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叶ったつもりで引き寄せる方法|無理なく続く習慣と僕の体験談

叶ったつもりで引き寄せる方法|無理なく続く習慣と僕の体験談
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この記事を読むのに必要な時間は約 18 分です。

この記事で伝えたいこと
  1. 「叶ったつもりで過ごす感覚」が分からない理由を解き明かす
  2. 理想が自然に現実へ近づく「すでにある感覚」の正体を知る
  3. 無理に信じ込まなくても叶う3つの習慣を具体的に学ぶ
  4. 願いが叶わない不安や誤解をやさしく手放す方法を見つける

「叶ったつもりで過ごす」。この言葉を聞いても、どうやって実践すればいいのか分からないと感じる人は少なくありません。

理想を強く信じようとして苦しくなったり、現実を前に「やっぱり無理かも」と落ち込むのはとても自然な反応です。

僕自身も長いあいだ、何度もこの感覚を誤解し、努力や根性で無理に気持ちを作ろうとしてきました。

でも本当は、「叶ったつもり」というのは何か特別な才能や強い信念ではなく、もっと穏やかで自然な感覚なのかもしれません。

この記事では、理想を当たり前に感じられる「もう決まっている感覚」をどう育てるかを、僕の体験を交えながら一緒に考えていきます。

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「叶ったつもりで過ごす」が分かりにくい理由

「叶ったつもりで過ごす」という言葉は、理想を現実にするうえでとても重要な考え方です。

ですが、多くの人がこの感覚を理解しようとするとき、強く信じなければいけないという誤解に陥ります。

ここでは、その誤解が生まれる理由や、脳の仕組みがどのように安心と不安を生むのかを、分かりやすく解説していきます。

読み進めるうちに、「できないのは自分だけではない」と感じられるはずです。

「叶ったつもり」は強い信念ではない

多くの人が「叶ったつもりで過ごす」という言葉を聞くと、心の中で確信を持つことが必要だと思いがちです。

でも実際には、理想を思い描くときに常に自信に満ちあふれている人はほとんどいません。

むしろ、心が揺らいだり「本当に大丈夫かな」と思う瞬間があって当然です。

人間の脳は、見えているものや触れられるものを「現実」として認識し、それ以外は曖昧なものとして扱います。

だからこそ、理想を思い描いても「現実の証拠がない」と不安になりやすいのです。

この仕組みを知らないまま、「叶ったつもり」を完璧に感じようとするほど苦しくなってしまいます。

心が揺れるたびに「やっぱり自分には無理だ」と決めつけるのは、脳の習性が生む自然な反応です。

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現実とのギャップが不安を生む仕組み

理想と現実の間には、必ずギャップがあります。

このギャップを埋める過程で、人は「まだ叶っていない」と感じやすくなります。

脳は安全を確保するために、現状を基準に物事を判断する習性があります。

そのため、目の前の状況が理想と違っていると、無意識に「危険かもしれない」と感じるのです。

この不安は決して間違いではなく、本来は自分を守るための正常な働きです。

けれど、その仕組みを理解せずに「もっと強く信じなければ」と考えると、理想を描くこと自体がプレッシャーに変わってしまいます。

現実とのギャップは、理想を否定する証拠ではなく、変化のプロセスの一部にすぎません。

「完璧な信念」を目指す必要はない

理想を叶えるためには、欠けることのない完璧な信念が必要だと思い込んでいる人は多いです。

しかし実際には、心が揺れながらも理想を思い続けることが、もっとも自然で持続しやすいやり方です。

強く信じ込もうとして無理をすると、心に負担がかかります。

そうなると、「叶えたい気持ち」と「無理に信じようとする気持ち」がぶつかり合い、理想から遠ざかってしまうこともあります。

叶ったつもりとは、安心を無理に作り出すことではありません。

「心が揺れても大丈夫」と知ることが、理想を自然に育てる第一歩です。

この感覚を理解できると、自分を責める必要がないと気づけるようになります。

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叶ったつもりが現実になった体験談

