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この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。
このブログは基本的に、メンタルセラピストやスピリチュアル系を仕事にしている方もしくはしたい方や個人事業主などの方で、ITが苦手な方を対象にしています。
- WordPressを公開するために最低限必要な固定ページとブログ記事を把握する
- 準備を進めるときの優先順位や進め方を理解する
- 完璧を目指さず、公開後に育てていく考え方を知る
WordPressを立ち上げたあと、どんなページや記事を用意すればいいのか迷っていませんか。
特に「全部がきちんと整ってから公開しないといけない」と思い込むと、準備が長引いてしまいやすいです。
ですが、実は最低限のページといくつかの記事がそろえば、安心して公開を始めることができます。
この記事では、固定ページやブログ記事の用意の仕方、優先順位、公開後の運営のポイントをやさしく解説します。
なお、この記事ではWordPressの初期設定(ブログタイトルの設定やテーマ選び、基本設定)が完了していることを前提に解説しています。
まだ初期設定が済んでいない場合は、まず先に設定を整えておくことをおすすめします。
詳しい手順は以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
WordPress初心者が最初にやる初期設定と安心の基本手順ガイド
WordPress公開に必要な固定ページを整える
WordPressを公開する前に、いくつかの固定ページを準備しておくことがとても大切です。
これらのページがあることで、訪れた方が安心してサービス内容を理解し、問い合わせや予約がしやすくなります。
すべて完璧に仕上げる必要はありませんが、最低限の内容を用意することで信頼感がぐっと高まります。
まず用意しておきたい基本の固定ページ
- トップページは、初めのうちは「最新のブログ記事を一覧で表示する」だけでも十分です。デザインに悩むよりも、まず公開を優先しましょう。
- 「メニュー・料金ページ」では、サービスの名前、詳しい説明、所要時間、料金、支払い方法やキャンセルポリシーなどを記載します。詳細が決まっていない部分は、わかる範囲だけ先に書き、後で更新すれば大丈夫です。
- 「お問い合わせページ」には、お問い合わせフォームを設置し、電話番号やメールアドレス、営業時間、定休日も合わせて掲載します。これにより、連絡方法が明確になりお客様の不安が減ります。
- 「プライバシーポリシー」は法律上必須のページです。ネット上にある雛形を参考にし、あなたのサロンに合う内容に置き換えて掲載しましょう。
これら4つのページを先に準備するだけで、最低限の信頼性を確保できます。プロフィールページもあると親近感が増しますが、書くのが難しい場合は公開後に追記すれば問題ありません。
固定ページはいつでも内容を更新できます。まずはシンプルでもいいので一通り作成し、あとから少しずつ充実させていきましょう。
ブログ記事は5本〜10本でもOK、本気なら20本以上を用意する
WordPressの公開前にブログ記事をしっかり準備しておくことで、訪れた方に安心感や信頼感を持ってもらいやすくなります。
「まだ何も書いていない状態」で公開すると、運営が止まっている印象を与えてしまうことがあります。
まずは5本〜10本の記事でも構いません。
最初から完璧を目指すより、無理なく進めることが大切です。
ただし、お仕事としてしっかり運営していく以上は20本以上の記事を先に用意する覚悟と責任感を持つことが必要です。
最初に20本を用意するのがおすすめな理由
5本や10本だけでは、サービス内容やあなたの想い、提供できる価値を十分に伝えきれないことが多いです。
20本程度の記事があれば、検索からの訪問も増えやすく、初めての方にも幅広い情報を届けられます。
さらに、たくさんのテーマが揃っているだけで「きちんと運営している印象」を持ってもらえます。
もし余裕があるなら、公開前に100記事程度を用意するのも効果的です。
100記事を用意するには3ヶ月ほどかかるかもしれませんが、焦って中途半端に公開するより、しっかり準備を整えることのほうが大切です。
