- 妻の意思を尊重して離婚を受け容れました。を追加しました
- 保護命令の退去命令の期間が過ぎました。を追加しました
- 妻から離婚調停申立書が届きました。を追加しました
- 妻が保護命令を申し立て理由を考えてみるを追加しました
保護命令が発令されてから1ヶ月が経ちました
2021年1月15日に妻と子供たちがDV避難シェルターに避難してから2ヶ月。
2021年2月15日に保護命令が発令されてから1ヶ月が経ちました。
3月は長女の誕生日と卒園式がありましたがどちらもぼくは何もすることができないという状況です。
1ヶ月経過して思うこと
保護命令の中に自宅退去というのがあり、現在僕は、実家に居候をさせてもらっています。
ありがたいのは両親が健在だったので退去中の生活というか住むところは確保できました。
保護命令が発令され1ヶ月の間に思ったことというよりも、妻や子供たちと離れ思うことは、自分の心の中に妻や子供たちへの想いがあったのだということ。
例えばTVの番宣が流れた時などに、これは妻が見たいと思うような番組だから録画をしたほうがという思い。
買い物に出かけた時にこれは子供たちが好きなお菓子や、おかずということを思います。
そのたびに、喪失感を味わいます。
僕の場合は、特に長女の誕生日と卒園式というイベントを祝えないことがかなりの精神的ダメージでした。
長女が幼稚園に登園できていたのか毎日心配していました。(避難シェルターに入ると外出できないというようなことを書いているサイトもあったので)
DV加害者更生プログラムを2ヶ月受けての自分自身の反省
妻がDV避難シェルターに入ってすぐに僕は、自身がDV夫であると自覚し妻と離婚したくないという思いもありDVをやめることを決意しDV加害者更生プログラムを見つけプログラムに参加しています。
参加してから約2ヶ月が経ちます。
参加した初めのころは、妻にも悪いところはあると思っていました。
特に僕が妻の悪いところだと思っていたのは、
- 食器を洗うことを中途半端にする。
- 片づけをしない。
- するといいながらなかなか実行しない
の3点でした。
これらのことを詳しく書けばある意味、あなたからも同意を得られるかもしれません。
しかしそれでもDVをしてしまった僕が悪いことには変わりはありません。
なぜ僕がDVをしてしまったのか
妻ではなく僕の問題だった
僕が妻の悪いところだと思っていた
- 食器を洗うことを中途半端にする。
- 片づけをしない。
- するといいながらなかなか実行しない
の3点。
これらはすべて妻の悪いところではなく、僕の問題でした。
- 妻が食器を洗うのを中途半端にしていることを僕が不快だと思う
- 妻が片づけをしないことを僕が不快だと思う
- 妻がすると約束しながら実行しないことを僕が不快だと思う
ということです。
つまり僕がどうとらえているかという問題です。
価値観、性格のズレを許容できないことが不快感を生んでいる
妻と僕との価値観や性格の違いを僕が許容できなかったことがこの不快感を生んでいたのだと今は思います。
妻はどちらかと言えば大らかな性格ですが、僕はどちらかと言えば細かく拘りが強いほうです。
食器の洗浄を例にすると、僕は1日の終わりにシンクに洗いもが残っていることが気になりますが、妻は気にしません。
僕は床に物が散らかっていると嫌ですが、妻は生活に支障がなければ気になりません。
こんな風に僕と妻とでは僕が気にしている部分を妻があまり気にしないというズレがあります。
結婚してからもうすぐ7年の間に僕はこのズレがだんだんと許容できなくなってきたのだと思います。
しかしこのズレは僕だけのストレスではなかったかもしれません。
僕が細かく妻を注意することは妻にとってはストレスになっていのではないかと僕は思います。
不快に感じていたことのほとんどは自分で対処できた
僕が妻の行動を不快だと感じていた
- 妻が食器を洗うのを中途半端にしていることを僕が不快だと思う
- 妻が片づけをしないことを僕が不快だと思う
- 妻がすると約束しながら実行しないことを僕が不快だと思う
これらのことは、妻ではなく僕が自ら動いて対処していれば妻にDVをすることなどなかったことばかりです。
1日の終わりにシンクに洗い物が残っていることが嫌なのであれば僕が洗えば解決できていました。
片付けは、妻の私物などがあるので手出しはしづらいですが、妻にいるものいらないものを聞きながら僕が片づけをすれば解決できていました。
この2つ以外にも僕が自ら動いていれば、3つ目の問題が発生しないので僕は不快に思ことはなかったはずでした。
小さな面倒くさいを放置すると大きな面倒が起きる
ではなぜ僕は自ら動いてたいしょしなかったかと言えば、簡単な答えです。
自分がすることが面倒くさかった。
ただそれだけだと思います。
しかしこのちょっと面倒くさいを放置し続けたことがストレスになりDVになり妻がDV避難シェルターに入るという大きな面倒が起きてしまいました。
しかも僕はこの小さな面倒を妻に押し付けるように、家事の分担などを盾にして妻の苦手な家事をやらせようとしていました。
さらにそれをしない妻を責め、DVをしていたのだと思います。
DVの本質は相手を支配しようとすること
DV加害者更生プログラムで教わたDVの本質は相手を支配しようとすること。
僕は妻を支配し妻に苦手な家事をしようとしていました。
今思い返せば、家事だけでなく妻のためといいながら僕は妻を支配しようとしていたことが多々あったと感じます。
そしてそのほとんどの原因を突き詰めていくと、僕が不快や不安に感じるからというのが原因です。
僕が妻にしてきた良かれと思ってしていたことも思えば妻を支配しようとしていた行動だったかもしれません。
相手を思って何かをすることはとても大事なことです。
しかしそれが相手が望まないことであればそれは親切ややさしさではなくただのお節介に過ぎません。
まとめ
結局、僕がしてきた妻へのDVというのは僕自身の問題でしかなかった。
自分が面倒だからというくだらない理由のために僕はかけがえのない存在を傷つけてしまった。
自分の心の不安や不快感は自分で払しょくするしかない。
頭ではわかっていても腑に落ちてはいなかった。
この記事を読んだあなたとあなたのパートナーが僕のように取り返しのつかないことになる前に気付いてくれればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事があなたの気づきのお役に立てたならうれしいです。
感謝感謝