アメブロ WordPressに乗り換えたい人用の用語解説 ユーザーと設定編

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[アイキャッチモデル: 茜さやさん]

このブログは基本的に、メンタルセラピストやスピリチュアル系を仕事にしている方もしくはしたい方や個人事業主などの方で、ITが苦手な方を対象にしています。

この記事で伝えたいこと
  • アメブロとWordpressの項目はそこまでかけ離れていない
  • WordPressのどの項目がアメブロの項目と対応しているかを解説

[アイキャッチモデル: 茜さやさん]

WordPressに乗り換えたいけどと躊躇している人へ

アメブロからWordpressに乗り換えたいけれど、躊躇っている人が多くいます。

もしかするとあなたもその一人かもしれません。

WordPressを躊躇する理由の一つに専門用語がよくわからないということを耳にします。

今回はそういうあなたのためにアメブロとWordpessの言葉の比較をしてみました。

今回はユーザーと設定メニュー編です。


ユーザー

アメブロのプロフィールの設定が一番近い項目ですが、少し違います。

1番の違いはWordpressでは、一つのブログで複数のユーザーが登録できることです。

個人でお仕事をされている場合は、あまり重要な項目ではありませんが、もしあなたがスタッフを雇ってお仕事をされている場合は、同じIDではなく、別のIDを使ってブログを書くことができます。

また、後の項目で詳しく解説しますが、ユーザーごとに権限を振り分けることができます。

それでは、各項目の説明になります。

ユーザー一覧

あなたがお使いになるWordpressに登録されているユーザーを一覧で見ることができます。

見れる情報はユーザー名 、名前、メールアドレス、権限、投稿数です。

アメブロとの対応は次のとおりです。

WordPress アメブロ
ユーザー名 アメブロID
名前 ユーザー名
メールアドレス メールアドレス
権限 該当なし
投稿数 該当なし

各情報の説明は次の[新規ユーザー追加]で説明します


新規ユーザーの追加

個人でWordPressを運用する場合は、基本的に使う項目ではありませんが、知識としてわかっていないといけない項目です。

画面は下図のようになります。

ユーザー名(必須)

アメブロのアメーバIDにあたるものです。

半角英数でつけます。

また、一度つけたユーザー名は変更できません。


メール(必須)

