引き寄せ実践塾

引き寄せ実践塾は、今まで、引き寄せ関連の書籍を読んでも、セミナーに参加しても引き寄せが起きなかった方に本当に引き寄せるために何を考え、どう実践していくかをお伝えし、引き寄せが起こせる習慣を身につけていただく場です。

願いを書いても現実が変わらない理由

願いを書いても現実が変わらない理由
スポンサードリンク

この記事を読むのに必要な時間は約 19 分です。

スポンサーリンク

願いを書いた。

やりたいことも、欲しいものも、きちんと言葉にした。

学びや手帳術も試し、続けてきたつもりだった。

それでも、気づくと予定表の中身は、先週とほとんど変わっていない。

そんな状態が、何週間も続くことがあります。

やりたいことはある。

動かしたい気持ちもある。

それなのに、予定欄に何を書けばいいのかで手が止まる。

「旅行に行きたい」と書いてみても、予定としては扱いにくい。

予定欄に書けるのは、「調べる」「予約する」のような、一行で完結する行動だけだからです。

このとき起きているのは、やる気や意志の問題ではありません。

多くの場合、願いを行動と時間に分ける手順が整理されていないだけです。

願いはあるのに、何をすればいいのかが決まっていない。

何をするのかが決まっていないから、いつやるのかも決まらない。

その結果、願いは増えていくのに、実際の行動は増えない状態が続きます。

これは失敗ではありません。

手順が途中で止まっているだけです。

この記事では、願いを無理に行動させるのではなく、

「願い → 行動 → 時間」という流れを、現実の中で扱える形に整理していきます。

読み進めるうちに、

「動けないのではなく、ここが決まっていなかっただけかもしれない」

そう感じられるポイントが、自然と見えてくるはずです。

 

スポンサードリンク

叶えたいことが、日常の中で進みにくかった理由

ここからは、「なぜ叶えたいことがあっても、日々の動きがあまり変わらなかったのか」を整理していきます。

多くの場合、原因は複雑ではありません。

願いが悪かったのではなく、途中の流れが止まっていただけということがほとんどです。

やりたいことを書いた。

考える時間も取ってきた。

それでも、予定表を見返すと、先週とあまり変わらない。

こうした状態は、珍しいものではありません。

同じところで足が止まっている人は、とても多いです。

書いた内容が、そのまま残っていた

ノートや手帳に書き出すところまでは、すでにできています。

頭の中にあったことを言葉にし、整理する段階までは進んでいます。

ただ、書いたあとで流れが止まることがあります。

ページは増えているのに、日常の中では使われていない状態です。

書いた直後は、少し前に進んだような感覚があります。

その分、「このあと何をするか」が決まらないまま時間が過ぎてしまいます。

結果として、

書いた内容はノートに残り、

予定や行動には反映されない、という形になりやすくなります。

スポンサードリンク

やりたいことが、今日できる作業に分かれていなかった

やりたいことや望んでいる方向は、はっきりしている。

それでも動きにくいときは、

「今日なにをするか」というところまで落ちていないことが多いです。

予定欄に書きやすいのは、

「調べる」「連絡する」「10分だけ見る」など、

一行で書ける作業です。

一方で、

「こうなりたい」「これを叶えたい」という言葉は、

そのままだと行動として選びにくいまま残ります。

ここで止まると、

「また時間ができたら」

「もう少し余裕ができてから」

という扱いになりやすくなります。

動けないのではありません。

作業の形になる手前で止まっているだけです。

やる内容が、予定の中に入っていなかった

やることが見えてきても、

それを「いつやるか」まで決めていないことがあります。

予定に入っていない行動は、

空き時間があればやるもの、という位置づけになります。

ただ、空き時間は毎日同じように出てくるわけではありません。

仕事や用事が重なると、そのまま一日が終わることもあります。

時間が決まっていない行動は、

日常の流れの中で後ろに回りやすくなります。

「いつ」「どれくらいの時間を使うか」が決まったとき、

行動は予定の中で扱われるようになります。

スポンサードリンク

ここまでの整理

叶えたいことが進みにくかったのは、

能力ややる気の問題ではありません。

・書いた内容がそのまま残っていた

・やる作業に分かれていなかった

・予定の中に入っていなかった

この流れの途中で止まっていただけです。

どこで止まっていたかが分かると、

次に手をつける場所も見えやすくなります。

このあとでは、

やりたいことを作業に分け、

それを予定に入れていく流れを、

もう少し具体的に整理していきます。

 

