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- 引き寄せがうまくいかない理由は、“自分の扱い方”にあったを追加しました
- 幸せな人にイライラする理由と引き寄せが止まる仕組みを追加しました
- 朝の意識で変わる「幸せな一日」のつくり方を追加しました
- 「他人は変えられない」常識を覆す心映の理とは?を追加しました
- 「安心したくて情報を見ている」のに、逆に不安が強くなる仕組みを知る
- SNSや陰謀論と“心の距離”をとるために、日常の中でできる工夫がある
- 考えすぎのループから抜け出すには、頭ではなく行動・習慣に目を向ける必要がある
- 誰でもできるメンタルセラピーのように、今の状態からでも始められる現実的手段がある
僕は「引き寄せの法則」という言葉をあまり使いません。
代わりに“引き寄せ”と呼んでいます。
偶然とは思えない体験を重ねてきたからこそ、これは人生の知恵として伝えたいと思っているんです。
最近、SNSや動画などで「これが真実だ」「知らないと危ない」といった情報を見て、心がざわつくことはありませんか?
本当は、安心したくて見ているはずなのに、なぜか不安が強くなったり、考えすぎて眠れなくなったり……。
そんな状態が続くと、「もう何を信じていいのかわからない」と、ますます孤独や無力感を感じてしまうかもしれません。
この記事では、そうした“考えすぎのループ”から抜け出し、今の生活にほんの少しでも安心感を取り戻すためのヒントをお伝えします。
小さな習慣の工夫や、ひとりでもできる現実的な手段もご紹介していきますので、どうぞ最後までお読みください。
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なぜ「安心したくて情報を見る」のに、逆に疲れてしまうのか?
情報を見るのは、基本的には「安心したいから」という前向きな意図から始まっているはずです。
ですが、いつの間にか気分が落ち込んだり、焦りや不安が増していたり……そんな経験はありませんか?
ここでは、情報を見ることで逆に疲れてしまう理由と、その仕組みを紐解いていきます。
知っておくことで、今後の情報との関わり方が変わるかもしれません。
情報を見ても不安が消えない理由
SNSや陰謀論系の動画には、「見れば安心できる」という期待とは裏腹に、逆に不安を煽る構造が含まれていることがあります。
これは、アルゴリズムが「強い感情を引き起こす内容」を優先的に表示する仕組みだからです。
たとえば、不安を感じさせるような話題や、「知らなかったら危険」といった刺激的なタイトルが繰り返し表示されます。
一つの動画を見終えた瞬間に、次の関連情報が流れてくることで、自然と「もっと見なければ」という気持ちが強まってしまうのです。
結果として、「安心したいから情報を見た」はずなのに、むしろ不安や緊張感が強くなってしまう。
これは情報の見方が悪いのではなく、仕組みによって引き込まれているだけかもしれません。
だからこそ、「見すぎて疲れる」のは当然の反応ともいえるのです。
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「思考の確認作業」が止まらなくなる
情報を見るうちに、「本当にこれで大丈夫?」「他にも見ておくべき情報があるのでは?」という気持ちが湧いてきます。
それは、ある意味で「確認作業」ともいえる行動です。
でもこの確認作業は、どれだけ調べても、完全に納得できることがありません。
なぜなら、情報は常に更新され、新しい不安材料が次々と現れるからです。
また、不安なときほど「もっと調べなきゃ」と思考が過剰に働きやすくなります。
本当は確認して安心したかったのに、逆に考える量が増えてしまい、心も体も疲弊してしまう。
この状態では、情報を見ても本来の目的である「安心感」を得ることは難しくなってしまいます。
そんなときこそ、「頭で考えること」からいったん離れる必要があるのかもしれません。
「知っておかなきゃいけない」という無意識のプレッシャー
とくに子どもや家族を守りたいという気持ちが強い方ほど、「知らないこと=リスク」と感じやすくなります。
それ自体はとても自然で、大事な感覚です。
でもその想いが強すぎると、「常に情報を追いかけていなければならない」という無意識のプレッシャーが生まれます。
知らなければ守れない。備えなければ不安だ。そんな思いが重なって、情報を追うこと自体が義務のように感じられてくるのです。
しかし現実には、すべての情報を把握することは不可能ですし、そこに正解があるとも限りません。
「情報を見ているから安心」ではなく、「見続けないと不安になる」状態に陥ってしまうのは、とても苦しい循環です。
まずは、「知っておかなきゃ」という気持ちそのものが、どこから来ているのかを見つめ直すことが、心を楽にする第一歩になります。
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SNS・陰謀論と適切な距離を取るには?
