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嫌な人を変える確実な方法

嫌な人を変える確実な方法

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

[アイキャッチモデル: 茜さやさん]

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あなたの周りに嫌な奴がいるのはなぜ?

なぜ、何度も嫌な言動や、ひどい扱いを引き寄せるのでしょうか?

次のような仕組みが脳にあるからといわれています。

  • 脳は、あなたをあなたが信じている通りに動かしたり、信じている方へと引き寄せられる動きがある。
  • あなたと同じような信念や波長をもっている人を引き寄せる(類は友を呼ぶ)
  • あなたの信念(思い込み)がより嫌な人を増やしている

人の脳にはこのこうした性質があるので、脳から”嫌な人から嫌な事を言われる経験を引き寄せろ”という命令が無意識に出ているそうです。

あなたの信念がより嫌な人を増やす

意外にも”あの人は嫌な奴だ”と盲信していても、実は一般的には取るに足らない他人の言動を”嫌な言動”にしてしまっているという事はよくあります。

つまりあなた自身が嫌な人を創り出しているという事です。

人は鏡の本当の意味とは?あなたが相手に映し出している4つの価値観」でもかきましたが、「こうするべき」や「これはいけないこと」というよなあなたが持っている価値観と合わない人の言動を嫌悪してしまって相手を”嫌な奴”にあなたが仕立てあげてしまっています。

例えば「LINEを既読にしたらすぐに返すべき」という価値観をあなたが持っていた場合。

すぐに返事のこない人に対して不快感を感じます。

つまり、すぐに返事を返してこない人は、自分を不快にさせる嫌な奴になります。

しかしこの価値観を持っていない人は不快になる事はありません。

あなたが当たり前のように思っている、これはダメ、不快、嫌と決めつけてしまっている価値観があなたの人生において嫌な人を増やしています。

もちろん「これはいけない事」には法律を守ることや、社会生活をする上で必要なこともあります。

これも度が過ぎれは自分や相手を苦しめることになります。

「これはいけないこと」「許せないこと」の度が過ぎれば、世の中嫌なことだらけになってしまいます。

「LINEを既読にしたらすぐに返すべき」という価値観はの裏には、「自分は誰からも愛されていない、価値のない人間」という自己否定の想いが潜んでいることもあります。

親からの愛情不足で育ち「自分は愛されていない」というような価値観を持っていると、他人からの愛情に敏感になりやすく強い愛情や承認を欲します。

そんな価値観を持っているので、LINEが既読スルーをされた時、「自分は愛されていないのかも?」「自分には価値がない」「自分は大事にされていない」という思いが出てきて、不安を感じるようになります。

そして「既読にしたらすぐに返すべき」という自分ルールを作り始めます。

これは、すぐに返さないのは相手の愛が足らない、何故なら自分が不安になるからという思いがあるからです。

直ぐに返事が返ってこない事に不快感を覚え、自分もすぐに返さないと相手から嫌われてしまうという強迫観念に苛まれ、無理にでも返すようになってしまった結果、疲れてしまうという事も。

更には相手に「なぜすぐに返事を返さないの?」と文句を言って知った挙句に喧嘩。

結果、相手は嫌な奴。

というようにあなた自身が嫌な人を作り出しているという事も有り得ます。

この状態の怖いのはあなたは正しいと思っている事なので、あなたの価値観が原因で嫌な人を作り出しているという事態になかなか氣付けないという事です。

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「嫌な人」というレッテルを張るとますます嫌なことがしてくる

人から嫌な事をされるうちに、「あいつは性格が悪い」だの「嫌な奴だ」だのと思っていると思います。

ところがそんな風に思うようになってからの方が、相手からさらに嫌な事をされたり言われたりした経験はありませんか?

