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- 引き寄せが起きない理由と内面の意外な関係性を追加しました
- 引き寄せが起きない理由と落とし穴の抜け方を知る方法を追加しました
- 願いが叶う人が実践する感情の整え方を追加しました
- 「足るを知る」が嫌いなあなたへ|満足より大切な“進化”のための3ステップを更新しました
- 不足に意識を向けると現実も不足になる理由
- 「負の引き寄せ」が起こる仕組みと対処法
- 満ちた現実に変える具体的な思考と行動
「お金が足りない」「私なんて愛されない」と感じたことはありませんか?
実はその思いが、今のあなたの現実をつくっているかもしれません。
今回は「足りない」にフォーカスすることが、どんな影響をもたらすのかを紐解いていきます。
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不足を感じるほど、現実も足りなくなる理由
「足りない」と感じるとき、あなたの内側ではどんなことが起こっているのでしょうか?
まずはその仕組みを見ていきましょう。
不足にフォーカスすると波動が乱れる
引き寄せにおいては、あなたの放っている波動が現実をつくっているといわれています。
つまり、「お金がない」と感じていると、その思いが「お金がない現実」を呼び寄せるということになります。
これは、宇宙が「ないというエネルギー」に反応して、「ない状態」をさらに強化してしまうからです。
たとえば、冷蔵庫に食材があるのに「何もない」と感じてしまうと、本当に何もないような錯覚に陥ります。
心の中にある「ない」という認識が、現実にも「ない」という状況を引き寄せてしまうのです。
これは意識していなくても、自動的に働く波動のメカニズムのひとつだといわれています。
だからこそ、「ない」にフォーカスするクセがある人ほど、現実でも不足を感じやすくなってしまうのです。
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「どうせ私なんか」が現実を形づくる
自分に自信が持てなかったり、過去の経験から自己否定が習慣になってしまっている場合。
「どうせ私なんかうまくいかない」といった思考が、気づかないうちに深く潜在意識に染み込んでいます。
その結果、あなたがどれだけ努力しても、「報われない現実」や「うまくいかない出来事」が次々と起こるようになります。
これは、あなた自身がその波動を放ってしまっているからです。
引き寄せでは「あなたの在り方」がエネルギーとなって、似たような周波数の出来事を呼び寄せると考えられています。
もしあなたが「愛されない」という思いを抱いているとしたら。
その思いがエネルギーとして働き、「愛されない」という現象を現実にも作ってしまうのです。
自分を否定する言葉や思考は、現実の中でも否定される出来事をつくり出すきっかけになりかねません。
負の引き寄せは無意識に起こっている
負の引き寄せは、意図的に引き寄せようとしているわけではありません。
むしろ、「どうにかしたい」と頑張っている人ほど、無意識に陥りやすい傾向があります。
たとえば「お金が欲しい」と思っている人でも、その裏に「今のお金じゃ足りない」という不足の想いがあると、その波動が宇宙に届いてしまうのです。
表面的にはポジティブな言葉でも、潜在意識の奥底では「足りない」が強く働いていると、結果的に「もっと足りない」状況を引き寄せてしまうこともあるといわれています。
この負の引き寄せの厄介なところは、自分では「努力している」「前向きなつもり」でも、内面では真逆の波動を出しているという点にあります。
だからこそ、自分の思考や感情をしっかり見つめることが大事なんですね。
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「ある」に目を向けると世界が変わる
では、どうすれば不足の思考を手放し、望む現実を引き寄せていけるのでしょうか?