登録する人のメールアドレスです。

パスワードの再設定時などに使われます。

名 姓

登録する人の姓と名です。

WordPressの元が英語使用なので、登録順序が名(ファーストネーム)、姓(ファミリーネーム)になっています。

なので、名、姓の順に入力する必要があります。

また、必須項目ではないので未記入でもOKです。


サイト

登録する人が別にサイトを運営などしている場合は、記入してもいいと思いますが、基本的に使わない項目です。

言語

WordPressを使う時に使用する言語を指定します。

基本的には変更する必要はありません。

英語表記で使ってみたいなら変更しても構いません。

パスワード

登録するユーザーのパスワードを設定します。

パスワードは登録時に自動で設定されますので、メモするか、独自で決めるかのどちらかです。

ユーザーに通知を送信

チェックを入れておきます。

権限

登録するユーザーに与える権限です。

管理者、編集者、投稿者、寄稿者、閲覧者の5つから選択します。

管理者

お使いのWordPressの全ての機能が使えます。

編集者

投稿や固定ページに関するほぼすべての権限があります。

管理者に次ぐ強い権限をもち、テーマ・プラグイン・各種設定やユーザー管理以外のすべての権限があります。

既存投稿、他ユーザーの記事も編集できるのであなたの代わりのスタッフに権限を与えたい時などに使います。

投稿者

新規投稿の作成と、自分の投稿の公開ができる権限です。

他人の投稿の編集はできません。

メディアのアップロードや編集はできますが、他人のメディアの編集などはできません。

投稿者は記事の投稿に特化した権限です。

この権限は、自分以外のスタッフにもブログを書いてもらうなどする時に使用してください。

寄稿者

この権限は新規投稿の作成はできますが、公開することはできません。

カテゴリを設定することはできますが、新規カテゴリを作ることはできません。

投稿の作成後は「レビュー待ちとして送信」し、公開には管理者や編集者の承認が必要になります。

自分以外のスタッフにもブログを書いてもらうなどする時にご自身で、記事をチェックする場合などに使います。

購読者

閲覧のみで、投稿の作成・編集はできません。

WordPressへのログインと、自分のプロフィールの編集ができます。

会員制サイトなどで購読者限定で記事を読んでもらう場合などに利用する権限です。

プロフィール

ログインしているユーザの情報を変更する機能です。

管理者の場合はユーザー一覧から他の人の変更も可能です。

変更できる項目は以下のようになります。

設定

WordPressの各種設定を行います。


一般設定

サイトのタイトル

アメブロの[設定・管理]-アメブロの基本設定にあるタイトル同じ項目です。

お使いのWordPressのタイトルを決定します。

キャッチフレーズ

アメブロの[設定・管理]-アメブロの基本設定にある説明と同じ項目です。

お使いのWordPressの全体的な説明を記入します。

WordPress アドレス (URL)

アメブロには存在しない項目です。

これはあなたがお使いのWordPressがインストールされているアドレス(URL)です。

基本的に変更する必要はありません。

サイトアドレス(URL)

アメブロには存在しない項目です。

これはあなたがお使いのWordpressが表示されるアドレス(URL)です。

基本的に変更する必要はありません

管理者メールアドレス

アメブロには存在しない項目です。

お使いのWordPressの管理者のメールアドレスを入力します。

基本はあなたのメールアドレスになると思います。

メンバーシップ

アメブロには存在しない項目です。

あなたのWordPressにだれでもユーザー登録できるようにするチェックです。

基本的にチェックは不要です。

日付・時刻の表示形式

アメブロの日付の表示方法になります。

ブログに表示される日付と時刻の設定をします。

週の始まり

アメブロにはない項目です。

1週間の始まりを日曜日、月曜日のどちらかを設定します。

1週間の集計をどちらか始めるかを決めるのにも使用されます。

投稿設定

投稿する時の設定項目です。

基本的に、変更する必要はありません。

メール投稿についても設定できますが、お勧めはしないので今回は割愛します。

表示設定

ブログの表示設定です。

ホームページの表示

あなたのWordPressのトップに表示する内容を設定します。

設定項目は最新の記事を表示するか、トップページ用の固定ページを作って表示するかを選択できます。

1ページに表示する最大投稿数

記事の一覧を1ページに何件表示するかを決めます。

大体10件〜15件ぐらいがベストです。

RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数

RSSの設定です。

特に設定を変更する必要はありません。

フィードの各投稿に含める内容

RSSで表示される内容の設定です。

こちらも特に変更する必要はありません。

検索エンジンでの表示

アメブロにない項目です。

Googleなどの検索エンジに登録させるかの設定をします。

チェックを入れるとGoogleなどに表示されないようにできます。

この項目はブログ立ち上げ時など未完成のサイトを表示させないようにする時などに準備時などに使用します。

ディスカッション

アメブロの[設定・管理]-コメントの設定にあたる項目です。

デフォルトの投稿設定

コメントの基本設定です。

投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる

この項目にチェックを入れるとWordPressは記事内に存在する全てのリンク先に対して自動的にピンバックを行います。※1

リンク先がピンバックを許可していた場合、リンク先のサイトや記事に対する言及が相手のコメント欄に表示されます。

要するに、リンク先にもコメントが投稿されるようなイメージです。

ただリンク先が多いと時間がかかることもあったり、スパムと扱われる場合もあったりすることが多いのでチェックは外しておくことをお勧めします。

他のブログからのリンク通知を許可する (ピンバックとトラックバック)

先ほどの設定とは逆で、あなたのブログがピンバックやトラックバック※2を受け付けるかの設定をします。

こちらは、チェックを入れておく方がいいかもしれません。

あなたの書いた記事を誰かが別のブログで取り扱ってくれた場合などにその記事のコメント欄に表示されます。

コメントの投稿を許可する

あなたのブログ全体でコメントの投稿を受け付けるかどうかの設定です。

また、記事ごとに設定をON/OFFも可能です。

その場合は、全体設定よりも記事の設定が優先されます。

※1.ピンバックは、自分の投稿からリンクした先のブログ投稿へ自動的に通知を送る仕組み。リンク先のブログにピンバックを受け取る機能がある場合のみに有効。

※2.トラックバックは、あるユーザーのブログの記事に対して、誰かが何か言及したことを知らせる仕組みを提供します。このとき元のユーザーの記事に対して明示的なリンクをもつ必要はありません。トラックバックにより、ブログのユーザーは、他人からの称賛や記事の改良、その他の改善を知るチャンスを得られる。ピンバックとトラックバックにより、ブログは相互に接続されます。学術論文末尾や教科書の謝辞と参照のようなものと考えてください。