スポンサードリンク

叶えたいことが前に進むときの、共通した流れ

やりたいことや欲しいものを考えているのに、

日常の予定や行動はあまり変わらない。

そんな状態が続くことがあります。

このとき多くの場合、

願いが弱いわけでも、考えが足りないわけでもありません。

途中の流れが、どこかで止まっているだけです。

これまで多くの相談や事例を見てきて分かったのは、

叶えたいことが実際に動き出す人には、

ほぼ共通した流れがあるということでした。

書いた内容が、行動に使われる形になっているか

最初の段階は、

やりたいことや欲しいものを言葉にすることです。

ノートやスマホに書き出すところまでは、

多くの人がすでにできています。

ただ、書いた内容がそのまま残っていると、

日常の中では使われません。

「こうなりたい」「これを叶えたい」という言葉は、

方向としては十分ですが、

予定には入りにくい形のままです。

ここでは、

その内容を少しだけ具体的にして、

次に何をするかが想像できる状態にします。

今日やることとして選べる形になっているか

次に必要なのは、

書いた内容を、実際に手を動かせる形にすることです。

予定欄に書けるのは、

「調べる」「確認する」「10分だけ見る」など、

一行で終わる作業です。

この形まで落ちていないと、

やりたい気持ちはあっても、

どれを選べばいいか分からず後ろに回りやすくなります。

動けていないのではなく、

作業として選べるところまで決まっていなかった、

それだけのことがほとんどです。

その作業が、予定の中に入っているか

やる内容が決まっても、

いつやるかが決まっていないと、

日常の予定に押し出されてしまいます。

予定に入っていないことは、

「余裕があればやるもの」という扱いになります。

ただ、余裕の出方は毎日同じではありません。

そのため、予定に入っていない行動は、

気づくと先延ばしになりやすくなります。

短い時間でもいいので、

「この日にこれをやる」と決まると、

行動は予定の中で扱われるようになります。

ここまでをまとめると

叶えたいことが進みにくかったとき、

多くの場合は次のどこかで止まっています。

・書いた内容が、そのまま残っている

・今日できる作業に分かれていない

・予定の中に入っていない

この三つは、

別々の話ではなく、ひと続きの流れです。

どこか一つを整えるだけでも、

日常の動きは少しずつ変わり始めます。

このあとでは、

この流れを、手帳や予定表の中でどう使っていくかを、

具体的な形で整理していきます。

 

氣質別・やり方でつまずきやすいポイント

ここでは、氣質ごとに「やり方のどこで止まりやすいか」を整理します。

同じ努力をしていても、つまずく位置は氣質によって違います。

自分の傾向を知ることで、無理なく進める形が見えやすくなります。

月氣質のあなたがつまずきやすいポイント

  • 自分の願いが後ろに回りやすい
    周囲への配慮が先に立ち、本当にやりたいことの言葉が薄くなりやすい。
  • 他人のための行動が増え、自分の行動が選ばれにくい
    支える行動を優先するうちに、自分の一歩が空白になりやすい。
  • 自分の行動が予定の中に置かれにくい
    人の予定を先に入れるため、自分の行動が時間の外に出やすい。

止まりやすかったのは、優しさの向け先が常に外側になっていただけです。

火氣質のあなたがつまずきやすいポイント

  • 選択肢が多すぎて決断が遅れる
    情報を集めすぎて、どれを選ぶか決めきれなくなりやすい。
  • 順番を整えすぎて最初の一歩が重くなる
    最初から正しい流れを作ろうとして、動き出しが遅れやすい。
  • やる理由が浅いと優先度が下がる
    「なぜ今やるのか」が弱いと、他の予定に押されやすい。

