしないように注意します。 - Q. インデックス登録をリクエストしたのに検索結果に出てきません。
A. サイト全体の評価や公開からの時間によって、反映には数日〜数週間かかる場合があります。慌てず様子を見ましょう。 - Q. 間違えた設定をしてしまいました。
A. サーチコンソールの設定はやり直しができます。再度同じ手順で正しいコードやファイルを登録すれば大丈夫です。
もし不安なときは、Googleのヘルプや公式サポートも活用してみてください。
一歩ずつ確認をしながら進めれば、きっと大丈夫です。
まとめ
サーチコンソールの設定は、最初は少し難しそうに感じるかもしれません。
ですが、一つずつ手順を確認しながら進めれば、必ず完了できます。
今回ご紹介した診断フローや手順を参考に、あなたに合った方法で無理なく進めてみてください。
サーチコンソールは、あなたのサイトを多くの人に届けるための大切な土台です。
最初の設定さえ済んでしまえば、その後のSEOや改善もスムーズになります。
もし途中で迷ったり不安になったら、このガイドに戻って確認してください。
あなたのペースで、一歩ずつ進めていけば大丈夫です。