WordPressプラグインの始め方|初心者でも安心の使い方と注意点

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

このブログは基本的に、メンタルセラピストやスピリチュアル系を仕事にしている方もしくはしたい方や個人事業主などの方で、ITが苦手な方を対象にしています。

この記事で伝えたいこと
  1. WordPressプラグインの基礎知識と役割を理解できる
  2. 安全にインストール・有効化・削除する方法を身につける
  3. トラブルが起きたときの基本対応を知る

WordPressを使い始めると、「プラグインって何だろう?」と戸惑う方が少なくありません。

インストールや設定を間違えると「サイトが壊れてしまうのでは」と不安になることもあります。

このガイドでは、プラグインの基本から、安全に導入・管理する方法、もしものときの対処まで、やさしく丁寧に解説します。

「これなら自分にもできそう」と思える一歩を一緒に踏み出してみましょう。

プラグインとは?基本と役割

WordPressをもっと便利にするために欠かせないのが「プラグイン」です。

初めて耳にすると「難しそう」「壊したらどうしよう」と不安になる方もいるかもしれません。

ここではアメブロなど他のブログサービスとの違いや、プラグインがあることでどれだけ作業が楽になるかも含めてお伝えします。

プラグインは何をするもの?

プラグインは、WordPressに新しい機能を自由に追加できるアプリのような仕組みです。

例えば、お問い合わせフォームを作ったり、検索エンジン対策(SEO)を強化したり、迷惑コメントを防ぐなど、いろいろな用途で使えます。

アメブロなどの無料ブログは、もともと決まった機能しか使えませんが、WordPressなら「必要な機能をプラグインで後から追加できる」点が大きな魅力です。

これにより、専門知識がなくても本格的なホームページやブログを作成できます。


無料と有料の違い

プラグインには無料と有料があります。

無料プラグインはWordPressの公式ディレクトリから安全に入手でき、最初はこれだけでも十分活用可能です。

有料プラグインはサポートが手厚く、より高度な機能を備えています。

どちらも「ブログやホームページをもっと使いやすくするお手伝い」をしてくれる存在です。

テーマのカスタマイズとの違い

テーマは「サイトの見た目やデザイン」を変えるものです。

一方でプラグインは「機能を増やす」役割を担います。

同じテーマを使っていても、入れているプラグインによって操作性やできることが大きく変わります。

この柔軟さがWordPressの魅力で、ブログ作成をグッと楽にしてくれます。


プラグイン沼に注意しよう

記事を書いたり運営する本来の目的を忘れて、プラグインを探したり入れ替えたりすることに夢中になってしまう状態を「プラグイン沼」と呼ぶこともあります。

便利そうなものが次々に目に入るので、最初は特にハマりやすい傾向があります。

まずは「必要最低限だけを入れる」ことを心がけると安心です。

どのプラグインを選べばいいか迷うとき

同じような機能のプラグインがいくつもあるため、どれを入れるか迷う場面もあります。

たとえば「キャッシュ系プラグイン(表示を高速化する仕組み)」は種類が多く、初心者には選びにくい分野です。

迷ったときは、公式ディレクトリでの評価や更新状況、口コミを確認し、インストール前に一度調べてみると安心です。


プラグインのインストール方法

プラグインの魅力がわかったら、次は実際にインストールしてみましょう。

WordPressでは管理画面から追加する方法が最も簡単でおすすめです。

特別な知識は必要なく、手順通りに進めれば問題ありません。

ここでは初心者でも安心して試せるように、画像付きで順を追って解説します。

管理画面からインストールする手順

1. ダッシュボード左側のメニューから「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。

WordPressプラグイン新規追加メニュー

2. 公式プラグインディレクトリが表示されます。

公式プラグインディレクトリ画面

3. 右上の検索窓に「Classic Editor」などインストールしたいプラグイン名を入力します。

公式プラグインディレクトリ画面

4. 該当プラグインが表示されたら「今すぐインストール」をクリックします。

classiceditor の今すぐインストールをクリックする

5. インストール完了後「有効化」をクリックすると、プラグインが使えるようになります。

プラグイン 有効化をクリックする

6.これでインストールをクリックから有効化が完了です。

インストールされているプラグイン一覧画面

もし画面の操作が不安な場合は、テスト環境で練習してみると安心です。

Webで紹介されているプラグインが見つからない理由

インターネットでおすすめされているプラグインを探しても、表示されないことがあります。

これは表記の揺れやバージョンの違いが原因の場合が多いです。

たとえば英語名と日本語名が混在していたり、古いプラグインが非公開になっていることもあります。

うまく見つからないときは、プラグインの「作者名」で検索してみるのも一つの方法です。

不安なときはテスト環境で試してみる

「今使っているホームページやブログで試すのが心配…」と思う場合は、お試し用・実験用のWordPressを別に用意してみればどうでしょうか。