情報を見すぎて疲れてしまう原因がわかっても、「じゃあ、どうやって距離を取ればいいの?」と感じる方も多いと思います。
完全に遮断するのではなく、自分の生活や心の余裕に合わせた距離感を保つことが大事です。
ここでは、無理なくできる「情報との付き合い方の工夫」を3つご紹介します。
すぐにでも日常に取り入れられる内容ですので、ぜひ一つでも試してみてください。
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生活の中に「情報を見ない時間」をつくる
まず取り入れやすいのは、あえて「情報を見ない時間」を意識的につくることです。
たとえば、朝起きたらまずスマホではなくカーテンを開ける、顔を洗う、お茶を飲むなど、1つでも現実の動作を先に挟むようにする。
夜も、寝る前30分はスマホを触らないと決めるだけで、心と体の休まり方が大きく変わってきます。
「見ないように我慢する」というよりも、「別の行動を先に入れる」ことで自然と距離ができていくのがポイントです。
情報との距離は“遮断”ではなく“間に何かを挟む”ことで調整できるのです。
情報の流れに振り回されず、自分のペースを取り戻すきっかけとして、まずは小さな行動から始めてみてください。
見る時間帯・場所を決めておく
SNSや動画を見ること自体が悪いわけではありません。
大事なのは、「それにどれだけの時間とエネルギーを使っているか?」という視点です。
たとえば、「昼食後の15分だけ見る」「寝室ではスマホを使わない」など、見る時間や場所をルール化すると、それだけで負担が減っていきます。
情報を見ることが習慣になってしまっている場合、それを変えるには「習慣そのものに枠をつける」のが有効です。
スマホの通知をオフにする、アプリを1ページ奥に移動させるだけでも、「今すぐ見なくてもいい」という意識が生まれます。
情報を「無意識に見る」から「意識的に選ぶ」へと変えることが、心の余裕をつくる第一歩になります。
今の自分にとって必要かを考える習慣
表示される情報すべてを受け取る必要はありません。
「これは本当に今の自分に必要?」と一度問いかけるだけでも、情報に飲み込まれるのを防ぎやすくなります。
たとえば、「これは今すぐ役立つ?」「これを見て氣持ちは落ち着く?」といった問いを、自分にそっと投げかけてみてください。
不安に煽られているときほど、情報を判断する基準が曖昧になります。
だからこそ、「選ぶ基準を明確にする」ことが必要なんです。
情報は“全部見る”ではなく、“選んで受け取る”ものという視点が持てると、心の負担はぐっと軽くなります。
これは、引き寄せで大事な「今の自分の状態」を守るという意味でも、とても大事な習慣です。
考えすぎのループから抜けるための具体的な工夫
情報を見るのを控えても、頭の中で思考がグルグルと回り続けてしまう……。
それは、思考を止めようとするほど逆に考えてしまう「ループ状態」に陥っているのかもしれません。
そんなときに有効なのが、「頭を変えようとする」のではなく、「体を動かすこと」です。
ここでは、考えすぎから抜けるための具体的な行動や習慣をご紹介します。
体を動かすと、頭の回転がゆるむ
思考が止まらないときは、まず「手や体を動かす」ことを意識してみてください。
たとえば、洗い物をする、床を拭く、ベランダの掃除をするなど、なんでも構いません。
大事なのは、「考える」ではなく「動く」という方向に自分を切り替えることです。
思考というのは、静止しているときに加速しやすく、体が動き始めると自然とそのスピードが緩やかになっていきます。
小さな動作が“頭のブレーキ”になるというのは、実感として感じられるはずです。
特別な運動である必要はなく、「とにかく動く」ことを優先する。それが、ループから抜け出す一歩になります。
紙に書き出して「頭の外」に出す
もう一つの方法は、頭の中でグルグルしていることを紙に書き出すことです。
これは、「考えていることを見える化」することで、思考の渦から距離を取ることができます。
何を書くかにルールはありません。
「今日やること」「不安に思っていること」「気になっていること」など、思いついたことをそのまま紙に出していく。
このとき、「頭の中から出した」と意識するだけで、心のスペースが少し軽くなる感覚が生まれるでしょう。
そして、書き出すことで「一時的にでも忘れていい状態」がつくれるのです。
思考を止めるのではなく、紙に移して“整理する”ことが目的です。
リズムのある行動を1つでも増やす
考えすぎや不安に偏ったときは、「予測可能な行動」が心を落ち着けてくれます。
たとえば、朝起きたら白湯を飲む、夜寝る前にお皿を片付ける、など。
これは「安心できるリズム」を体と心に与える働きがあります。
予測できる行動が1日の中にあるだけで、不確かな情報や刺激に対しての耐性がついていくのです。
引き寄せにおいても、「自分で自分を保つ土台」が整っているかどうかは、望む現実を受け取る上でとても重要な部分です。