動きにくさは行動力ではなく、やり方の噛み合わせの問題です。

水氣質のあなたがつまずきやすいポイント

  • その日の気分や雰囲気でやり方が揺れやすい
    行動の判断が空気に左右され、その日の流れ次第で手につきにくくなる。
  • 周囲を優先するうちに自分の枠が薄くなる
    調和を大切にするほど、自分のための時間や行動が後ろに回りやすい。
  • 丁寧にやろうとして着手が遅れる
    きちんと整えたい気持ちが強く、始めるハードルが上がりやすい。

続きにくさは、行動の境界が曖昧なままになっていただけです。

木氣質のあなたがつまずきやすいポイント

  • 考えすぎて最初の一手が決まらない
    全体や順番を確認するほど、どこから始めるかが後ろにずれやすい。
  • 行動は見えているのに予定が決まらない
    頭の中では整理できていても、「いつやるか」が定まらない。
  • 考えている感覚が進んでいる感覚に重なりやすい
    思考が深い分、同じ場所で留まっていることに気づきにくい。

止まりやすさは、行動と予定を決める段階が抜けていただけです。

金氣質のあなたがつまずきやすいポイント

  • 書き出したことで一区切りついた感覚になりやすい
    一気に整理すると満足感が生まれ、次の行動に進みにくくなる。
  • 行動計画が大まかで集中が続きにくい
    内容が具体でないと、手応えを感じにくく気持ちが散りやすい。
  • 予定を詰めすぎて崩れたあと戻りにくい
    一度ずれると、全体を立て直す気持ちが落ちやすい。

続きにくさは、楽しさが保てる組み方になっていなかっただけです。

土氣質のあなたがつまずきやすいポイント

  • 考えたことが予定に入らないまま残りやすい
    メモは増えるが、手帳は仕事や家の用事で固定されやすい。
  • 決め切れず、手帳に書く一文が定まらない
    雑に決めたくない気持ちが強く、確認で止まりやすい。
  • 予定を動かせず日常の並びが固定されやすい
    確信が持てないと手帳を触れず、同じ週が続きやすい。

進みにくさは、自分の予定を入れる決め方がまだ固まっていなかっただけです。

 

スポンサードリンク

無理なく現実を動かすための考え方

やりたいことはある。

考える時間も、調べる時間も取っている。

それでも、日常はあまり変わらない。

手帳を開くと、

今週も仕事や用事が並んでいるだけ。

自分のために使う時間は、結局どこにも入らなかった。

この状態は、珍しいことではありません。

多くの場合、問題は気持ちや考え方ではなく、

考えたことが、実際の一週間の中に置かれていないことです。


先に決めるのは「正しい考え」ではない

どれだけ考えても、

どれだけ理解しても、

予定に入らなければ、その週の中では起きなかったことになります。

現実が少しずつ動き始める人は、

考えを完璧にまとめてから動いているわけではありません。

先に決めているのは、

「これを、いつやるか」

「今日は、どこまでやるか」

この二つだけです。


最初にやることは、とても小さい

いきなり生活を変えようとしなくて大丈夫です。

まずは、今の一週間の中で動かせるところだけを拾います。

  • 今、頭から離れないことを三つまで書き出す
    きれいな言葉にする必要はありません。引っかかっていることだけで十分です。
  • その中から「今週やるならこれ」を一つ選ぶ
    正解かどうかは考えません。今の状況で選びます。
  • 今日できる行動を一つ決める
    調べる、連絡する、10分だけ手を動かすなど、実際にできる形にします。