ちなみに、このお試し用・実験用のWordPressのことをテスト環境と呼んだりします。

操作しても、あなたの公開しているサイトには影響が出ないので安心して試せます。

詳しい作り方は以下の記事で解説しています。

WordPressテスト環境の作り方と活用法|安心して試せる方法

それでも不安な場合は、先にバックアップを取っておくとさらに安心です。

安心!WordPressバックアップ完全ガイド|BackWPupで安全に自動・手動も簡単

プラグインの有効化・更新・削除

前のセクションでは、インストールから有効化まで一気に操作の流れを解説しました。

ここでは改めて「有効化とは何か」を整理し、プラグインを安全に管理するための更新や削除の手順も詳しく説明していきます。

有効化とは?

プラグインはインストールしただけでは機能しません。

一言で言えばプラグインのスイッチを入れることが有効化です。

インストールは、あなたのWordPressにプラグインを置いただけで、まだ電源が入っていない状態と考えてください。

有効化すると、初めてWordPressにそのプラグインの機能が追加されます。

インストール直後に「有効化」ボタンを押すこともできますし、後から管理画面の「プラグイン一覧」から有効化することも可能です。

基本的には、プラグインは使うためにインストールするものなので、その場でスイッチを入れるのが自然な流れです。

プラグインを更新する方法と注意点

プラグインは定期的に更新が行われています。

更新にはセキュリティ強化や不具合修正が含まれるため、なるべく最新の状態に保つことが大切です。

更新する場合は「プラグイン一覧」の「更新」ボタンをクリックするだけでOKです。

ただし、まれに更新によって表示が崩れたり、他のプラグインとの相性で不具合が出ることもあります。

心配な場合は、先にバックアップを取っておくと安心です。

多くの公式プラグインは自動更新にも対応しています。

これは、ある程度の安全性が確認されたものだけに許可されているため、基本的に有効にしておいて問題ありません。

プラグインを無効化・削除する方法

使わなくなったプラグインは無効化→削除の2ステップで管理します。

無効化とは、一言で言えばプラグインのスイッチを切ることです。

無効化するとプラグインの機能が停止しますが、設定は残る場合が多いです。

完全に削除したい場合は、無効化した後に「削除」をクリックします。

削除すると設定やデータが消えるプラグインもあります。

再度インストールすると元に戻るものもありますが、念のため必要な設定はメモしておくと安心です。


プラグインは自分でも作れる?!

プラグインは、誰かが作ったものを入れて使うのが一般的です。

けれど、それはつまり「仕組みが分かれば、必要なものを自分で作ることもできる」ということでもあります。

少し特別に思えるかもしれませんが、WordPressにはそういう自由度の高さが備わっています。

自作プラグインの作り方

とはいうものの、プラグインを自分で作るというと、ものすごく敷居が高いように感じる方が多いかもしれません。

ですが、ありがたいことに今はChatGPTなどのAIを活用すれば、必要なプラグインを作ってもらうのも現実的です。

たとえば「〇〇の動きをするWordPressのプラグインを作りたい」とAIに依頼すると、ほぼ完成系に近いコードを提示してくれます。

あとはテスト環境で試して、思った通りに動かない部分があれば、もう一度AIに修正を依頼しながら理想の形に近づけていくことができます。

functions.phpではだめなの?

もしかすると、WordPressのことを調べているうちにあなたも「functions.php」という言葉を見かけたかもしれません。

ネット上では「コードをfunctions.phpに貼り付けると簡単に機能を追加できます」と紹介されていることが多いです。

でも、これは本当におすすめしません。はっきり言ってやめておいたほうがいい方法です。

functions.phpはメンテナンス性が最悪で、どこに何を書いたのか分かりにくく、可読性も悪いです。

そして何よりリスクが大きすぎるのが問題です。

一つでもエラーがあるとサイト全体が真っ白になり、管理画面にも入れなくなることは珍しくありません。

もしネットで紹介されているfunctions.phpのコードをどうしても使ってみたいなら、そのまま貼り付けるのではなく、AIに内容を渡して自作プラグインに変換してもらう方法もあります。

こうすることで、一つ一つを個別に管理できるようになり、リスクを減らすことができます。

まとめ

WordPressのプラグインは、サイトに足りない機能を簡単に追加できる強力な仕組みです。

インストールや有効化、更新や削除といった基本的な操作を覚えれば、無理なく活用できます。

最初は必要最低限から始めて、少しずつ慣れていくのが一番安心です。

もし将来「自分で機能を作りたい」と思ったときは、そのときに改めて考えれば大丈夫です。

まずはひとつひとつ試してみながら、WordPressを自分に合った形で育てていってください。

 


最後までお読みいただきありがとうございます。

今回の記事があなたの役に立ったなら幸いです。

質問疑問ございましたらコメント欄へお願いします。

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