ワールドトリガー 219話の感想・考察【ネタバレあり】

今更ですが、最近ワールドトリガーにハマっています。

この記事にはネタバレが含まれています。

最近、最新刊の25巻を購入したので感想を書いていこうと思います。

敢て後ろから話数から載せていきます。

前回は220話でしたので今回は219話です。

ワールドトリガー 219話のざっくりとしたあらすじ ネタバレありです

諏訪7番隊の初勝利

諏訪7番隊では、修が特別課題に取り組んでいる間、残りの隊員で戦闘シミュレーションを取り組んでいた。今回の特別課題の問題は「B級ランク戦の各試合が、なぜ三つどもえ・四つどもえの形式で実施じっしされているか、その理由を考え、意見をまとめ提出しなさい」と言うものだった。この課題に対し修はまず三つどもえ・四つどもえの形式メリットを書き出して考えをまとめた。ある程度、自分の中で考えが出尽くしたので今度は1部隊チーム対1部隊チームの型式のでオエリットを考えてみることに切り替えて考えをめぐらせ始める。

人数差のある組み合わせでは当然人数の多い方が有利になり結果として勝つためには四人編成が必須となってくる。そうなればオペレーターの負担は大きなる可能性が出てくる。他には戦況を動かす要素が減るので編成や戦術が手堅いところに落ち着いてしまいどれも同じ試合展開になってくる。さらにそうなった場合に隊員の個々の能力差が結果に直結するので強い隊員の取り合いになってしまう。そうなると現状の自分達のように知り合いで部隊チームを組んだり、荒船隊のように偏った編成は試しづらい。

修が考えを巡らせていたとき、宇井が思わず歓喜の声を上げていた。ちょうど若村隊との戦闘シミュレーションが終了し初勝利を挙げたようだ。修は自分が参加しない方がいいのかもしれないというような表情をしている。香取も初勝利にもかかわらず少し不満げに表情を曇らせていた。どうも若村隊が弱すぎることが気に入らないらしい。初勝利に隠岐と宇井は三雲のアイデアのおかげであり伝達ミスが減ったというが、香取はあまり納得していない。そんな会話を聞いて自分も役に立てていると安堵する修に、諏訪は課題を終わらせて早く合流するよう三雲を促す。諏訪の言葉に、修はひとまず戦闘シミュレーションのことは気にしないで課題に集中するよう気持ちを切り替える。

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今回の特別課題のの意図

時刻が18時15分を少し回った頃、運営本部で城戸司令たち上層部が特別課題の採点を始めようとしていた。そこには実力派エリート・迅の姿もあった。根付は、今回の裏の意図である役割分担をどう処理した方ということから始めるために資料を開いた。資料によると特別課題を共有してから分担が決まるまでの時間が早い順に並べられている。課題の意図としてはどう揉めて、どう解決したかを知るための趣旨であったが下からの3・4部隊チームが少しグダついたぐらいでほとんどの部隊チームが素早く解決していた。鬼怒田は結果はいいが面白味がないと愚痴とも取れ言葉が口を継いだ。何人かは課題の裏の狙いに気づいたようだ。

古寺6番隊では特別課題が共有されたとき、木虎は今回の課題は自分がやっ流と名乗りを上げた。木虎の名乗りに古寺は理由を確認した。木虎は結論として「今回は『全員で決める』方針が逆にリスクになる」と判断していた。前日との取り決めと反するが、効率重視で行くべきだとさらに主張を続けた。古寺は木虎の提案を受け入れ特別課題を木虎に任せた。

こうした木虎の対応は審査官であるA級隊員からも評価が高い。

一方で揉めた部隊の隊長たちは減点の評価が少なからずあった。とくに真木理佐からの減点評価はキツイ。

なかには加点減点の評価が分かれた隊長もいるようだ。一通りの裏の評価を終えると城戸司令たちは本題の採点に入っていく。採点の要点は

  1. ランク戦の戦況を複雑化することで、鍛えられる要素や能力に言及している。
  2. ランク戦が1部隊チーム対1部隊チームだった場合のデメリットに言及している。
  3. 1、2の要素が防衛任務や組織の活動に関連づけられている。
  4. 1、2の要素が近界ネイバーフッド(遠征先)での活動や先頭に関連づけられている。

の4店で、それぞれ、視野の広さや具体施に応じて加点していく。

どの部隊も1と2については言及しているが、なかには解答に苦戦したものもいるようだ。城戸司令たちはそれぞれの部隊の評価をしていく。なかには防衛時の合同部隊の連携などが念頭に入っていることを林藤支部長は評価している。実際にガラプラの侵攻時にはそうした連携は不可欠だった。評価の中では修と王子はランク戦の運営そのもにも言及している。こうした点を踏まえ城戸司令たちは個別の内容に応じて採点を行なっている。

時刻が19時を回りこの日の戦闘シミュレーションと仕事時間は終了した。諏訪7番隊の戦績は2勝7敗1分という結果になった。最後の試合は勝って終われたことはよかった。香取は修のアイデアに疑問を呈するが、沖はこのアイデアのおかげで前半の5連敗が、後半は2勝2敗1分だと修をフォローする。時を同じくして二日目のスコアが諏訪のPCに送られてきた。

220話に続く

 

感想や課題の評価などは次ページです