 

他のコメント設定

コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする

これにチェックを入れると、コメントする方の名前とメールアドレスを必須にできます。

実際のところ、コメントが投稿される前に名前とメールアドレスを必須にしてもほとんどの正当なコメント投稿者は、名前とメールアドレスを記入してくれます。

ユーザー登録してログインしたユーザーのみコメントをつけられるようにする

これにチェックを入れると、あなたのブログの「登録ユーザーのみ」がコメントできます。

メンバー制のブログを運営する場合などに使えます。

コメント登録者がCookieを保存できるようにする。Cookieオプトイン用チェックボックスを表示します

これにチェックを入れると「次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する」というチェックボックスが表示されます。

Cookieというのは、ブラウザにWEBサイトから何かしらの情報を取得し保存する機能です。

これにチェックを入れると、”コメントしたWEBサイトと入力した名前・メールアドレス・サイトの情報”を紐づけてブラウザに保存されます。

そのため、他の記事を開いてもコメント欄には前回入力した内容が自動的に入力され手間を省くことができるようになります。

[n]日以上前の投稿のコメントフォームを自動的に閉じる

これにチェックを入れて経過日数 (例えば「14」日) を入力すると、公開日からその日数を経過した記事は、コメントの受け付けを停止します。

コメントを [n] 階層までのスレッド (入れ子) 形式にする

これにチェックを入れると、スレッド式コメントにすることができます。

入れ子にする階層の深さ (1~10) をドロップダウンメニューから選べます。

ただしスレッド式で表示するには、テーマがスレッド式表示に対応している必要があります。

一般に配布されているテーマをお使いの場合は配布元で対応方法をご確認ください。

1ページあたり [n] 件のコメントを含む複数ページに分割し、 [最後/最初] のページをデフォルトで表示する

これにチェックを入れると、コメントが複数ページに分割されて表示され、1ページあたりのコメント数が指定できます。

また、ページの順番を「最後」「最初」で指定し、各ページ内で古いコメントと新しいコメントのどちらを先に表示するかを決定できます。

自分宛のメール通知

この2つの設定で、投稿者や管理者が、コメントが投稿されたという通知を受け取るタイミングや、コメントがモデレーション(承認)のために保留されるタイミングをコントロールすることができます。

ちなみにここで書かれている「自分」という表現は、投稿者または管理者 (管理目的で使用されるメールアドレスを持つ人) を指します。

つまりあなたのことです。

コメントが投稿されたとき

これにチェックを入れると、コメントが投稿されるたびにその記事の投稿者にメールが送信されます。

多くのコメントが投稿された場合、投稿者のメール受信箱がいっぱいになってしまうことがありますのでご注意ください。

コメントを細かく管理したい場合は、チェックを入れてこの設定を有効にするといいでしょう。

コメントがモデレーションのために保留されたとき

コメントがモデレーション(承認)のために保留されていることを WordPress から通知したい場合は、このボックスをチェックします。

通知メールは、管理画面  設定  一般画面に表示されているメールアドレスに送信されます。

コメント表示条件

これらの設定により、コメント投稿のタイミングや方法をより細かく制御することができます。

コメントの手動承認を必須にする

これにチェックを入れると、ブログでコメント承認のための適切な権限グループに属するユーザーによるコメントの承認が必要になります。

スパムについては、下記の「コメントのモデレーション」オプションを参照してください。

すでに承認されたコメントの投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを承認待ちにする

これにチェックを入れると、コメント投稿者のメールアドレスが以前に承認されたコメントのアドレスと一致した場合はコメントが承認されます。

それ以外の場合、コメントはモデレーション(承認)のために保留されます。

ブラックリストに登録されているメールアドレス からのコメントは、ホワイトリストのステータスにかかわらずコメントが保留されます。

※「コメント内で許可されないキーワード」のテキストボックスに記載されているメールアドレスのこと

 

 

 


最後までお読みいただきありがとうございます。

今回の記事があなたの役に立ったなら幸いです。

質問疑問ございましたらコメント欄へお願いします。

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