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- 魔法の言葉で運氣をあげる:大丈夫!で引き寄せが起きる声かけ術を追加しました
- ネガティブでも引き寄せは起きる|確かな方法と行動の話を解説完全版を更新しました
- 「引き寄せたい」が苦しくなったあなたへ|結果を先に決める考え方を追加しました
- 引き寄せが起きない人が間違えている最初の順番を追加しました
- 「執着はよくない」という言葉が、なぜ引き寄せを止めてしまうのか
- 執着とは感情の強さではなく、意識の向け先がズレた結果であること
- 叶っていない状態ではなく、叶える方向に意識を戻す重要性
- 一人では意識のズレを修正しにくい理由と、その具体的な対処法
僕は「引き寄せの法則」という言葉をあまり使いません。
代わりに“引き寄せ”と呼んでいます。
偶然とは思えない体験を重ねてきたからこそ、これは人生の知恵として伝えたいと思っているんです。
引き寄せについて調べてきたあなたなら、
「執着していると叶わない」
「忘れた頃に叶う」
こうした言葉を、何度も目にしてきたはずです。
そして多くの場合、
その言葉を疑う前に、
前提として受け入れてきたのではないでしょうか。
願いについて考え始めると、
「これは執着かもしれない」とブレーキをかける。
気づけば、考えること自体をやめてしまう。
でも、
それで本当に現実は変わったでしょうか。
この記事では、
「執着はよくない」という言葉が生む誤解を整理し、
なぜ引き寄せが止まってしまうのかを構造的に説明します。
そして、
執着をなくそうとするのではなく、
意識をどこへ向け直せばいいのかを明確にしていきます。
感情論でも、
スピリチュアルな雰囲気の話でもありません。
引き寄せがうまくいかない理由を、
できるだけ生活感のある言葉で、
一つずつ解きほぐしていきます。
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執着はよくない?
引き寄せについて調べているあなたなら、
一度や二度ではなく、
何度も目にしてきた言葉だと思います。
「執着していると叶わない」
「忘れた頃に叶う」
本を読んで、
ブログを読んで、
発信を追っているうちに、
この言葉を疑う前に前提として採用してきたはずです。
そして、その前提のまま、
引き寄せを実践し続けている。
願いについて考えるたびに、手を引いていないか
願いについて考えているとき、
途中で、こんな考えが入ってきませんか。
「これって執着かもしれない」
「考えすぎてるから、うまくいかないのかも」
そう思った瞬間、
あなたは願いを深めるのではなく、
自分で思考を止めています。
誰かに止められているわけではありません。
自分で判断して、引いている。
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引き寄せの説明を、つぎはぎで使っている
引き寄せでは、
「意識していることが現実に反映される」
と学んできたはずです。
同時に、
「執着すると叶わない」
とも学んできた。
この二つを整理しないまま使えば、
どうなるかは明らかです。
考えなきゃいけない。
でも考えすぎたらダメ。
気にしなきゃいけない。
でも気にしたらアウト。
この状態で、
行動が安定するはずがありません。
「執着」という言葉が、行動を止める理由になっている
あなたが今つまずいているのは、
願いの強さではありません。
「執着」という言葉を、
考えない理由・動かない理由として使ってしまっていることです。
不安になったとき。
結果が出ないとき。
一歩踏み出すのが怖いとき。
その都度、
「これは執着だから」と結論づけて、
思考も行動も止めている。
この段階では、
引き寄せがどうこう以前に、
前に進む構造がありません。
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執着は、意識を向ける対象を間違えた結果として起きる
ここで一度、
「執着」という言葉を
きちんと整理しておきます。
執着は、
気持ちが強いから生まれるものではありません。
意識を向ける先を間違えたときに生まれる状態。
それが、執着です。
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叶えたい対象ではなく、「叶っていない状態」を見ている
本来、
意識を向けるべきなのは、
「どうしたら叶うか」
「何をすれば近づくか」
つまり、
行動や選択の方向です。
ところが多くの場合、
意識はそこに向きません。
「まだ叶っていない」
「現実が変わっていない」
「どうして私は今この状態なんだろう」
この時点で、
意識が向いているのは願いではなく、
叶っていないという“状態”です。
