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- 引き寄せを妨げる妄想癖から抜け出す方法とは?を追加しました
- 願いが叶わないのは無意識が現状を守っているから?“変わりたくない私”に氣づく視点を追加しました
- 【今すぐ】ではない現実と引き寄せの正しい関係を知ってを追加しました
- 夢を叶える人がやっているたった一つの共通習慣とはを追加しました
- 欲を持つことは悪ではなく、自然なことだと認識を変える
- 願いが叶いにくい人ほど「我欲」のループに陥っている可能性
- 「大我の欲(誰かのための願い)」は堂々と持っていい
- 自分も幸せになる“欲の持ち方”が引き寄せに繋がること
「欲張っちゃいけない」そう思い込んでいませんか?
実はその思い込みこそが、あなたの願いを遠ざけている可能性があります。
特に、「自分のために何かを願うこと」がどこか恥ずかしい、罪悪感がある…そんな氣持ちがある方は要注意です。
今回は、“欲の質”を見直すことで、あなたの引き寄せがもっとスムーズになる視点をお伝えします。
読み終えるころには、「私、こんな願いを持ってもよかったんだ」と、自分の欲にやさしくなれているかもしれません。
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「欲を持つこと=悪」という思い込み
あなたは、「欲を持つなんていけない」と、自分の願いや想いにブレーキをかけていませんか?
これは、多くの人が幼いころから無意識に刷り込まれてきた価値観のひとつかもしれません。
でも本当に、「欲を持つこと」は悪いことでしょうか?
ここではまず、そんな思い込みの正体にやさしく氣づき、認識を少しずつ変えていくヒントをお伝えします。
「欲がない人」なんていない
眠たい、座りたい、美味しいものを食べたい──こうした日常の欲求も、すべて“欲”のひとつです。
また、「子どもの笑顔が見たい」「誰かの役に立ちたい」といった氣持ちも、広い意味では“欲”に含まれます。
欲を持つことは、人間として自然で健全なこと。
それを否定してしまうと、自分の内面にある願いや想いまでもが閉じ込められてしまい、本来の魅力や行動力が発揮されにくくなってしまいます。
引き寄せをうまく活かしたいと思うなら、まずは「欲=悪」という固定観念をやさしく手放してみましょう。
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欲にブレーキをかける罪悪感の正体
「いい子でいなさい」「我慢しなさい」──こうした言葉は、子どもの頃によく耳にした方も多いのではないでしょうか。
日本には、“謙虚”や“控えめ”を美徳とする文化があります。
その影響で、「自分の願いを優先するのはワガママ」「欲を出すのは恥ずかしいこと」と思い込んでしまう傾向があります。
しかし、そうした価値観が根付いてしまうと、自分の氣持ちや本音を表現することにブレーキがかかりやすくなります。
願いが叶わない原因のひとつに、この“無意識の罪悪感”が潜んでいることも少なくありません。
「欲を持つ私」が許せたとき、現実が動き出す
欲を持つことに罪悪感があると、自分の内側と願いのエネルギーがチグハグになってしまいます。
「欲しい」と思っても、「ダメだよね」と心のどこかで否定してしまう──そんな状態では、引き寄せがうまくいかないのも当然です。
でも、「欲を持っていい」と自分に許可を出せたとき、内面に穏やかな安心感が広がり始めます。
まずは、「欲を持ってもいい」「それは自然なこと」と思えるようになること。
それだけで、心が軽くなり、現実が少しずつ動き出す感覚が生まれるかもしれません。
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「我欲」と「大我の欲」の違いを知る
欲には、“叶いやすい欲”と“なかなか叶わない欲”があると言われています。
その違いは、ただの願望の強さではなく、「その欲がどこから来ているか?」にあるのです。
ここでは、引き寄せにおいて重要な「我欲」と「大我の欲」の違いについて、わかりやすく解説していきます。
