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この記事を読むのに必要な時間は約 15 分です。
- アメブロは“今”を伝えるSNS型、WordPressは“未来に届く”検索型
- 投稿スタイルも更新頻度や内容の深さで使い分けが必要
- アメブロで導入+ダイジェスト、WordPressで本編の併用運用が効果的
- 読者が迷わない自然な導線と続けやすい習慣が大切
「アメブロとWordPressの違いは何となくわかるけれど、投稿ってどう違うの?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実はこの2つは「読まれ方」や「投稿の役割」がまったく違うからこそ、書き方や続け方も変わってくるんです。
違いを知るだけで、あなたに合った発信スタイルが見えてきます。
この記事では、アメブロとWordPressの投稿スタイルの違いと、無理なく書き続けるための工夫をやさしくお伝えします。
アメブロとWordPressの「投稿の違い」とは?
「アメブロとWordPressって何が違うの?」と感じた方は、こちらの記事も参考になります。
投稿のしかたを考える前に、まずは「読まれ方」の違いを知っておくことが大切です。
それぞれがどんな特徴を持っているのか、わかりやすく整理してみましょう。
アメブロはSNS型=“今”を届ける場所
アメブロは「最新の投稿が目につきやすい」しくみになっています。
フォロワーのタイムラインや更新通知で届くため、投稿したその瞬間からアクセスが集まる傾向があります。
一方で、時間が経つと記事はどんどん下に流れていき、過去の投稿は読まれにくくなります。
実際にGoogleアナリティクス※1でも、アメブロからのアクセスは「SNS」として分類されます※2。
今この瞬間を気軽に届ける場所として、日常の小さな出来事や感じたことなどを投稿するのに向いています。
WordPressは検索型=“未来”にも届く場所
一方でWordPressは、検索して見つけてもらうタイプのブログです。
「〇〇 やり方」「△△ 効果」など、誰かが調べたときにヒットすることで読まれます。
つまり、いま読まれなくても、半年後・1年後にも検索から読まれる“積み上げ型”の発信なのです。
だからこそ、少し長めで、読みごたえのある内容が向いています。
「投稿すればすぐ読まれる」か「積み重ねで読まれる」かの違い
アメブロは「書いたらすぐ見られる」、WordPressは「コツコツと積み重ねていく」イメージです。
この違いを知るだけで、「どんな内容を」「どんなペースで」書くかが自然と見えてきます。
どちらが良い悪いではなく、それぞれの特性に合った使い方が大切です。
※1:Googleアナリティクスは、誰が・どこから・どれくらいあなたのサイトを見に来たかを確認できる、Googleが提供している無料のアクセス解析ツールです。
※2:アメブロの流入元分類について
Googleアナリティクスでは、アメブロからのアクセスは「Social(SNS)」に分類され、フォローや更新通知を介した“最新投稿”の閲覧が中心であることがわかります。
投稿スタイルの違いが発信のコツを変える
「なぜWordPressでも記事を書く必要があるの?」と感じた方には、こちらの記事も読んでみてください。
読まれ方が違えば、当然ながら「どんな投稿が合うか」も変わってきます。
ここではアメブロとWordPress、それぞれに適した投稿スタイルのポイントをお伝えします。
アメブロは短く気軽に。更新頻度が命
アメブロでは、投稿のボリュームよりも「更新頻度」が重要です。
「今日あったこと」「サロンでの一コマ」「感じたこと」など、話しかけるような投稿でOK。
写真1枚とひとことでも、あなたの人柄や日常が伝われば、それだけで十分に価値があります※3。
読者は“あなたの最新の声”を待っているという感覚で、気軽に投稿を続けてみてください。
WordPressは長めで丁寧に。キーワードがカギ
WordPressは、検索からたどり着いた人がじっくり読む場です。
だからこそ「悩みにこたえる」「具体的に伝える」内容が喜ばれます。
目安としては、見出しや箇条書きを交えて800〜1,200文字ほど。
