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もうあと3話しかないのにダイの大冒険の感想です
ダイのセリフの伏線回収に泣きそう
バラン編でダイが記憶を失ったときにゴメちゃんを見て「おいで、僕の友達になってよ」というセリフでゴメちゃんが泣いてダイに飛びつきます。
原作の当時もこの時点では、単純に自分のことを忘れてしまって悲しんでいるように見えるゴメちゃんでした。
しかしこの神の涙の回によって、ゴメちゃんがなぜあんなに涙を流したのかがわかります。
あの時のゴメンちゃんの涙、それは自分をこの姿にしたのは幼かったダイの「友達が欲しい」というささやかな願いを叶えたことによるもの
それさえも忘れてしまったことへの悲しみでした。
伏線と匂わせ、前振り、設定の違い
よくyoutubeやブログなどで、未回収な伏線というタイトルを見かけますが、こういうタイトルを見るたびに馬鹿なのか?と思っています。
伏線というのは回収されなければ伏線とは言えません。
さらに言えば視聴者や読者に気付かれた時点でそれはもう伏線ではありません。
伏線が回収されたあと改めてその場面を見た時に言われてみればという程度のものが伏線です。
多くの未回収伏線と呼ばれているモノは匂わせや前振り、中には前振りでも匂わせでもなくただの設定ということもあります。
匂わせでわかりやすく結局何だったのかわからないのがNARUTOの第2部開始早々の自来也がナルトに言った「あの術は使うな」というセリフ、結局何だったのか分からずじまいです。
ただアニメでは「あの力は使うな」になっていたらしいので、結局は九尾の力の解放だったのだろうと思います。
逆に素晴らしい伏線と匂わせだったと感じたのはワールドトリガーのB級ランク戦のRound8の三雲と烏丸の「勝った」というセリフにたどり着く流れ。
- 焼肉屋での犬養との三雲のトリオン量の話から新しい戦術はないというミスリード
- 玉狛支部での訓練でヒュースと遊真の連携による二宮対策
- 小南の修が二宮対策を考えている発言
- ヒュースのエスクードジャンプと生駒への隠し玉としてのバイパー
- 三雲のセリフ無しによるアステロイド(実際は追尾性の切ったハウンド、但し読者や視聴者には見分けがつかない)
全てが揃ったの修のハウンドによる二宮の撃破(止めは遊真)の流れ。
一つ一つは何気ない会話や行動に見えます。
しかし見返してみると全部が修の二宮撃破につながります。
更に演出として千佳がレッドバレットではなくアイビスの通常弾で辻を撃つという「ヒトを撃つこと」を克服するというおまけつき。
アニメではseason4に持ち越しになりましたが、試合終了後の、王子の「言われてみれば、なんで気がつかなかった」というセリフにつながります。
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誤植ではなく伏線だったのに誤植にされてしまった伏線(ネタバレ)
原作ではアニメでは表現できない文字による伏線がありました。
キルバーンがやられたときのピロロのセリフ「ダメだ、もう直らない」
本来傷を回復する場合は、治るなので、ピロロの「直らない」は間違いなのですが、原作の三条先生それでOKを出しました。
このセリフが最終回のキルバーンの正体につながってきます。
しかし文庫では「直らない」から「治らない」に修正されたそうです。
新装版は購入してないのでわかりませんがそこはどうなっているんでしょう?
戻ってたらいいな
ダイの大冒険の唯一の味方キャラの死
実はダイの大冒険で、味方キャラにおいて死亡したのはバランとゴメちゃんだけ。
そして物語の最初から登場していたのにも関わらず死亡したのゴメちゃんだけです。
原作を読んでいた当時は気付かなかったのですが、今思えばこの数話前には打ち切りというか終了が決まっていたのだろうと思います。
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残すところあと3話
98話、99話、100話をちょっと原作より予想してみようかと思います。
98話については恐らく、ダイの竜魔人化からバーンの鬼眼王化、99話ポップたちのバーンパレス脱出とバーンパレスの陥落そして傷ついたダイの前に現れる真魔剛竜剣登場。
100話 最終回は鬼眼王バーンを倒してエンディングへという流れではないでしょうか?
97話のにくい演出
今回、原作にはなかったシーンとして夕焼けを背景に天魔の塔という何気ないシーンがありました。
しかしよく見ると天魔の塔の両方にかかっている雲がまるで翼のように広がっています。
天魔の塔とこの雲がまるでゴメちゃんを表しているような演出。
原作にはありませんでしたが制作の方たちの拘りを感じました。