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「我欲」とは“自分さえよければ”の欲
我欲とは、「自分だけが得をしたい」「他人に勝ちたい」「誰かより優れていたい」といった、自己中心的な欲求のことです。
承認欲求や比較による焦りがベースになっていることが多く、「〇〇さえ手に入れば幸せになれる」といった条件付きの願いが特徴です。
こうした欲は一見、強くて現実化しそうに見えますが、内側では“欠乏”や“恐れ”のエネルギーが動いているため、逆に引き寄せの力が働きにくくなります。
「いつまで経っても叶わない」「手にしても満たされない」と感じるときは、この“我欲ループ”にハマっている可能性があります。
「大我の欲」は誰かの幸せを含んでいる
大我の欲とは、「自分も含め、誰かの喜びや幸せにつながる願い」のことです。
たとえば「家族をもっと安心させたい」「子どもたちがのびのび過ごせるように、自分の収入を上げたい」といった願いは、大我の欲に分類されます。
この欲には、周囲の人の笑顔や未来への想いが含まれているため、自己中心的な欲よりもはるかに強く、調和的なエネルギーが宿ります。
そしてこのエネルギーは、引き寄せの法則と非常に相性が良く、現実化のスピードを高めてくれる可能性が高いのです。
「大我の欲」は叶いやすく、循環が生まれる
大我の欲は、周囲の人々とのつながりや循環を前提とした願いです。
そのため、願いが現実化することで、結果的に自分も周りも一緒に満たされていきます。
あなたが幸せになることで、家族や友人、同僚にもよい影響が波及する──そんな“拡がりのある願い”には、宇宙(自然の流れ)も協力しやすいといわれています。
もし今の願いがなかなか叶わないと感じているなら、「その願いは、自分だけのものになっていないか?」と見直してみるのもひとつのヒントです。
引き寄せが止まるのは“我欲ループ”かも?
「願っているのに、なかなか叶わない…」そんな経験はありませんか?
実はその原因、あなたの“願いの中身”にあるかもしれません。
ここでは、引き寄せの流れが滞る原因になりやすい「我欲ループ」の特徴と、それに氣づくための視点をご紹介します。
「その願い、誰のため?」と問うてみる
叶えたい願いの背景に、「誰かに認められたい」「不足している自分を補いたい」といった想いが隠れていないでしょうか?
こうした“他人軸”の願いは、一見もっともらしく見えても、内側には「まだ足りない」という欠乏のエネルギーが流れています。
そしてこのエネルギーは、引き寄せの流れをブロックしてしまいやすいのです。
「誰かのため」と思っているつもりが、実は「評価されたい自分のため」だった──そんな氣づきが、あなたの引き寄せの力を取り戻す第一歩になるかもしれません。
「叶った先に誰の笑顔がある?」を意識してみる
願いが叶ったとき、その未来には誰の笑顔がありますか?
たとえば「お金を増やしたい」でも、その目的が「家族をもっと安心させたい」や「子どもたちの未来を支えたい」なら、それは十分“大我の欲”です。
逆に、「見返したい」「勝ちたい」という氣持ちが強いと、それは“我欲”になりやすく、現実化が遠のいてしまう可能性も。
欲望の“方向性”に意識を向けてみることで、あなたの中にある本音が見えてくるかもしれません。
欲望は悪ではなく“人生のコンパス”
欲を持つこと自体は、決して悪いことではありません。
むしろ、「こんな未来を望んでいる」というサインとして、あなたにとっての“人生のコンパス”のような役割を果たしてくれます。
だからこそ、欲を否定するのではなく、その奥にある本音とやさしく向き合うことが大事なのです。
欲の背景にある氣持ちを丁寧に感じ取ることで、罪悪感や迷いが自然とほどけ、願いのエネルギーが動き出します。
「何が自分の本当の願いなのか」──そんな問いに対してヒントが欲しい方には、個人サポートもご活用いただけます。
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欲の“質”を変えると、引き寄せも変わる
これまで見てきたように、「どんな欲を持っているか?」は、引き寄せの流れに大きな影響を与えます。
では、“叶いやすい欲”に変えていくには、どうすればいいのでしょうか?