慣れてきたら、2,000〜3,000文字を超える記事にも少しずつチャレンジしてみましょう。
ちなみに、今回の記事は5311文字です。
文字数が多いほど「伝えられること」も「信頼感」も増えていきます。
しっかり読まれる構成(見出し・改行・流れ)さえ整っていれば、長文こそファンを育てる力になります。
「どんな人に、どんな情報が届けられるか?」を意識して、タイトルや中身に検索されやすい言葉(キーワード)を入れてみましょう。
たとえば「アロマ 肩こり」や「自宅サロン リピート」などがその例です。
あなたの経験や想いが“未来の読者”を助ける記事になります。
「どちらでどう書くか」が変わる理由
アメブロとWordPressでは、読者が記事に出会う「きっかけ」や「読む目的」が違います。
アメブロの読者は「ブログランキング」や「いいね欄」などから何気なく訪れることが多く、
「とりあえず雰囲気だけ知りたい」「要点だけチェックしたい」という気持ちで読んでいます。
一方、WordPressの読者は「困りごとを解決したい」「もっと詳しく知りたい」という目的を持って検索してきます。
だからこそ、同じテーマでも、どちらでどう伝えるかを工夫することで、読者にとっても読みやすく、あなたにとっても伝えやすくなります。
アメブロでは“要点やきっかけだけをやさしく紹介する”。
そして「もっと知りたい」と思った方には、WordPress記事で深掘り情報を提供する。
このような設計にすることで、あなたの投稿が「興味を引く→信頼を育てる」流れにつながっていきます。
※3 気軽な発信はとても大切ですが、「ふんわり感」を出しすぎると読者との距離感がぼやけてしまうこともあります。
いわゆる“なんちゃって意識高い系”と思われないよう、共感や実体験をまじえてバランスよく伝えましょう。
アメブロとWordPressを両方活かす使い分け方
アメブロとWordPress、それぞれの特性を理解したら、次は「どう組み合わせて使うか」です。
実は、無理にどちらかに絞らなくても、両方をうまく活かすことで、自然に発信が続けやすくなります。
ここでは、僕自身が実践している「ダイジェスト→本編誘導」という運用スタイルをご紹介します。
アメブロ→短い導入&ダイジェストで興味づけ
アメブロでは「短めで軽く読める」ことがポイントです。
WordPressで書いた長めの記事の冒頭部分や要点だけを抜き出し、
「こんな記事を書きました」と紹介する感覚で投稿してみましょう。
読者が「読んでみたい」と思えるように、
・なぜこの記事を書こうと思ったのか
・この記事でどんな悩みが解決できそうか
を簡単に添えると、クリックされやすくなります。
“アメブロは興味の入り口”と考えると、気負わず続けやすくなります。
WordPress→深掘り・信頼を育てる“本編記事”
アメブロで関心を持ってもらったら、WordPressへ誘導して「詳しくはこちらへ」と案内します。
WordPress記事では、悩みへの答えや背景説明、体験談などをしっかり盛り込み、
読者が「ここに来てよかった」と思える内容を届けることが大切です。
見出しや箇条書きを使って読みやすく、伝わりやすい構成を意識してみてください。
この本編記事が積み重なることで、
検索から初めて来る人にも届きやすくなり、信頼の土台にもなっていきます。
実際にやってみてわかったメリットとコツ
この運用法は、僕自身も「無理なく投稿が続く」ことを実感しています。
毎回WordPress記事を全部アメブロに載せるのではなく、要点だけのダイジェストにすることで、
文章のボリュームも抑えられ、作業負担が軽くなるからです。
さらに、アメブロで読んで気になった方が「もっと詳しく知りたい」と思ったとき、
すぐに本編記事へ誘導できる設計にしておくと、スムーズに行動につながります。
“両方を活かして無理せず発信”は、忙しい個人事業にもピッタリの方法です。
本編へ自然に誘導する「導線設計」のヒント
せっかくアメブロからWordPressへ誘導するなら、「迷わずスッと進める流れ」を意識することが大切です。
読者はちょっとした迷いで離脱してしまうこともあるので、わかりやすく自然な導線を整えていきましょう。
アメブロでWordPress記事を自然に紹介するコツ
