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- ネガティブでも引き寄せは起きる|確かな方法と行動の話を解説完全版を更新しました
- 「引き寄せたい」が苦しくなったあなたへ|結果を先に決める考え方を追加しました
- 引き寄せが起きない人が間違えている最初の順番を追加しました
- なぜか叶わないままの人が、決めていないことを追加しました
- 相手を気遣うなら、心配の「大丈夫?」ではなく信頼の「大丈夫!」が届きやすいこと
- 自分に対しては「でも、大丈夫」を使うと、脳が「大丈夫な理由」を探し始めやすいこと
- 引き寄せは「言葉」だけではなく、言葉のあとに出る選択と行動で結果が出やすくなること
- 「でも、大丈夫」すら言えないほどしんどい時は、先に負の感情を解放して戻すほうが早いこと
僕は「引き寄せ」という言葉をあまり使いません。
代わりに“引き寄せ”と呼んでいます。
偶然とは思えない体験を重ねてきたからこそ、これは人生の知恵として伝えたいと思っているんです。
「大丈夫?」と「大丈夫!」は、
同じ言葉でも、相手が受け取る中身が変わります。
気遣いのつもりが、心配として刺さることもあります。
そして自分に対しては「でも、大丈夫」です。
不安が出るたびに繰り返すと、脳が「大丈夫な理由」を探し始めます。
その状態になると、次の一手が出やすくなります。
引き寄せは、願うだけで起きるものではありません。
言葉のあとに、選択と行動が出る形になるほど、結果が出やすくなります。
あなたの「大丈夫」を、結果につながる形に変えてみませんか?
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「大丈夫!」の言葉
「大丈夫!」は、
状況を変える言葉ではありません。
でも、次の一手を決める合図にはできます。
口では「大丈夫」と言っているのに、
結果が出ない日が続くことがあります。
その理由は、言葉の強さではなく、
言葉のあとが空白になっているからです。
「大丈夫!」だけで結果が出る、は誤解です
「大丈夫!」と言い切れば結果が出る。
その理解では、結果が出ません。
言葉だけでは、行動が決まらないからです。
たとえば、仕事の連絡が溜まっているのに、
自分に「大丈夫!」と言って画面を閉じる。
その瞬間は楽でも、
翌日に同じ負荷が戻ってきます。
言葉で終わると、
判断が先延ばしになります。
判断が先延ばしになるほど、
結果に必要な手順が遅れます。
「大丈夫!」を使うなら、
言い切ることが目的ではありません。
言い切った直後に、
工程を一つ決めることが目的です。
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再現できる型は「大丈夫!」の後に一文を足すことです
再現できる型は一つです。
「大丈夫!」のあとに、
工程を一文だけ足します。
工程は、三つだけで足ります。
「確認する」「一つに絞る」「範囲を区切る」。
このどれかに決めるだけで、
最初の一手が固定されます。
自分に向けるなら、こう言います。
大丈夫。まず現状を確認します。
大丈夫。いま決めるのは一つだけです。
大丈夫。今日やる範囲を区切ります。
相手に向けるなら、こう続けます。
大丈夫です。いま困っている点を一つだけ教えてください。
この形は、相手の主体性を残したまま、
会話を前へ進められます。
「大丈夫!」を言って終わると、
受け取りが割れやすくなります。
工程を一文足すと、
受け取りが割れにくくなります。
刺さる理由は「最初の一手が固定され、迷いが減る」からです
結果が出ないときは、
行動が悪い前に、判断が散っています。
判断が散ると、
選択がぶれやすくなります。
選択がぶれると、
順番が決まりません。
順番が決まらないと、
着手が遅れます。
「大丈夫!」のあとに工程を足すと、
最初の一手が固定されます。
最初の一手が固定されると、
今やらないことも決まります。
イントネーションは目的で使い分けます。
状況の確認なら「大丈夫?」です。
段取りの開始なら「大丈夫!」です。
目的が合うほど、結果が出やすくなります。
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イントネーションの重要性