ここでは、「欲の質」を変えるための3つの視点をご紹介します。
自分を犠牲にしない欲の持ち方
「自分の幸せより、家族のために」──そんな想いは尊いものですが、どこかで“自分を後回しにするクセ”がついてしまっている方も多いかもしれません。
しかし、本当に誰かを幸せにしたいなら、まずは自分が満たされていることが前提です。
大我の欲とは、「自分も、まわりも、一緒にうれしい」ことを望むエネルギー。
そのためには、あなた自身の喜びや心地よさを大事にする視点が欠かせません。
「こんなふうになったらうれしい」「これがあれば笑顔になれる」──そんな欲を育てていくことが、現実を動かす第一歩になります。
「欲を持つこと」そのものに自信を持つ
「こんな願いを持っていいのかな」「欲張りすぎてないかな」
そんなふうに、自分の望みにブレーキをかけてしまっていないでしょうか?
でも、願いがあるということは、「未来をもっとよくしたい」という、あなたの中の前向きなエネルギーが動いている証拠。
欲望は、人生を前進させるエンジンのようなものなのです。
だからこそ、欲を持つ自分に自信を持ち、その願いを堂々と育てていくことが大切です。
「自分にも、幸せになる権利がある」──その想いを胸に、進んでいきましょう。
まずは“欲にブレーキをかけてる自分”に氣づく
「本当はこうしたいのに…」と、心の奥で感じているのに、それを見ないふりしていませんか?
その小さな葛藤は、引き寄せのエネルギーを止める“内面的なブレーキ”になっているかもしれません。
そんなときに活用していただきたいのが、誰でもできるメンタルセラピーという選択肢です。
これは、自分ひとりでもできる簡単な方法で、日常の中で感じる「不安」「イライラ」「落ち込み」などの負の感情を、やさしく手放していくサポートになります。
内面のブレーキを解いていくことで、欲のエネルギーがより素直に流れ、引き寄せが自然に働きやすくなっていくのです。
詳しい手順や体験方法は、有料講座で学べますが、「どうしてもうまくいかない…」という方にとって、突破口になるかもしれません。
「なぜその欲は叶わないのか?」
今回の記事で触れた“欲の質”の違いは、実はあなたの潜在意識や思考の癖にも深く関係しています。
その構造をより具体的に理解したい方には、以下の記事も参考になるはずです。
- 思い込みを外してポジティブな変化を引き寄せる方法
欲の背景にある「こうあるべき」という思考パターンを解体する視点が得られます。 - これを意識すると潜在意識に刷り込まれて願いは叶う!
潜在意識に影響する思考の扱い方が整理されており、願望実現の精度が高まります。 - 願望の背景にある意図が現実を決める!“なぜそれを望むのか”に氣づく方法
願望の根底にある“動機”を見つめ直すことで、引き寄せの方向性が明確になります。
まとめ
「欲を持つことはいけない」──そう思って、自分の願いや望みを抑えてきた方は、とても多いのではないでしょうか。
でも本当は、欲を持つことはごく自然で健全なことです。
問題は、“どんな質の欲”を持っているか。
自分だけが得をしたいという「我欲」は、引き寄せのエネルギーを滞らせてしまうことがあります。
一方で、「自分も、誰かも幸せになれる」そんな“大我の欲”は、周囲との調和を生み出しながら、現実を動かしていく力になります。
あなたが願いを持つことに自信を持ち、自分も周りも笑顔になれる未来をイメージしていけば、引き寄せの流れは必ず変わっていきます。
それでももし、「頭ではわかっているのに、心がついてこない」そんな想いがあるのなら──それは、あなたの中にある“内面のブレーキ”に氣づくチャンスかもしれません。
誰でもできるメンタルセラピーは、そんなブレーキをやさしく解放していくための、心強いツールです。
ひとりで進むのが難しいと感じる方は、個人サポートをご利用いただけます。
あなたの願いが、もっと素直に、もっと軽やかに叶っていきますように。