これも人の脳が価値観通り振る舞おう、経験を引き寄せようとする働きによるものです。

脳にはミラーニューロンと呼ばれる部位があり、相手が思っている事を雰囲気や態度や言動などから察知しその通りに振る舞おうとする習性があるという事がわかってきています。

あなたもこんな経験があったかもしれません。

勉強しようと思っていたら「遊んでいないで勉強しなさい!」と言われた事。

その言葉のせいで一気に氣持ちが萎えてやる気が無くなったという経験。

実はこれミラーニューロンによる相手の意識を読み取ってその通りにしようとする脳の仕組みがベースにあります。

親が「勉強しなさい!」という事は、親の中にあなたが遊んでばかりで勉強しないダメな子という価値観が存在しているという事です。

仮にあなたが勉強をよくする良い子だと思われていたら「勉強しなさい!」とは言わないからです。

どういうことかというと、親からあなたは勉強をしない遊んでばかりいるダメな子供というレッテルを貼られたという事になります。

なので子供心にそれを感じ取って「うるさい!」と反発していました。

つまり子供の頃のあなたの脳は、無意識に”勉強をしない子”として振る舞おうとするので、やる氣が無くなってしまうわけです。

更に付け加えるなら、逆も然りで、子供の頃のあなたが親に対して「うるさいなぁ」と親に”うるさい親”というレッテルを貼ってしまうので、親もうるさい親として振る舞いますので、ますますうるさくなります。

そうなると反発しあうという悪循環が生まれます。

嫌な人から繰り返し嫌な事をされるのもこれと同じ原理です。

「あいつは嫌な奴」「もうやめてほしい」と思えば思うほど、余計に相手はそう振る舞ってきます。

実際に嫌な事をされたのだからそう思うのも仕方のないことと思われるかもしれませんが、事実かどうかに関係なく脳の仕組み上、あなたが思い込んだことは命令となってしまいます。

同じ人から延々と嫌な事をされ続ける事から抜け出せない罠です。

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あなたが自己否定をしてしまうのは何故?

「自分はダメ人間」「自分には価値が無い」「自分は虐げられて当然」というよな自己否定や「あの人は嫌な人」「世の中には自分に嫌な事をしてくる性格の悪い奴がたくさんいる」というような価値観が潜在意識にあると、人からバカにされたり意地悪をされやすくなるという事はわかったと思います。

しかし何故、あなたはそのような価値観を持ってしまったのでしょうか?

自己否定の価値観の多くは過去の経験によって作られます。

最初は幼少期の両親の接し方が発端になる場合が多いです。

親から「なんでそんなこともできないの?」などと叱られた経験から自己否定がはじまります。

幼稚園や学校など他人と比較して劣っていると感じだり、そのことで他人からバカにされたりした経験をするうちにあなたの中で「自分はダメだ」「自分は劣っている」と固く信じるようになります。

すると脳が、ますますそんな風に人間として行動をさせようとします。

実際にダメ人間という事ではなく、過去の何かの拍子に無意識に信じてしまった「自分はダメ人間」という思い込みがそのままになっているので、大人になった今でもそう振る舞おうとしています。

  • あなた自身の否定的な価値観
  • 他人に対する否定的な価値観
  • 度を超えた「これはいけない」「こうあるべき」という価値観

こういった価値観が脳への命令となり、あなたの人生に嫌な人や他人の酷い言動を引き寄せます。

あなたからその価値観をなくすことができれば、嫌な人を変えようとしたり、遠ざけようとしなくても、「嫌な人から嫌な事をされる」度合いは自然と軽減されます。

現在、嫌な事をされている只中にいる場合

もしあなたが今現在、ひどい被害に合っている場合は、今回の内容をすぐに受け入れる事はできないと思います。

それにこれから説明するワークどころでもないはずです。

まずはあなたが取れる可能な限りの対処をすることが先決です。

被害を食い止める為に、相手に文句を言ったり、相手に反撃したり、誰かに相談して対応してもらったり、距離を置くだけでなく緊急避難策をとることも大事です。

一旦落ち着くことができらたら、これからお伝えするワークを実践してみて自分を癒しながら、あなたの中にある原因となっている価値観を解消して、嫌な人を遠ざけて追い出す自分に変化していってください。

次ページから、いよいよ嫌な人を変えていく方法の説明をしていきます。



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