悲観・嘆き・焦りが出てきたら、意識の向きがズレている
叶っていない状態に意識を向け続けると、
自然と次の反応が出てきます。
「なんで変わらないんだろう」
「私のやり方が間違っているのかな」
「このまま何も起きなかったらどうしよう」
この、
悲観・嘆き・焦り。
これらは感情の問題ではありません。
意識の向きが間違っているサインです。
そして、この状態こそが、
一般に「執着」と呼ばれているものです。
執着を手放すとは、意識の向きを戻すこと
ここで言われる、
「執着を手放せ」という言葉。
これは、
願いを諦めろという意味ではありません。
「叶っていない状態」を見続けるのをやめて、
行動や選択に意識を戻せ
という指示です。
何をすればいいか。
何を選べばいいか。
次に何を試すか。
意識がここに戻ったとき、
悲観や焦りは自然に減っていきます。
逆に言えば、
叶っていない状態を見続けている限り、
執着は消えません。
執着をどうにかしようとする必要はありません。
意識の向きを修正するだけで十分です。
なぜ、人は執着してしまうのか
ここまで読んで、
「執着とは、意識の向きの問題だ」
という点は理解できたと思います。
では、
なぜそもそも、
人は意識を間違った方向に向けてしまうのでしょうか。
答えは、
とてもシンプルです。
叶っている状態は、目の前にない
あなたが欲しいもの。
叶えたい状態。
それは今、
目の前にはありません。
逆に、
目の前にあるのは何か。
叶っていない今の状態です。
これは、
考え方や性格の問題ではありません。
人は、
目に見えているものを基準に考える
ようにできています。
「ない」は分かるが、「ある」は分からない
欲しいものが、
今、自分の手元にない。
これは、
誰でも一瞬で分かります。
一方で、
欲しいものが手に入った状態。
これは、
目に見えない限り、
はっきりとは分かりません。
だから意識は、
自然と「ない状態」に向きます。
そして、
そこを見続けることで、
悲観や焦りが生まれます。
これが、
執着の正体です。
「確実に手に入る」と分かっているときは、執着しない
ここで、
一つ分かりやすい例を出します。
限定品を買うために、
当日並ばなければならない場合。
買えるかどうかは分からない。
数も少ない。
他の人に取られるかもしれない。
この状況では、
不安になります。
一方で、
予約して購入する場合はどうでしょう。
商品はまだ手元にありません。
しかし、
手に入ることは分かっています。
このとき、
人は不安になりません。
「まだ届いていない」ことに、
意識を向け続けることもありません。
あるのは、
ワクワクだけです。
執着が生まれるかどうかの違いは、
ここにあります。
叶っていないからではありません。
手に入ると分かっていないからです。
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執着しないために必要なのは「確かな方法」に従うこと
ここまでで、
執着とは「意識を向ける対象を間違えている状態」だと説明してきました。
では、
どうすれば執着しなくなるのか。
答えはシンプルです。
「確かな方法」に従って行動すること。
考えないようにすることでも、
無理に前向きになることでもありません。
「この進み方で合っている」
そう言える状態を、自分でつくることです。
「確かな方法」は、引き寄せの原典にも書かれている
引き寄せの古典には、
願いを実現するやり方として
「確かな方法」という言葉が出てきます。
訳によっては、
「確実な方法」
「決まったやり方」
と書かれていることもあります。
ただし、
具体的な手順はほとんど書かれていません。
理由は単純で、
人によって状況が違うからです。
だから多くの人が、
考え方だけ集めて、動けなくなります。
僕がやっていたことは、特別なことではない
僕が引き寄せの中で意識していた流れは、
次のようなものでした。
・望む状態を思い浮かべる
・その途中で出てくる不安や焦りを解放する
・「そうなる」と腹を決める
・避けて通れないことから逃げない
派手なことは、
何もしていません。
ただ、
現実から目を逸らさなかった。
結婚を引き寄せたとき、「確かな方法」だった行動は一つだけ
当時の僕は、
鬱で寝たきりに近く、
ほとんど外出できない状態でした。
年齢的にも、
正直、結婚は無理かもしれないと思っていました。
それでも、
人とのつながりを完全には断たず、
SNSで知り合った人のイベントに参加しました。
そこに、
偶然、今の妻も参加していました。
交際が始まり、
何度かデートを重ねる中で、
年齢の話になりました。
そのとき僕は、
こう確認しました。
「この先も付き合うなら、
結婚が前提になるね」
これは、
結婚したいという気持ちを押し付けた言葉ではありません。
何年も結婚を考えずに付き合うことで、
彼女のタイミングを奪ってしまうかもしれない。
