引き寄せ実践塾

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真剣に取り組むよりも夢中になろう

真剣に取り組むよりも夢中になろう

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

[アイキャッチモデル: 茜さやさん]

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もっと怖いストイックな人たち

グルハラの被害も精神的にはかなり苦痛になります。

しかしそれ以上に怖いのがストイックな人たちかもしれません。

ストイックな人というのは、自分だけでなく他の人にもストイックさを求める傾向があります。

ストイックな人というのは常に何事にも真剣です。

なぜストイックな人たちというのは常に真剣になってしまうのでしょうか?

ストイックってどういう意味

そのまえにそもそもストイックの意味をご存知でしょうか?

ストイック、アルファベットで書くとstoicとなります。

これを辞書で調べてみると

  1. ストア哲学(派)の 《古代ギリシャの哲学者ゼノン (Zeno) が創設した,苦楽超越の禁欲冷静を主唱する学派にいう》.
  2. 禁欲の; 冷静な.

となります。

日本での使い方は2の方が近いかもしれません。

なぜ2の意味になるようになったのかといえば、ストア哲学からきているのは次のような事からのようです。

 

真に善である徳は人間のうちにある。人間はその徳を自然と調和する生活のうちに実現できる。個別者としての人間が全体としての自然と調和することこそが重要なのだ。だから我々の生活にあっては、個別的な快楽や欲望を脱却して、全体としての自然の摂理に同化することが求められる。健康とか幸福、財産などは、自然に調和して徳を実現することに比べればどれも取るに足りないことである。人間はこうした世俗的な欲望から自らを解放することのうちに、真の自由を獲得できるのだ。

ストイックという言葉が「禁欲」を意味するように、ストア派の生き方が厳しい禁欲に支えられているのは、このような思想的背景にもとづくものである。ストア派の理想とする賢者は、現世的なものから超脱して、宇宙の摂理に乗っとって生きる。賢者のそうした態度は「アパテイア」と称され、現世への無関心と永遠への希求からなっている。

引用文中にもありますが、個別的な快楽や欲望の脱却という行為が所謂、禁欲という意味でストイックという言葉が使われ始めさらに日本では特にアスリートたちの間で目標に向かけて色々な誘惑に負けないで一途に打ち込むさまをストイックと呼ぶようになったのではないでしょうか?

ここでいう誘惑には手を抜きたいという思いなども含まれていると思われます。

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過度のストイックさが人を狂わせる

ストイックな人たちというのはわき目もふらずに目標に向かって一途に打ち込みます。

特にアスリートたちの世界では、団体そのものが目標の為にどんどんストイックになってきます。

結果としてチーム内でのパワハラや、行き過ぎた指導、かわいがりという名のイジメなどが常態化していきます。

なぜこんなことが発生してしまうのか?

これが類は友を呼ぶが悪い方向に働いた結果だという事なのかもしれません。

もともとはただストイックに勝つという事を追い求めていただけだったのだろうと思います。

そうした中でただ勝つ為に必要な練習量というものがあります。

しかし選手一人一人の力量や性格、体格、資質というものは違います。

そういった場合にそのレベルについてこれない人たちとうのは必ず出てきます。

このついてこれないレベルの人たちというのが出てきたとき「現代人を蝕む快感 負の感情・シャーデンフロイデの恐怖」でお伝えしたSNSで有名人をバッシングするようなコミュニティ内の異物排除の行動に出てしまうのだろうと推測できます。

さらに「人は鏡 あなたは相手に何を映してる?」でお伝えした自分の禁止している行為や自分の価値観の押し付けなどから、パワハラやイジメといった行動に出てしまうのだろう思います。

ただ当の本人たちは勝つという事にストイックになっているにすぎません。

真剣であるがゆえに、相手にもそれを求め、出来ていない事に対して負の感情が生まれる。

まさに負の連鎖です。

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