その答えはとてもシンプルで、「今あるもの」に意識を向けることです。
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足りないから抜け出すには「今」を味わう
「今、あるもの」に目を向けることは、波動を整える第一歩です。
たとえば、「お金がない」と感じたときでも、「今日、昼ごはんが食べられた」「電車に乗れた」など、すでに受け取っているものを数えてみてください。
ほんの小さなことでも、「ある」にフォーカスすることで、あなたの内側の波動は「満たされている」状態へと変わっていきます。
それが積み重なると、「もっと満たされる現実」が自然と引き寄せられるようになるのです。
これは誰でもできるエネルギーワークの基本ともいえる考え方です。
最初は意識してやらないと難しいかもしれません。
でも、意識する回数が増えるたびに、あなたの内側のエネルギーが変化し、現実の見え方も少しずつ変わっていくことを実感できるはずです。
感謝のリストで波動をリセットする
毎日、夜寝る前に3つの「ありがたいこと」をリストに書き出してみてください。
これはシンプルですがとても効果的な習慣です。
たとえば、「今日は雨が降らなくて助かった」「友達と笑えた」「好きな香りのシャンプーが気持ちよかった」など、どんなに小さなことでも構いません。
書くことによって、頭の中に「ある」という認識が強化されていきます。
この習慣が、あなたの内側の周波数を整え、穏やかで心地よい波動へと変化させてくれます。
その波動は、やがて現実の出来事として返ってくると言われています。
続けることで、どんなに不安定な現実の中でも、心の軸を整える力が育っていきます。
これは、誰でもできるメンタルセラピーのひとつでもあり、多くの受講者の方々からも喜びの声をいただいています。
与えることが「ある」意識を育てる
「ある」意識を育てるために、もうひとつ効果的なのが「与える」という行動です。
たとえば、誰かに笑顔を向けたり、ちょっとした言葉をかけたりするだけでも構いません。
与えるという行動は、「自分にはすでに持っているものがある」という氣づきを深める力があります。
この感覚が定着すると、自然と「足りない」と感じる瞬間が減っていきます。
僕自身も、かつては常に「何かが足りない」と感じていましたが、「与えること」を意識するようになってから、心がずっと穏やかになりました。
そして、驚くほど現実も変わっていったんです。
このような氣づきを深めたい方には、個人セッションでも具体的なワークをご案内しています。
「自分の在り方」が現実を創っている
最終的に、現実を変えるために必要なのは、目の前の出来事ではなく「自分自身の在り方」です。
不足ではなく、すでにある豊かさに氣づくこと。
その姿勢が、新たな未来を呼び込んでくれます。
現実は内側の写し鏡
僕たちが見ているこの現実は、自分の内側を映し出す鏡のようなものです。
だからこそ、外側の出来事に翻弄されるのではなく、自分の中の思考や感情に意識を向けることが大事になります。
「うまくいかない」「苦しい」と感じたときこそ、自分の内面を見つめ直すチャンスだといえるかもしれません。
それは決して難しいことではなく、小さな氣づきの積み重ねによって、誰にでも可能な変化だと思います。
僕も日々、そのことを実感していますし、多くのクライアントさんが実際に現実を変えてこられました。
必要なのは、ほんの少しの視点の変化だけなのです。
「心映の理」が教えてくれること
心映の理では、「すべての現実は自分の意識が映し出している」と説かれています。
だから、変えるべきは現実ではなく、自分の中の「前提」なのです。
たとえば、「愛されない」という前提を持っていれば、その通りの現実が起こります。
でも、「私はすでに愛されている」と認識できたとき、その周波数が現実に反映されるともいわれています。
これは単なる理論ではなく、僕自身や講座の受講生が体験している事実でもあります。
視点が変われば、波動が変わり、そして現実が変わる。
そのすべてのスタート地点は、あなたの内側にあります。
未来を創るために、今を整える
未来を変えたいと願うなら、今のあなたが放っている波動を整えることが必要です。
「いつかこうなりたい」と思うより、「今すでにそうなっている」かのように感じること。
その想像力が、現実を先取りする力となって働くのです。
引き寄せは未来ではなく、今の波動が未来を創っているという宇宙の仕組みに則っています。
今この瞬間から、少しずつでも波動を整えることが、未来の現実を変える最短ルートだといえるかもしれません。
あなたも、その力をすでに持っているのです。
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まとめ
不足の思考は、無意識のうちに負の引き寄せを起こしてしまうことがあります。
でも、視点を変えて「今あるもの」に目を向ければ、波動が整い、望む現実が引き寄せられるようになります。
感謝や与える行動は、その変化のきっかけになります。
心映の理に基づいた視点の転換は、誰にでも実践可能な氣づきです。
僕の拙著『だから引き寄せおきひんねん』では、こうした実例と詳しいメカニズムをわかりやすく解説しています。
より深く学びたい方は「誰でもできるメンタルセラピー」講座や個人セッションで、あなたに合ったアプローチを見つけてください。
ご質問やご相談はいつでもお気軽に、お問い合わせくださいね。