WordPressブログの始め方|レンタルサーバー契約と無料で試せる方法

この記事を読むのに必要な時間は約 12 分です。

このブログは基本的に、メンタルセラピストやスピリチュアル系を仕事にしている方もしくはしたい方や個人事業主などの方で、ITが苦手な方を対象にしています。

この記事で伝えたいこと
  1. レンタルサーバー契約の流れを一から丁寧に知る
  2. Xserverを例に、画面操作や入力内容を具体的に理解する
  3. WordPressの準備を進めるための第一歩を踏み出す

「そろそろアメブロを卒業して、自分だけのホームページを作りたいな…」と思ったことはありませんか?

または、「これからブログを始めるならアメブロにするかWordPressにするか、どちらがいいんだろう…」と迷っている方もいるかもしれません。

似たような相談を受けることが多く、僕はいつもWordPressをおすすめしています。

もしWordPressを選ぶなら、レンタルサーバーの契約とドメインの取得が必要です。

この記事では、その中でもレンタルサーバーの契約について、一つずつやさしく解説します。

ドメインの取得について詳しく知りたい方は、「ドメイン取得って何から始めればいい?お名前.comでの流れをやさしく解説」をご覧ください。

WordPress全体の流れについては、「失敗しないWordPressの始め方【前編】|ドメインとサーバー準備編」が参考になります。

まずは手順を知るところから始めてみましょう。

サーバーって何?