リンクを貼るときは、単に「こちら」ではなく、
“クリックする理由”がわかるひとことを添えるのがコツです。
たとえば、「詳しくはこちら」ではなく、
「肩こりがひどいお客様が、たった1回で楽になった理由はこちら」など。
リンク前に1〜2行の説明をつけることで、読者が内容を想像しやすくなります。
また、スマホでも押しやすいように、リンクは段落の最後に大きめに入れるのがおすすめです。
誘導率が上がる文章パターンとリンク配置
自然に誘導する文章の例として、
・「この記事の続きはWordPressで詳しく書いています」
・「体験談はこちらのブログで紹介しています」
といった、目的をはっきりさせる言い回しが効果的です。
リンクは記事の途中ではなく、最後のほうに設置することで、本文とのつながりが生まれやすくなります。
また、同じリンクを2回入れることで、見逃した読者にもチャンスをつくれます。
ひとつ目は導入の後、ふたつ目は記事の最後に、という形です。
WordPress側でも「また読みに来たくなる工夫を」
WordPressに来てくれた読者には、「ここに来てよかった」と感じてもらえるような記事構成が大切です。
たとえば記事の最後に「関連記事」や「LINE登録のご案内」などを入れておくと、自然に次のアクションにつながります。
僕自身は、アメブロを“きっかけの場”と捉えているので、WordPressからアメブロへ戻す導線はあえて作っていません。
どう設計するかは、あなたの発信スタイルや大切にしたい流れによって決めてOKです。
無理なく続けるための発信スタイルを見つけよう
ここまで、アメブロとWordPressの違いや使い分け方についてお伝えしてきました。
でも、「全部やらなきゃ」と思う必要はありません。
あなたの今のスタイルや得意なことを活かしながら、できるところから始めれば十分です。
無理に移行しなくてOK。今の強みを活かす
アメブロでの発信が得意なら、それをベースにしてOKです。
大切なのは「あなたが伝えたいことが、ちゃんと届いているかどうか」。
WordPressは“土台”として育てていく場所なので、焦らずじっくり育てていきましょう。
まずは今の発信スタイルの延長で、小さく始めるのが続くコツです。
「届け方」を知ると気持ちがラクになる
「発信がしんどい」と感じるのは、多くの場合「どう届ければいいのか」がわからないから。
今回お伝えしたように、媒体ごとの特性を知って「使い分ける視点」が持てるだけで、気持ちがグッと軽くなります。
書くこと自体は変えなくても、「どこで、どう届けるか」を意識するだけで反応は変わっていきます。
あなたの届けたい想いを、ムリなく伝えられる方法を見つけていきましょう。
「まずは併用してみる」もひとつの選択肢
「アメブロもWordPressも両方やるなんて無理…」と思うかもしれません。
でも、いきなり完璧を目指さなくて大丈夫。
まずは週に1回だけWordPressに記事を書いてみて、それをアメブロで紹介する。
そんな小さな併用から始めても、ちゃんと効果は出てきます。
あなたのペースで、あなたらしい届け方を育てていけば大丈夫です。
まとめ
アメブロとWordPressは読まれ方も投稿スタイルも異なります。
それぞれに合った書き方とリズムを整えることで、「続ける→読まれる→集客」のサイクルが生まれます。
アメブロで今を届けながら、WordPressで未来につながる発信を育てていきましょう。
今日から、あなたにぴったりの投稿スタイルを始めてみてください。
▼「WordPressって本当に必要?」と思ったら
まとめ
アメブロとWordPressでは、「投稿の特性」も「読まれ方」も大きく異なります。
それぞれに合ったスタイルで投稿することで、無理なく・効果的に発信が続けられるようになります。
アメブロは“今”を伝える場所として活用し、
WordPressは“長く残る発信”の場として育てていく。
この2つの特性を活かせば、あなたの発信がもっと届きやすく、もっと信頼されやすくなります。
そして何より大切なのは、「あなたが続けやすい方法」を選ぶこと。
最初からうまくやろうとしなくても大丈夫。
小さく始めて、少しずつ育てていけば、発信はちゃんと力になっていきます。
今日から、あなたらしい「届け方の工夫」を始めてみてください。