「大丈夫?」と「大丈夫!」は、
同じ言葉でも、相手が受け取る意味が変わります。
特に相手が余裕のない場面では、
疑問形は追い込みになりやすいです。
ここで伝えたい結論は一つです。
心配の「大丈夫?」ではなく、
気遣いの「大丈夫!」で声を掛けるほうが、
相手を支えやすいです。
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「大丈夫?」は、相手が大丈夫じゃないときほど負荷になります
「大丈夫?」と声を掛けたくなるのは、
多くの場合、相手が大丈夫じゃない場面です。
その相手に「大丈夫?」を投げると、
相手は「大丈夫と答える役」を背負います。
相手がしんどいときほど、
説明する力も、受け答えする余裕も減りやすいです。
そこに疑問形が入ると、
相手は「答えられない自分」を意識しやすくなります。
さらに厄介なのは、
疑問形が「心配している私」を前に出しやすい点です。
相手を支えるつもりでも、
受け取りによってはパフォーマンスに見えることがあります。
気遣いは「大丈夫!」で信頼を渡すほうが伝わります
気遣いは、相手を心配で包むことではありません。
相手を信頼したまま、支える立場を取ることです。
その役割を、
一言で渡せるのが「大丈夫!」です。
「大丈夫!」は、
相手に説明を要求しにくい言い方です。
だから相手は、
守りの受け答えより先に立て直しに戻りやすくなります。
同じ気遣いでも、
疑問形は「不安を共有する形」になりやすいです。
断言形は「信頼を渡す形」になりやすいです。
この差は、場面が重いほど効いてきます。
本当に相手を気遣うなら「励ます→一緒に解決」をセットにします
「大丈夫!」は、
相手を励ます言葉として強いです。
ただ、励ましで終わると、
現実の負荷が残る場面もあります。
だから本当に気遣うなら、
「大丈夫!」の次に、支える姿勢を続けます。
たとえば「一緒に整理しよう」と言って、
解決案を考える側に並びます。
この形だと、
相手は「答える役」ではなく「進める側」に戻りやすいです。
結果として、
会話が進み、必要な行動が決まりやすくなります。
ミラーニューロンの影響
人は、相手の声の調子や表情に引っ張られやすいです。
だから声掛けは、言葉より先に「空氣」を渡します。
ミラーニューロンという仕組みが関係している、ともいわれています。
難しい説明を抜きにしても、
落ち着いた声は落ち着きを広げ、
心配の声は心配を広げやすいです。
相手の状態は、こちらの声と表情で増幅されます
相手が余裕のないときほど、
言葉の内容より、声の調子を先に受け取ります。
そのため、こちらが焦っていると、相手も焦りやすいです。
逆に、こちらが落ち着いていると、
相手は呼吸と判断を戻しやすくなります。
ここで大事なのは、励ます言葉の勢いではなく、土台の安定です。
「大丈夫?」は心配を増やし、「大丈夫!」は信頼を渡します
「大丈夫?」は、
相手が大丈夫じゃない場面で投げられやすい言葉です。
その相手に疑問形を置くと、相手は「大丈夫と答える役」を背負います。
一方で「大丈夫!」は、
相手の力を前提にした声掛けとして届きやすいです。
相手は守りの返答より先に、立て直しに意識を戻しやすくなります。
本当に気遣うなら「大丈夫!」で支え、並んで解決側に立ちます
気遣いは、心配を見せることではありません。
相手の力を信じたまま、支える立場を取ることです。
だから「大丈夫!」で励ましたら、
次はあなたが解決側に並びます。
一緒に整理し、一緒に手を動かす側に立つと、相手は進みやすくなります。
その結果、相手は「答える役」ではなく「進める役」に戻れます。
進める役に戻るほど、会話も行動も前に進み、結果が出やすくなります。
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自分に言うなら「でも、大丈夫」です
相手に声を掛ける「大丈夫!」と、
自分に言い聞かせる「大丈夫」は、役割が違います。
自分に対しては、でも、大丈夫が合います。
つらいことがあった。
トラブルが起きた。
そんなときに言うのは、
「でも、大丈夫」です。
現実を否定しないために「でも」を入れます
自分が苦しいときほど、
きれいな言葉は通りにくいです。
だから最初に「でも」を入れます。
「でも」は、現実を消しません。