「サーバー」という言葉を聞くと、なんとなく難しそうで、自分に扱えるのかなと不安になる方も多いと思います。

でも心配しなくて大丈夫です。

ここで知っておきたいのは、仕組みのすべてではなく、あなたがこの先で迷わず進めるために必要なことだけです。

一つずつ整理しながら、サーバーがどんな役割をしているのかを確認していきましょう。

サーバーはWordPressを置く場所

サーバーは、簡単に言えばWordPressを置いておくための場所です。

WordPressはブログやホームページを作る「アプリ」のようなもので、記事や画像はそのアプリに入れる「データ」です。

サーバーにWordPressを置くことで、いつでも誰でもあなたのサイトをインターネットで見られるようになります。

もしサーバーがなければ、WordPressもブログ記事もどこにも置けません。

この「置き場所」を用意するのが、レンタルサーバーを契約する一番の理由です。

「サーバーって難しそう」と思う必要はありません。

「WordPressと記事を入れる棚を借りる」と思えばイメージしやすいと思います。

さらに、サーバーを契約するとあなただけのドメインを使えるようになります。


アメブロやFC2、はてなブログでサーバーがいらない訳

アメブロやFC2、はてなブログなどの無料ブログは、運営会社が「置き場所」をあらかじめ用意しています。

あなたはアカウントを作って記事を書くだけで、自動的にそのデータがサービスのサーバーに保存されます。

たとえばアメブロの場合は、サイバーエージェントが持っているサーバーにデータが置かれます。

そのため「サーバーを契約する」という作業は必要ありません。

この仕組みはとても便利ですが、使えるデザインや機能が限られていたり、サービスの都合でルールが変わることもあります。

また、広告が自動で表示されたり、最悪の場合サービスが終了してデータが消えるリスクもゼロではありません。

WordPressは「自分の棚を用意して、そこにアプリとデータを置く方法」です。

だからこそ自由にデザインを変えたり、好きな機能を足すことができます。

レンタルサーバーを契約するのは、このあなただけの場所を持つための第一歩です。

サーバーを借りるとできること

サーバーを借りると、無料ブログにはない大きなメリットがあります。

そのひとつがあなただけのドメインを持てることです。

ドメインは「〇〇.com」「〇〇.jp」のようなインターネット上の住所のことです。

独自のドメインを使うと、URLが「https://ayaka-salon.jp」のようにあなた専用のアドレスになります。

もうひとつ大きなポイントは、ドメインとセットでオリジナルのメールアドレスを作れることです。

たとえば「info@ayaka-salon.jp」のようなメールアドレスを持つと、見る人にしっかりした印象を与えられます。

名刺やチラシ、広告に自分だけのサイトやメールアドレスを載せると、信頼感が高まり、素人感がなくなります。

こうした準備は、あなたの活動をより自分らしく表現できる大きな一歩です。

このあと一緒に、契約の流れを確認していきましょう。


Xserverレンタルサーバー契約

これまでに、レンタルサーバーが必要な理由や無料ブログとの違いを確認しました。

ここからは、実際にレンタルサーバーを契約し、WordPressを運営する準備に進みます。

例として、Xserverを使った手順を解説します。


Xserver申し込みページを開く

Xserver公式サイト(https://www.xserver.ne.jp/)にアクセスします。

トップページには「お申し込みはこちら」と「10日間無料お試し」の2つのボタンが表示されています。

下の画像の赤い矢印のいずれかをクリックしてください。

Xserver申し込み画面

今回は「10日間無料で試してみる」を選んで進めます。

クリックすると、契約フォームが表示されます。

プランとサーバーIDを確認する

「10日間無料で試してみる」をクリックすると、次の画面が表示されます。

Xserverプラン選択画面

左側のXserverレンタルサーバーの「お申し込みはこちら」をクリックします。

次にプランとサーバーIDを確認します。

Xserverプラン選択・サーバーID画面

この「サーバーID」はXserverが勝手に決めるものなので、そのままで大丈夫です。

プランはスタンダードを選んでください。

画面下に「WordPressクイックスタート」の項目がありますが、今回は利用しません。

チェックは入れずに、そのまま画面下の「Xserverアカウントの登録へ進む」をクリックします。

個人情報を入力する

次の画面で契約者情報を入力します。

Xserver個人情報入力画面

画面に表示されている必須と書かれている欄をすべて埋めてください。

メールアドレスは確認通知や重要なお知らせが届くため、普段使うものを登録します。

画面下にある「サービス利用規約」と「個人情報の取扱いについて」に同意するにチェックを入れます。

入力が終わったら「次へ進む」をクリックします。

確認コードを入力する

入力内容を送信すると、登録したメールアドレス宛に確認コードが届きます。

Xserver確認コード入力画面

メールを開いて確認コードをコピーします。

画面の入力欄に確認コードを貼り付けます。

次に、画面下に表示されている「サービス利用規約」と「個人情報の取扱いについて」に同意するにチェックを入れます。

最後に「次へ進む」をクリックします。

入力内容を確認する

入力内容の確認画面が表示されます。

Xserver入力確認画面

ここでは、先ほど入力した情報に間違いがないか確認します。

問題がなければ画面下の「この内容でお申込みする」をクリックしてください。

申し込み完了

申し込みが完了すると、次の画面が表示されます。

Xserver申し込み完了画面

「お申し込みが完了しました」と表示されれば、手続きは完了です。

画面下の「閉じる」をクリックすると、Xserverの管理画面が表示されます。

Xserver管理画面

この管理画面から、今後ドメイン設定やWordPressのインストールを進めます。

支払い方法を登録する

10日間の間にWordPressのインストールなどを済ませておきましょう。

もし「思ったより難しい」「今回はやめておこう」と感じたら、支払い方法を登録せずに放置すると、契約は自動的にキャンセルされます。

そのため、まずは実際に操作してみるだけでも大丈夫です。

本契約を進める場合は、支払い方法を登録します。

管理画面を開いたら、画面上段にある「料金のお支払い/請求書発行」をクリックします。

Xserver管理画面

クリックすると、次の画面が表示されます。

Xserver料金お支払い画面

「契約しているサーバー(Xserverレンタルサーバー)」が一覧に表示されます。

契約対象を確認し、表示されている項目を選択して支払い手続きを進めてください。

契約期間は長いほうが1ヶ月あたりの料金が安くなる仕組みです。

最長で3年(36ヶ月)まで選べます。

どの期間を選ぶかは、今後の運営予定や予算に合わせて決めてください。

おすすめは3年契約です。一度の出費は大きいですが、やると決めたら覚悟を決めて支払った方が経費としてもかなりお得になります。

なお、支払い方法の画面については、実際に進めると僕がサーバーをもう一つ契約することになってしまうため、ここでは画像を掲載していません。

ただ、画面の案内に沿ってクレジットカード番号を入力し進めれば問題なく手続きが完了します。

不安な方は口座振り込みコンビニ払いも選べますので、安心できる方法を選んでください。

よくある質問

複数のドメインを使いたい場合はどうなりますか?

Xserverでは、契約後に管理画面から複数の独自ドメインを追加できます。

最初の申し込み時に特別な手続きをする必要はありません。必要になったときに設定すれば大丈夫です。

契約者と支払い名義が違っても大丈夫ですか?

基本的には問題なく契約できます。

たとえば家族や別名義のクレジットカードで支払う場合も、契約者の情報が正しければ問題ありません。

不安なときは事前にXserverのサポートに確認すると安心です。

契約後にログインできない場合はどうしたらいいですか?

「ログインID」「メールアドレス」「パスワード」が正しいか再確認してください。

どうしてもログインできない場合は、契約完了メールに記載されているリンクからパスワード再設定を試すか、Xserverのサポートへ問い合わせましょう。

契約後に登録情報(住所や電話番号)を修正できますか?

管理画面(インフォパネル)から契約情報の修正が可能です。

支払い情報や契約名義の変更は別途手続きが必要になることもあります。

不安な場合はサポートに相談してみてください。

契約後にプランを変更できますか?

はい、契約後でもプラン変更は可能です。

管理画面から変更申請を行うと、上位プランへの切り替え手続きを進められます。

プランによって月額料金が変わるため、事前に確認してから進めると安心です。

 


まとめ

今回は、Xserverを例にレンタルサーバーの契約手順をお伝えしました。

サーバーを契約することで、無料ブログとは違い、あなたのサイトを自由に運営できます。

実際の操作も、画像や説明を見ながら一つずつ進めれば、それほど難しくありません。

特に「支払い方法を最後に決められる」という仕組みは、気軽に試してみたい方にとっても安心です。

このステップが終わったら、いよいよWordPressをインストールして、あなたのサイト作りが始まります。

一歩ずつ、一緒に進めていきましょう。

 


最後までお読みいただきありがとうございます。

今回の記事があなたの役に立ったなら幸いです。

質問疑問ございましたらコメント欄へお願いします。

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