「叶ったつもりで過ごす」という感覚は、頭で理解しようとすると難しく感じるかもしれません。

でも、僕が体験した出来事を振り返ると、理屈では説明できない安心感が現実を動かすことがあると気づかされます。

ここでは、その象徴的なエピソードをお話しします。

きっと、理想が「すでに決まっている状態」をイメージしやすくなるはずです。

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誘われていないはずの旅行に、なぜか行けると思っていた

10年ほど前、ある場所に友人たちが長崎旅行に行く計画を立てていました。

その旅行は、誰でもできるメンタルセラピーの前身にあたる手法を教えている人たちと一緒に行くもので、人気の喫茶店で有名なマジックを見たり、夜は別のロシア料理のお店で食事を楽しむという内容でした。

旅行の話を初めて知ったのは、出発の2週間前、ある団体の会合の雑談の中でした。

その時、一人の方から「もう飛行機とホテルの予約は取った?」と尋ねられ、僕は心から驚きました。

何の話か分からず聞き返すと、「長崎旅行のことですよ」と言われ、ようやく状況が飲み込めました。

でも僕も、当時まだ交際中だった妻も、その旅行には誘われていなかったのです。

その場にいた全員が「てっきり参加するものだと思っていた」と驚き、発起人の方も「僕はもう当然誘ったつもりでいたんだけど、改めて行きますか?」と声をかけてくれました。

そのとき不思議なことに、僕の中では「行くのが当たり前だろう」という気持ちがすでに芽生えていたように思います。

不思議な一致が重なった長崎旅行

ただ、出発まで時間がなく、喫茶店の予約はほぼ絶望的だと聞かされました。

それでも僕は「大丈夫だろう」とどこか落ち着いていて、参加したい気持ちをそのまま伝えました。

3日後、発起人の方から「やはり空きがなかった」と連絡がありました。

それでも僕は「ロシア料理だけでも楽しみたいので、準備だけはしておきます」と返事をしました。

それから1週間が経ち、出発の4日前に再びメッセージが届きました。

奇跡的にキャンセルが2名出て、喫茶店の予約も取れたとのことでした。

現地集合だったので、僕と妻は前日に長崎入りすることにしました。

当日、朝から日本各地で大雪が降り、飛行機が飛ぶか分からない状況になりました。

不安もなくはなかったものの、心の奥には「まぁ遅れるだけだろう」という安心感がずっとありました。

出発の4時間前に関空に着くと、同じく前日入りを予定していた知人2人が同じ理由で早く到着していました。

空港では次々と便が欠航になる中、僕たちの乗る予定の便だけが「遅延」の表示のまま残り続けました。

最終的に、日本各地の便がすべて欠航になった中で、僕たちの便だけが遅れながらも飛んだのです。

結果として6時間遅れで飛行機は無事に到着し、長崎へ向かうことができました。

当初の観光プランは一部変更になったものの、予定していた喫茶店のマジックとロシア料理のディナーには何の支障もなく参加できました。

「当たり前の感覚」が引き寄せる力を持つ理由

後日、旅行の話をする機会があったとき、みんなが同じことを言っていました。

「僕たちが一緒に行くのが当然だと思っていた」と。

そして僕自身も、誘われていなかったはずなのに「行けるのが当たり前だ」と感じていたことに改めて気づきました。

この出来事は、理想が「もう決まっている」と感じる感覚が、どれほど自然に現実を動かすかを教えてくれました。

さらに、この「すでに決まっている感覚」が複数の人に共有されていたことも、大きな意味があったように思います。

同じ安心感や当たり前の気持ちを多くの人が持つことで、理想の実現が加速することがあるのかもしれません。

ただ、こうして振り返ると、ここまで完全に「もう叶っている」と心から思えた体験は、後にも先にもこの一度だけでした。

他の出来事では、やはり不安が多少はつきまといますし、理想と現実のギャップに心が揺れることも多いです。

そんなときは、僕は「誰でもできるメンタルセラピー」を使って、不安や焦りをそっと手放すようにしています。

理想を叶えるために必要なのは、特別な力や完璧な信念ではなく、この「当たり前の感覚」を少しずつ育てていくことなのだと思います。

振り返るたびに、この体験が教えてくれたことの深さに驚かされます。

叶ったつもりの感覚とは何か?