不安や混乱の中にいても、ひとつの習慣が心のアンカーになるのです。
完璧なルーティンである必要はありません。
自分にとって心地よいリズムを、1つでも意識して生活に取り入れてみてください。
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「誰でもできるメンタルセラピー」という選択肢
これまでご紹介してきたのは、生活の中でできる小さな習慣や行動の工夫でした。
それでも「不安が続く」「やっぱり頭の中が騒がしい」と感じる場合、もう少し具体的な手段が必要かもしれません。
そんなときに役立つのが、「誰でもできるメンタルセラピー」という方法です。
専門知識も道具も不要で、自宅で一人でも取り組める現実的な手法です。
不安や焦りが続くなら、「誰でもできるメンタルセラピー」を試してみる
不安が強く、頭の中で情報がぐるぐる回ってしまうとき、何をどうすればいいかわからなくなることがあります。
そんな状態でも、「誰でもできるメンタルセラピー」は始められるように設計されています。
やり方はシンプルで、今感じている負の感情(たとえば不安や焦り)をもとに、自分で選んで取り組む形式です。
特別な道具も知識もいりません。
「自宅で、ひとりで、いつでもできる」ことが何よりの安心材料になるのです。
詳しい手順は有料講座で学ぶ必要がありますが、今すぐ始められる範囲でも、充分に効果を感じていただける方が多くいらっしゃいます。
「新しく足す」より「ため込んでいるものを減らす」発想
情報や知識をどんどん足しても、不安が減らないのはよくあることです。
むしろ、すでに心の中にある「ため込んでいるもの」を手放すことが、楽になる近道だったりします。
引き寄せにおいても、「不足を埋めようとする行動」は、逆に不安を引き寄せてしまう原因になるといわれています。
「誰でもできるメンタルセラピー」は、まさにこの“ため込みすぎたものを減らす”という発想に合った手法です。
これ以上、何かを学ばなくてもいい。 すでにある不安を解放するだけで変わることがあるのです。
これは、情報に飲まれてしまいがちな現代だからこそ、必要とされている考え方ではないでしょうか。
まず自分が落ち着くことで、周囲との関係も変わってくる
子どものこと、家族のことを心配するあまり、常に気が張ってしまっている方も多いかもしれません。
でも、周囲を守るためにはまず「自分が落ち着いていること」が前提になります。
心の中がざわざわしたままでは、どんなに良い情報も活かせませんし、他人との関係にも摩擦が生じやすくなります。
逆に、自分の状態が穏やかであれば、言葉も態度も自然とやさしくなり、家族や周囲にもその影響が伝わります。
「自分の心を落ち着けることが、最大のサポート」になることを忘れないでください。
もし今、情報の渦の中でどうしていいかわからなくなっているなら、一度立ち止まって、自分の内側に戻る時間をつくってみてください。
「誰でもできるメンタルセラピー」については、あなたの状態に合わせて具体的にサポートを受けられる機会もご用意しています。
ここまでお読みいただき、「ちょっと気持ちが軽くなったかも」と感じたあなたへ。
もしこのテーマが少しでも心に響いたなら、以下の記事もきっとあなたの助けになるはずです。
『思考を変えるだけでは人生は好転しない!本当の鍵とは?』では、頭だけで引き寄せようとする“思考偏重の罠”を解き明かしています。「ちゃんと考えているのにうまくいかない」と感じていたら、ぜひ読んでみてください。
『潜在意識で情報ストレスを軽くする方法』は、無意識のパターンを味方につけることで、情報疲れから自由になるヒントが詰まった内容です。頑張らずに変わりたい方には特におすすめです。
『「ねばならない」を手放して願望実現!不安を解消する方法と心の整え方』は、あなたの中の「もっとこうしなきゃ」というプレッシャーをゆるめ、自然体で現実を変えていく道筋を描いています。読後、ふっと肩の力が抜けるような感覚を味わってみてください。
まとめ
安心したくて情報を見ていたはずなのに、いつの間にか不安が強くなっていた――。
そんな自分に氣づけたなら、それはもう「考えすぎのループ」から抜け出す第一歩です。
SNSや陰謀論といった情報の波は、知らず知らずのうちに心を揺らし、必要以上の不安や焦りを生んでしまうことがあります。
でも、それに巻き込まれるのではなく、自分に合った距離感を持つことで、心はもっと自由になれるんです。
「情報を断つ」のではなく、「情報の前に日常を置く」こと。
「考えを変える」のではなく、「体を使って切り替える」こと。
それらはすべて、今すぐできる、小さな選択の積み重ねです。
そして、どうしても不安が強いときは、「誰でもできるメンタルセラピー」という手段があることを思い出してください。
いまの状態を責めることなく、そっとリセットできる方法があるだけで、人は少しやさしくなれます。
あなたが「情報に振り回される毎日」から、「自分の軸で穏やかに暮らせる毎日」へと変わっていくきっかけになりますように。