「きつい」を残したまま、
立ち位置だけを戻せます。
つまり「でも、大丈夫」は、
強がりではありません。
現実を見たまま、自分を折らない言い方です。
不安になるたびに「でも、大丈夫」を繰り返します
自分に言う「でも、大丈夫」は、
一回で終わらせる言葉ではありません。
不安が出るたびに、繰り返し言います。
繰り返すと、脳は勝手に「大丈夫な理由」を探し始めます。
あなたが理屈を作らなくても、
探す方向に切り替わります。
理由探しが始まると、
見える情報が変わります。
その結果、「次に何をするか」が出やすくなります。
400万の負債のとき、僕は「でも、大丈夫」を言い続けました
僕が仕事で400万ほどの負債を抱えたとき、
不安になるたびに「でも、大丈夫」「何とかなる」と、
繰り返し言い聞かせていました。
何とかするための方法が、先に見つかったわけではありません。
それでも、結果として500万の仕事が入ってきました。
しかも有難いことに、前金で全額払ってくださいました。
先方には、400万の負債の話をネタとして話しました。
だからといって、仕事をくださいと頼んだわけではありません。
ただ当時、IT機器がそろそろ買い替えの時期であることは伝えました。
理屈を付けるなら、
IT機器の買い替えの話が500万規模の提案になっていたこと。
そこに400万の負債のネタが重なって、
先方が前払いを選びやすくなったのかもしれません。
仕入ができないと考えてくださったのだろう。
今となっては、僕はそう捉えています。
そして僕にとっては、これが「でも、大丈夫」から始まった引き寄せでした。
「でも、大丈夫」が言えないほど、しんどいときは
「でも、大丈夫」は強いです。
でも、それすら言えないぐらいメンタルをやられる時もあります。
それぐらい負荷が掛かるほど頑張ってきたのかもしれません。
限界を迎える前に抱えているしんどいを解放して、
「でも、大丈夫」が言えるようになりませんか?
「でも、大丈夫」が言えないのは、知らなかっただけ?それとももう限界?
「でも、大丈夫」って、
知っているかどうかで差が出ます。
知らなかったなら、
ここから使えばいいだけです。
ただ、頭では分かっていても、
口から出てこない時もあります。
その時は、
抱えているしんどいが大きいだけかもしれません。
抱えているしんどいが残っていると、「でも、大丈夫」が出てきません
抱えているしんどいが強いと、
「大丈夫な理由」を探す余白がなくなります。
だから「でも、大丈夫」が出にくくなります。
この状態で言葉だけ変えようとしても、
うまくいかないことがあります。
先に、抱えているしんどいのほうを減らすほうが、
結果として早いです。
個人サポートで、抱えているしんどいを解放しませんか?
僕の個人サポートでは、
抱えているしんどいを解放するために、
「誰でもできるメンタルセラピー」を行います。
詳しいやり方は記事では割愛します。
抱えているしんどいが解放されると、
「でも、大丈夫」が言いやすくなることがあります。
そうなると、脳が「大丈夫な理由」を探し始めて、
現実の動き方が変わるかもしれません。
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まとめ
引き寄せにつながるのは、
「大丈夫」と言って終わることではありません。
言葉のあとに、次の一手が出る形になるほど、
結果が出やすくなります。
相手に対しては、
心配の「大丈夫?」ではなく、気遣いの「大丈夫!」です。
信頼の形で声を掛けるほど、
相手は解決側に戻りやすくなります。
自分に対しては「でも、大丈夫」です。
不安になるたびに繰り返すと、
脳が「大丈夫な理由」を探す方向へ切り替わります。
もし「でも、大丈夫」すら言えないほどしんどいなら、
先に負の感情を解放して、言葉が出る状態へ戻すのが先です。
そのために、僕の個人サポートで「誰でもできるメンタルセラピー」を行います。
あなたが更に幸せになるために
今回の記事がお役に立てば嬉しく思います。
なお具体的な話はあなたが何を引き寄せたいかによって変わってきます。
具体的なご相談は引き寄せセッションにて承ります。
最後までお読みいただき有り難うございます。
感謝感謝
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