これまでの体験談を通して、「もう決まっている感覚」が理想を現実に近づける力を持つことをお伝えしてきました。

でも実際に日常でその感覚を持とうとすると、どうしても疑いや焦りが顔を出すことがあります。

ここでは、叶ったつもりの感覚がどんな心の状態なのかを分かりやすく整理し、無理なく理解できるようにお話しします。

「強く信じなければいけない」と思い込む必要はありません。

「もう予約済みだから届くのを待つだけ」という感覚

叶ったつもりの感覚とは、無理に信じ込んだり、理想を疑わないように気持ちを押し込めることではありません。

たとえば、ネットで欲しい商品を注文したとき、あなたは「本当に届くんだろうか?」と四六時中心配するでしょうか。

もちろん、まれに不安になることはあっても、ほとんどの場合「そのうち届くだろう」と思って過ごしています。

叶ったつもりとは、それと同じように「もう予約は済んでいるから、届くのを待つだけ」という感覚です。

この心の状態には、強引さや過剰な努力は必要ありません。

理想がすぐに形にならなくても、「いずれ当然のようにやってくる」と思える穏やかさが土台にあります。

この感覚を育てると、心がギュッと縮こまるような焦りが少しずつ薄れていきます。

欠乏感や焦りを抑え込まなくていい理由

理想を強く思い描こうとするほど、現実とのギャップが目に入りやすくなります。

「まだ叶っていない」という感覚が大きくなると、それを無理に抑えようとして心が疲れてしまうこともあります。

でも実は、欠乏感や焦りを完全になくす必要はありません。

それらはただの一時的な感情であり、理想を否定する証拠ではないからです。

僕自身、理想に向かう過程で何度も不安や焦りを感じました。

でもそのたびに、「それでも最終的には叶う」という感覚を少しだけ思い出すようにしていました。

「心が揺れても、それは自然なこと」と知るだけで、気持ちはずいぶん楽になります。

叶ったつもりとは、心の揺れを否定するものではなく、揺れを受け入れながらも「もう決まっている」と思える余白を持つことです。

安心感が現実を少しずつ動かしていく

僕が長崎旅行で体験したように、理想を「もう当たり前だ」と思える感覚は、行動や選択を変えていきます。

人は、安心感を持っているとき、無理をせずに理想に向かう行動を選びやすくなります。

それは特別な努力ではなく、「当然そうなるから、今できることをやっておこう」という自然な動きです。

この安心感が土台にあると、周りから見ても不思議なくらいスムーズに物事が進むことがあります。

もちろん、現実にはタイムラグや予想外の出来事もあります。

でも、その中でも「最終的には理想に近づく」と信じられると、焦りに流されずにいられます。

叶ったつもりの感覚は、特別な才能やスキルではなく、誰にでも少しずつ育てられるものです。

この穏やかな安心感が、理想を形にする力を少しずつ引き出してくれます。

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叶ったつもりを習慣にする3つのステップ

「叶ったつもりで過ごす感覚は分かったけれど、実際にどうやって日常に取り入れたらいいんだろう」と感じる方も多いかもしれません。

理想が当たり前だと思える心の状態は、一度だけ強く思い込んでも長くは続かないことがほとんどです。

ここでは、僕自身が試してきた「無理なく習慣にするための3つのステップ」をご紹介します。

小さな行動を積み重ねるだけで、少しずつ安心感が育っていきます。

毎朝「予約済み」を思い出す

一日の始まりに「もう理想は決まっている」という感覚を思い出すことは、とてもシンプルで効果的な習慣です。

朝起きたとき、心がまだ柔らかい状態で「今日も理想に向かう一日が始まる」と意識するだけで、安心感が生まれやすくなります。

この習慣を続けると、心の中で「理想がすでに予約済みである」という感覚が定着していきます。

