- 妻の意思を尊重して離婚を受け容れました。を追加しました
- 保護命令の退去命令の期間が過ぎました。を追加しました
- 妻から離婚調停申立書が届きました。を追加しました
- 保護命令発令から1ヶ月を追加しました
妻にとっては最善の選択
先日、DV加害者更生プログラムの中で、受講している人の相談に対するアドバイスがありました。
相手はあなたにNoを言っているわけではなく、最善の選択がその○○なんです。
というものだった。
自分に納得はいかなことかもしれないが、相手にとってはそれが最善の選択。
僕に向けられたアドバイスではなかったが、自分に置き換えてみた時になぜ妻は保護命令を申し立てをしたのかを考えてみた。
なぜ妻は保護命令を申し立てをしたのか?
妻がDV避難シェルターに入って一カ月が過ぎたころ裁判所から、保護命令を申し立ての書類が届いた。
DV加害者更生プログラムに通い始めてたとはいえまだ今ほど考え方が変わっていなかった僕は、妻に対してまたイライラした思いがあった。
しかし改めて今妻がなぜ妻は保護命令を申し立てをしたのかを考えてみると、理由は一つしか思い浮かばない。
妻は僕に会うことが怖いのだろうと思う。
妻は自分がDV避難シェルターに入るまでの僕しかしらない、当時の僕はDVをしているとみてめていない。
いきなり子供二人をつれ家を出て行った妻に対して僕が激怒していると恐らく今も思っているのだろう。
僕と会えば報復にまた暴力をふるわれるのでないかという恐怖があるのだろうと思う。
妻にそう思われるよりもそう思わせてしまっていることが辛い
原因は僕にあるのだから致し方ないが、妻が僕が報復するのではないかと思われているよりも、そう思わせるような行動をしてしまったことの方が今は辛いです。
改めてDVの原因となってたことを考えていくなかで、僕と妻の性格や僕の価値観というか偏見が妻を傷つけてしまっていた。
僕はどちらかと言えば細かく物事を気にする性格。
対して妻はどちらかと言えばおおらかであまり物事を気にしない性格。
この差を僕は頭ではわかっていけれど認めることが出来ていなかったのだと今は思う。
この差がDVになっていたと思う。
「保護命令発令から1ヶ月」で書いた食器を洗うことを中途半端にすることを例に挙げてみると、妻と僕の間に差が出来ます。
妻はその状態でも気にならい、しかし僕はその状態が気になる。
「保護命令発令から1ヶ月」ではそれが僕のストレスとなりDVになっていたと書いたが、ストレスになっていたのは僕だけではなかった。
家事を分担しようと二人で決めたなかで、食器を洗うこと妻の役割ということにこだわりすぎたがために僕は妻に小言を言ってしまう。
シンクに洗い物が残っていることが気にならない妻にとっては、小言を言われることはかなりのストレスだったのだろうと思う。
DVの本質は相手を支配しようとすること。その原因はあなたの中にしかない、相手が悪いとか、相手をどうにかしようと思っているうちはやめることはできないと気付く。
やることは小言ではなく自分がなぜ不快な思いをしているのかを伝えそれを解消すること
DV加害者更生プログラムを受けていろいろな考え方やどうすればいいかのアドバイスを受けて思ったのは、僕が不快に感じていることを妻に伝え、自分での洗い物を終わらせ不快を解消することだということ。
役割なのになぜ出来ない、しないと批判するよりもその方がよほど健全でお互いにストレスにならなかったしならないだろうと思う。
「保護命令発令から1ヶ月」でも書いているが、DVの多くは自分が不快に感じたことの責任を妻に転嫁し暴言や暴力として発散していた。
しかしDVは何も解決しない、むしろ状況は悪くなるだけだ。
こうしたなぜ自分が不快に感じているのか、それをどう解決すればいいかが見てくると不思議とイライラはしなくなってくる。
結局、自分の機嫌は自分でとるしかない。
まとめ
妻をここまで追いつめてしまったことを後悔している。
振り返ってみれば僕は妻や子供を自分の思い通りにしたかったことだと気付く。
そして思い通りにならないことにイライラしその責任を妻にぶつけた。
結果はもっと自分の理想とはかけ離れた状態にある。
相手を変えることはできない、自分が変わるしかない。
最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事があなたの気づきのお役に立てたならうれしいです。
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