そのことに対する、
正直な申し訳なさから出た言葉でした。
結果的に、
それが一番大事な分岐点になりました。
その後は、
両家への挨拶をし、
婚姻届を取りに行き、
書いて、提出しました。
どれも、
結婚するなら避けられないことです。
引き寄せは、
欲しいものが突然現れる魔法ではありません。
欲しい結果に対して、
取るべき行動をすること
それが、
引き寄せにおける「確かな方法」です。
執着をやめるのではなく、向け先を正す
先に、はっきりさせておきます。
執着は、本来よい意味の言葉ではありません。
だから、
「執着はよくない」という説明自体は、
間違っていません。
ただ、
引き寄せの話になると、
ここで言葉の使い方が崩れます。
叶えたいことに意識を向ける状態まで、
すべて「執着」と一緒くたにされてしまう。
この記事では便宜上、
一般的に使われている言い方に合わせて、
それを「いい執着」と呼んでいます。
ですが、
実際に起きていることは、
執着ではありません。
執着になるのは「叶っていない状態」を見続けたとき
執着になるのは、
叶えたいものを考えているときではありません。
叶っていない。
まだ手に入っていない。
どうして自分にはないのか。
こうした「状態」に、
意識が向き続けたときです。
悲観や焦り、
嘆きが混じるのは、
意識の向け先がずれているサインです。
これは心が弱いからではありません。
目の前にある現実に、
引っ張られているだけです。
向けるべき意識は「叶えたいことそのもの」
意識を向ける対象は、
一つだけです。
欲しい。
叶えたい。
手に入れたい。
その対象そのものに、
意識を戻す。
今はない、
まだ足りない、
どうして叶わない。
そこへ意識が行ったら、
「違う」と気づいて戻す。
これが、
いわゆる「いい執着」と呼ばれている状態です。
正確に言えば、
執着ではなく、意識の向き直しです。
これは「確かな方法」の一つであって、行動の話ではない
ここで話しているのは、
行動ではありません。
動く必要も、
決断する必要もありません。
ただ、
自分は何を引き寄せたいのか。
それを、
ごまかさずに認めて、
何度でもそこに意識を戻す。
これは「確かな方法」の一つです。
引き寄せがうまくいかない人の多くは、
この段階で、
意識の向け先がずれたままになっています。
まずはここを、
正しく押さえる必要があります。
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まとめ
この記事では、
「執着はよくない」と言われる理由と、
その言葉が生む誤解について整理してきました。
まず前提として、
執着は本来、よい意味の言葉ではありません。
叶っていない状態に意識を向け続け、
悲観や嘆き、焦りに引っ張られている状態。
それが、執着です。
だから、
「執着はよくない」という説明自体は、
間違っていません。
ただし、
引き寄せの話では、
ここが混同されやすい。
叶えたいことを考えることまで、
すべて「執着」と一緒にされてしまう。
その結果、
考えるのをやめようとしたり、
忘れようとしたり、
意識を逸らすことが正解だと思ってしまう。
ですが、
問題は「考えていること」ではありません。
意識を向ける対象を、
取り違えていること
これが、
引き寄せがうまくいかなくなる原因です。
叶えたい対象ではなく、
叶っていないという状態を見続ける。
その状態が、
執着を生みます。
便宜上「いい執着」と呼ばれているものは、
実際には執着ではありません。
それは、
叶えたいことそのものに、
意識を戻し続けている状態
正確に言えば、
「意識の向き直し」です。
これは、
引き寄せの古典で言われている
「確かな方法」の一つでもあります。
ただし、
ここで多くの人がつまずきます。
なぜなら、
目の前にあるのは
常に「叶っていない状態」だからです。
意識は、
放っておくと、
どうしてもそちらに引き戻される。
これは性格の問題でも、
意志の弱さでもありません。
構造的に、
一人では修正しづらいだけです。
もし今、
「叶えたいこと」ではなく、
「叶っていないこと」にばかり意識が向いているなら。
一度、
第三者の視点で整理した方が早いです。
個人サポートでは、
あなたが本来見るべき
「叶える方向」に、
意識を戻すサポートを行っています。
一人で進めるより、
確実にズレを修正できます。
本気で流れを変えたいなら、
こちらから詳細を確認してください。
あなたが更に幸せになるために
今回の記事がお役に立てば嬉しく思います。
なお具体的な話はあなたが何を引き寄せたいかによって変わってきます。
具体的なご相談は引き寄せセッションにて承ります。
最後までお読みいただき有り難うございます。
感謝感謝
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