この時点で、

計画が粗くても、気分が揺れていても問題ありません。

大事なのは、考えが「予定として置かれる形」になることです。


やりたいことが日常に入る人が共通して持っている視点

ここからは、

やりたいことを実際の生活に入れている人が、

共通して使っている視点を並べます。

今日は全体像だけで十分です。

1. やりたいことを一か所に集める

目標を決めるためではなく、今の関心がどこにあるかを見える形にします。

スポンサードリンク

2. 「やりたい」を「やる内容」に言い換える

予定に書ける一文になると、初めて行動として扱えます。

3. 似た行動をまとめる

行動が散らばらないだけで、毎週の負担は大きく下がります。

スポンサードリンク

4. 行動を時間の中に入れる

時間が決まっていない行動は、忙しい週ほど後ろに流れます。

5. 自分が止まりやすい場所を知る

迷いやすい場所が分かると、修正が早くなります。


ここまでで分かること

進まなかったのは、

意志が弱かったからでも、

能力が足りなかったからでもありません。

考えたことが、

行動になり、

一週間の中に置かれていなかっただけです。


一人で決めきれないときの選択肢

全体像が見えても、

実際の一週間に落とす段階で止まることはよくあります。

削るか。

入れるか。

どこに置くか。

この判断を一人で続けるのは、思っている以上に負荷がかかります。

個人サポートでは、

あなたの生活リズムを見ながら、

やりたいことが予定として残る形まで一緒に組みます。

個人サポートの詳細はこちら

考え続ける状態から、

動かせる状態へ。

必要なタイミングで使ってください。

 

このシリーズで伝える「願望行動学の5つの柱」

この連載は、

やりたい事や欲しいものを考えて終わらせる話ではありません。

それを、

生活の予定に入れて、

行動として実行できる形にするための連載です。

そのために必要な要素を、

願望行動学では五つに分けて考えます。

ここでは、

この先の連載で何を順番に揃えていくのか、

全体の枠だけ先に示します。


一つ目:やりたい事・欲しいものを書き出す

最初に行うのは、

今の自分がやりたい事、欲しいものを一か所に出すことです。

目標を決める作業ではありません。

思いついている内容を、そのまま並べます。

ここが曖昧なままだと、

何を進めるのかが定まりません。


二つ目:やりたい事を予定に書ける行動にする

やりたい事のままでは、

予定表には入りません。

この段階では、

やりたい事を「一行で書ける行動」に直します。

調べる。

連絡する。

比較する。

この形になって初めて、

予定として決められる状態になります。


三つ目:行動を増やしすぎない形にまとめる

願いが増えるほど、

やることも増えます。

すべてを別々に考えると、

予定を組む段階で負担が大きくなります。

ここでは、

同じ行動で進められるものを見つけ、

一緒に進められる形にします。


四つ目:行動を週の予定として決める

行動が決まっていても、

やる日が決まっていなければ実行されません。

この段階では、

平日や休日の中で、

どの日にその行動を入れるかを決めます。

予定に入ったものだけが、

その週の中で実行されます。


五つ目:氣質ごとの“引っかかり方”を知る

同じ流れをなぞっても、

人によって引っかかる場所は違います。

月・火・水・木・金・土の氣質ごとに、

弱くなりやすい工程が違います。

弱い工程が分かると、

やることが増えません。

直す場所が絞れます。


この五つが揃うと分かること

多くの場合、

なぜ上手くいかなかったのかを、

自分の言葉で説明できるようになります。

抜けていた工程があっただけです。

この連載では、

この五つを一つずつ揃えていきます。

次回からは、

最初の工程である

「やりたい事・欲しいものを書き出すところ」から進めます。

 

スポンサードリンク

まとめ

やりたい事や欲しいものがあっても、

現実が動かなかったのは不思議なことではありません。

多くの場合、

気持ちや考え方の問題ではなく、

実行までに必要な工程が途中で抜けていただけです。

この連載で扱っている願望行動学では、

実行までに必要な流れを五つに分けています。

やりたい事・欲しいものを書き出す。

予定に書ける行動に直す。

行動を増やしすぎない形にまとめる。

週の予定として決める。

自分の氣質に合わない工程を知る。

どれか一つでも抜けると、

やる気があっても行動は増えません。

逆に言えば、

抜けていた工程が分かれば、

直す場所は一か所で済みます。

次回からは、

この流れの一番最初である

「やりたい事・欲しいものを書き出すところ」から、

実際にどう進めるかを具体的に見ていきます。

あなたが更に幸せになるために

今回の記事がお役に立てば嬉しく思います。

なお具体的な話はあなたが何を引き寄せたいかによって変わってきます。

具体的なご相談は引き寄せセッションにて承ります。

最後までお読みいただき有り難うございます。

感謝感謝

引き寄せに関する疑問・質問・相談・セッション・講座の申し込みは下記フォームより気軽にメールください。


    About Auther

    コメントを残す