ただし、数を増やすだけで内容が薄い記事を量産するのは避けてください。
1つ1つの内容が読んだ人の役に立つことを大切にしましょう。
書きやすいテーマから優先して記事を作る
ブログ記事は完璧に整えてから公開する必要はありません。
まずはサービス内容やお悩み別の活用例、店舗紹介など、書きやすいテーマから用意しましょう。
たとえば、サービスの詳しい説明や「肩こり・冷え性などのお悩み別の提案」は、あなたの専門性や想いが伝わる大事な内容です。
店舗やサロンの写真を掲載すると、初めての方も安心しやすくなります。
営業案内や予約方法の記事を用意しておくことで、お問い合わせへのハードルも下がります。
内容が薄い記事は避ける
余裕があれば、よくある質問、施術の流れ、使用する商材やアロマの紹介、季節のおすすめ、キャンペーンなども追加しましょう。
ただし、「こんにちはだけの記事」や「ブログをはじめました」といった内容が薄い投稿は避けてください。
これらは訪れた方の期待を満たせず、信頼性を損ねる原因になります。
公開後も加筆・修正できる
ブログ記事はいつでも加筆・修正が可能です。
ただし、「少しずつやればいい」という気持ちだけでは、集客や信頼を得るのが難しいこともあります。
5本〜10本の記事を用意して1週間程度で公開する方法。
20本以上を用意して1ヶ月程度で公開する方法。
100本以上を3ヶ月かけて準備し、万全の状態で公開する方法。
どれを選ぶかはあなたの覚悟次第です。
公開してからも記事を書き続ける必要があることを忘れないでください。
お仕事として真剣に運営するなら、最初の準備と今後の更新、どちらも本気で取り組むことが大切です。
公開後の運営でサイトを育てるポイント
WordPressを公開したら、それで終わりではありません。
公開後の更新や改善を積み重ねることで、サイトの魅力や信頼性がどんどん高まっていきます。
最初は不安に感じることが多いかもしれませんが、ポイントを押さえれば無理なく続けることができます。
定期的に記事を更新する
サイトを公開した後も、定期的に新しい記事を追加していきましょう。
理想は1日1記事の更新です。
もしそれが難しい場合でも、少なくとも週に1記事は継続的に公開することを目標にしてください。
記事の量を増やすことは大切ですが、薄っぺらい内容をただ埋めるだけでは意味がありません。
特にアメブロのような日記やポエムだけの記事は避け、サービスやお客様に役立つ情報を届けることを意識しましょう。
季節ごとのおすすめやキャンペーン、最近のお知らせなど、具体的で価値のある内容を積み重ねることが大切です。
更新が止まると「運営していないのかな?」と思われてしまうため、質と量のバランスを考えながら継続してください。
ページや情報を見直す
固定ページやプロフィール、料金案内も定期的に見直して最新の情報に更新しましょう。
サービス内容が増えたり、営業時間が変わったりすることもあります。
古い情報が残ったままだと、信頼性を損ねる原因になります。
更新履歴を記載することで「しっかり運営されているサイトだ」と感じてもらえます。
お客様の声やFAQを増やす
公開後にいただいた感想や質問をもとに、お客様の声やよくある質問のページを充実させていきましょう。
リアルな声は新しいお客様に安心感を与え、疑問を解消する助けになります。
許可をいただいたうえで、感想や写真を掲載するのも効果的です。
SNSやLINEと連携する
ブログ記事や最新情報をSNSやLINEでシェアすることで、見てくれる方が増えます。
記事を公開したら、投稿のリンクをお知らせする習慣をつけましょう。
最初は反応が少なくても、続けていくうちに認知が広がっていきます。
「ブログを更新しました」とだけ書くのではなく、簡単な紹介文を添えるとクリックされやすくなります。
アメブロから移行する場合の進め方
これまでアメブロで記事を書いてきた方は、その経験を活かしてWordPressを充実させることができます。
最初に用意する記事は、アメブロで特に人気があった記事を選びましょう。
アクセスが多かった記事や読者の反応が良かった内容を優先的に移行すると、最初から役立つ情報が揃いやすくなります。
移行時に記事をブラッシュアップする
記事をそのままコピーするだけではもったいないです。