もちろん、毎日完璧に信じられる必要はありません。

「信じきれない気持ちがあるな」と感じたときも、「でも予約はもう済んでいるんだ」とそっと思い出すだけで十分です。

理想に向かう一日は、特別な目標を掲げる日だけではなく、普段の何気ない日常にもたくさん隠れています。

その小さな積み重ねが、焦らず自然に「叶ったつもり」を習慣にする土台になります。

行動を「もう叶った人」の基準で選ぶ

「叶ったつもり」の感覚を深めるには、日々の行動に小さな選択を積み重ねることが大切です。

理想が叶った世界の自分なら、どんなふうに行動するだろうと想像してみてください。

たとえば、もっと丁寧に言葉を選んだり、自分に優しい時間をつくったり、ちょっとした親切を意識することかもしれません。

この「もう叶っている自分だったらどうするか」という問いかけは、特別な儀式ではなく、日常の一部にできるものです。

僕自身、特に気分が落ち込みやすい日に、この問いを思い出すことで気持ちが立て直しやすくなりました。

理想が当たり前になった感覚で選ぶ小さな行動は、やがて現実を少しずつ理想の方向に近づけていきます。

大きな決意や努力ではなく、ほんの少しの基準の変化が現実を変える第一歩です。

夜に「叶った前提」で振り返る

一日の終わりに、その日を「叶ったつもり」で振り返る習慣もとても大切です。

寝る前に「今日、理想に近づいたことは何だっただろう」と静かに考えてみてください。

たとえ大きな成果がなくても、少しでも理想に向かう選択をした自分を認めてあげることが大事です。

「まだ全部叶っていなくても大丈夫」と締めくくることで、心に安心感が広がります。

この振り返りは、心が「理想に向かう過程そのものを肯定する」習慣を育てます。

僕も一時期、結果だけを見て「何も変わっていない」と思い込んで苦しくなっていました。

でもこの小さな振り返りを続けることで、「少しずつでも進んでいる」という安心が持てるようになりました。

理想が叶ったつもりで過ごす一日は、こうした小さな確認と労わりの積み重ねから始まります。

 

理想を叶えようとするとき、「執着しすぎたら逆効果になるんじゃないか」と不安になることもあるかもしれません。

でも本当は、執着心が必ずしも悪いわけではなく、むしろ願いを大切に思う気持ちの一部ともいえます。

僕も同じ悩みを抱えていたときに、「執着してもいいんだ」と知ることで気持ちがずいぶん軽くなりました。

もし今、「執着と手放しのバランスが分からない」と感じているなら、このお話がきっとヒントになるはずです。

興味がある方は、こちらを一度読んでみてください。

執着してもいい?理想との向き合い方をやさしく解説した記事はこちら

まとめ

「叶ったつもりで過ごす」という感覚は、最初はとても曖昧で難しく思えるかもしれません。

僕自身も、理想を叶えたい気持ちが強いあまりに「絶対に信じなければ」と自分を責めていた時期がありました。

でも振り返ってみると、理想が自然に叶ったときに共通していたのは、「もう決まっている」という穏やかな安心感でした。

その感覚は、無理に作ろうとするものではなく、小さな習慣を積み重ねるうちに少しずつ育つものだと感じています。

不安や焦りがあっても大丈夫です。

心が揺れることを責めずに、「それでも理想に向かっているんだ」とそっと思い出すだけで十分です。

もし「一人で整えるのが難しい」と感じたときは、僕が実践している「誰でもできるメンタルセラピー」を取り入れてみてください。

理想を叶えるために必要なのは、特別な力ではなく、ほんの少しの信頼と自分を大事にするやさしさです。

あなたが今日から「もう決まっている感覚」を育む一歩を踏み出せますように。

もっと詳しく知りたい方や、自分に合った方法を一緒に見つけたい方は、こちらの個人サポートもご活用ください。

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