- 妻の意思を尊重して離婚を受け容れました。を追加しました
- 保護命令の退去命令の期間が過ぎました。を追加しました
- 妻から離婚調停申立書が届きました。を追加しました
- 妻が保護命令を申し立て理由を考えてみるを追加しました
妻と子供がDV避難シェルターに避難してから1ヶ月
2021.01.15に妻と子供がDV避難シェルターに避難してDV加害者更生プログラムを受講しながら1ヶ月が経った頃大阪地方裁判所から保護命令申立書が届き裁判所に行きました。
この時の僕はまだ、妻にも悪い部分があるという思いがありました。
そのため、僕自身も反論というか、僕の言い分を十数枚にもわったてA4用紙で答弁書を書きました。
その時は、まだ妻にも悪いところがあるから、保護命令が出ることもなく、妻と子供たちが返ってきてくれると本当に思っていました。
裁判所の判断は保護命令の発令
僕はその瞬間から、自宅を出ることになり、さらに6カ月の間、妻と子供たちに接触することが許されまれません。
ただ、裁判所も鬼ではないので、荷物の持ち出しなどについては猶予してくれるということになりました。
そこから必要なものを準備して実家に戻ることにしました。
人はすぐには変われない
当時僕は、DV加害者更生プログラムを1ヶ月は受講していたと思います。
僕の中で、妻に対して申し訳ないと思う部分とまだ自分を正当化している部分が揺れ動いている状態でした。
1ヶ月の間に僕自身に問題があったと自覚し、今後のことを考えつつも、妻にたいしても改めてほしいと思う部分もまだまだ残っていました。
前回のDV加害者更生プログラムを受けてからの心の変化で書きましたが、この時はまだ、DVの原因を妻のせいにしていました。
保護命令に対する不服申し立てはしない
裁判所の決定に不服があれば、一週間以内であれば不服申し立てをすることができます。
しかし僕はその一週間の間悩み、結局は不服申し立てをしませんでした。
理由は、何をどう言っても僕が妻に対して暴力をふるってしまった事実は消えません。
妻の心にも深い傷を負わせってしまったの紛れもなく僕自身です。
それに当時の僕ではまだ妻に原因を求めていた部分があり、裁判所の判断通り、暴力の再発があると考えられて当然だったと思います。
心配とつらい気持ちが残るがどうすることもできない
保護命令が出たことで僕の心にあったことは、妻のことよりも長女のことでした。
長女は今年、幼稚園を卒業し、小学校へ通います。
今現在も保護命令が発令されたので妻や子供たちの状況がまったくわかりません。
僕が今もこころにあるのは、長女は卒園式にでられるのか?小学校の入学の手続きは問題なくできるのか?
先日、父が自宅の様子を見てきたら、妻たちが戻った形跡はなかったらしい。
今もまだ避難シェルターにお世話なっているのかもしれません。
不安ばかりがつのる
妻たちと音信不通になってもうすぐ2ヶ月。
妻が今後どうしたいのかがわからないので不安だけがつのります。
そんな不安から、ネットを調べているとDV加害者に対する世間の見方をみているとDVをする奴が一方的に悪いように書かれています。
もちろん暴力をふるっているだから悪いと思います。
ただそれは必ずしも本人の性格や人間性に問題があるわけではないということ。
もちろんそんな人もいますが、DVをしてしまう人というのはDV加害者更生プログラムを受けてからの心の変化で書きましたが、その人の上質世界と現実とのギャップによっても生まれてしまうこと。
ぼくは自分を正当化したいだけなのかもしれませんが、DV加害者、DV夫という立場になって感じることが、被害者の心に寄り添う人はいるかもしれないが、加害者に寄り添おうとしている人があまりにも少なすぎるのではないかと思えてきます。
特に弁護士事務所のサイトをみていても、DVは直らないだとか、泣いて謝るのがDV夫の常套手段というよなことを書いています。
ですがDV加害者更生プログラムを受講して本氣でDVをやめやりなおそうとしている人もいます。
それはDV加害者のなかではそれはまだまだ少数なのかもしれません。
中にはDV避難シェルターに避難してきた人たちを洗脳させ、なにがなんでもDV加害者と別れさせようとしているところもあるというような記事もあったりします。
そうした記事を読んでいると、妻や子供たちやり直す機会を奪われてしまうのではと感じます。
それでも今は妻を信じ、自分はDV加害者更生プログラムを受講して二度とDVをしないようになるだけだと思います。
まとめ
保護命令が発令さると思っているよりも精神的ダメージを受けます。
それでも自分が相手に与えてしまったダメージに比べれ大したことはないのかもしれません。
DVをしてしまう原因は、人間性などもありますがいきつく先は自分の心が満たされているかいないかだけだと思います。
僕は妻の心に大きな傷を作ってしまいました。
あなたも相手に心の傷を作ってしまう前に気付いてください、もしくは、相手から大きな心の傷をつけられないよう対応してください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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