移行のタイミングで内容を読み直し、情報を加えたり写真を新しく差し替えたりすることで、記事の価値をさらに高められます。
タイトルも検索で見つけてもらいやすい形に見直しておくと効果的です。
移行でも100記事を用意できる
アメブロにたくさんの記事がある場合、公開前に100記事以上を移行して整えることも可能です。
このときも、ただ移すのではなく必ず内容を見直して品質を高めることが大切です。
「質の高い情報を届ける」という意識を持ちながら、WordPressを育てていきましょう。
AIを活用して記事を整え質を高める方法
WordPressの記事作成は「自分一人で全部考えないといけない」と感じる方も多いですが、今はAIを活用することで大きな負担を減らせます。
AIを上手に使えば、記事の書き方や構成、言い回しの調整まで幅広くサポートを受けることができます。
ここでは、AIを活用して質の高い記事を作り、効率よく準備を進める方法を紹介します。
AIを使えば100記事もスムーズに作れる
ChatGPTのようなAIツールを活用すれば、文章をゼロから考え続ける必要はありません。
テーマや見出しを指定すると、自然な文章のたたき台をすぐに作成できます。
これにより、100記事の準備も現実的な目標になります。
特に時間が限られている場合や苦手意識が強い場合、AIはとても心強いパートナーになります。
読みやすい構成を意識する
記事を書くときは、ただ文章を並べるだけでは不十分です。
アメブロのように見出しがなくダラダラと書くのではなく、WordPressではh2(大見出し)やh3(中見出し)をしっかり活用することが基本です。
見出しを入れることで内容が整理され、読者が必要な情報にすぐたどり着けます。
無駄な改行も避け、整ったレイアウトを心がけましょう。
質を優先することが大切
AIを活用すれば大量の記事を短期間で作ることもできますが、数を増やすことだけが目的ではありません。
内容が薄く読み応えがない記事を増やしても、信頼や集客にはつながりにくいです。
一つ一つの記事に「読んでよかった」と思ってもらえる情報を盛り込み、質を大切にしてください。
AIの提案をそのまま使うのではなく、自分の言葉や経験も加えて、あなただけのオリジナルな記事に仕上げる意識を持ちましょう。
ここまでの準備が整ったら、いよいよ公開するタイミングです。
いよいよ、初期設定で「検索エンジンがサイトをインデックスしない」に入れていたチェックを外す時です。
管理画面で「設定」→「表示設定」を開き、「検索エンジンがサイトをインデックスしない」のチェックを外して保存してください。
この設定を解除すれば、あなたのサイトが正式にインターネット上に公開され、多くの方に見てもらえるようになります。
まとめ
WordPressを使ってサイトを立ち上げるとき、最初にどこまで整えればいいのか悩む方は多いです。
しかし、完璧を目指すより「最低限の準備を整え、一旦公開する」ことが一番大切です。
固定ページはトップページ、メニュー・料金ページ、お問い合わせページ、プライバシーポリシーの4つを優先して用意しましょう。
ブログ記事は最初に5本〜10本を用意し、可能なら20本以上、さらに本気で取り組むなら100記事の準備を目標にしてください。
移行の場合はアメブロで人気だった記事を選び、必ずブラッシュアップしてから公開することが大切です。
記事の量を増やすだけでなく、h2やh3を使った整理された構成に整え、読みやすさを意識しましょう。
AIを活用すれば、記事の下書きや構成作り、ブラッシュアップもスムーズに進められます。
ただし、AIの提案をそのまま使うのではなく、あなた自身の経験や考えをしっかり盛り込むことが信頼感につながります。
公開後は定期的に記事を更新し、情報を最新に保つことが大切です。
理想は1日1記事の更新、難しければ週1記事を目標に続けましょう。
どのステップも一度に完璧を目指す必要はありませんが、目標と覚悟を持つことが成功への近道です。
あなたのサイトが、多くの方にとって価値ある情報を届ける場所になりますように。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回の記事があなたの役に立ったなら幸いです。
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